願いは叶うと　祈れば叶うと
そう言ったのは　あなただった
私は必死に祈ったけれど祈りは誰にも届かなかった

Ａｈ・・・なんて不毛な行為なんだろう
Ａｈ・・・私は誰に祈ればよかったんだろう

泣いていいんだよね・・・？
泣いていいんだよね・・・？


『幻想』にサヨナラ
『綺麗事』にサヨナラ

私はもうやめるの
傷つくのは　私でしょう・・・？

でも・・・本当は全部知っていたの
叶わないと知って祈ったの・・・

だって　
信じなきゃ　信じてくれないでしょう・・・？

そう言って　誰よりも自分のコトは
知らないの

助からないのなら　全て　
この手で消し去ってしまいたい・・・

泣かないでいいよ・・・
泣かないでいいよ・・・

『夢幻』にＧｏｏｄ−ｂｙe
『刹那』にＧｏｏｄ−ｂｙe

泣きそうな顔で
何も　言わないで・・・
私は未来に　囚われたくないの・・・・・

Tears of　Resistance [57]-273＠管理人 [ Mail ] [ HOME ] 2004年09月26日 (日) 19時00分 それは、まるで子供の泣き方だった。 今思えば、あの涙に何の意味があっただろう。 今思えば、あの涙で何が生まれたのだろう。 僕は昔から、そうだった。 一番大切な人を、涙を流すことで困らせた。 僕が泣けば、大切な人が泣いてくれる。 そんな子供じみたスタンスで。 何かに抵抗していたかった、僕のささやかな涙。 今思えば、と考えるその傍らで。 今、あんなふうに泣けたら、と思う自分がいる。 僕は、もう簡単には泣けない。 もう、泣いてばかりじゃいられない。 それでも思い出す、あの頃の僕を。 一生忘れることはできない。 一生忘れることなんて、きっと無い。 子供じみた抵抗を繰り返し。 少しづつ大人になっていくことを。 貴方と、見つけたから。