| [304] 13人の王子物語 |
- 旅人ケン - 2006年11月08日 (水) 17時01分
ある果物王国で13人の王子が居ました。
1人目は、葡萄王子、頭が良く、時に腹黒い、芸術・美術を愛する王子
2人目は、蜜柑王子、過去に悲しい人生だった王子
3人目は、マンゴー王子、礼儀正しい王子
4人目は、バナナ王子、癒しの王子
5人目は、桃王子、汚れ無き純粋な心を保つ、無邪気な王子
6人目は、苺王子、仲間思い、正義感と責任感を持つ正義の王子
7人目は、チェリー王子、顔は、綺麗だけど中身は、いたずら的な王子
8人目は、柿王子、外見も美しく性格も良いが葡萄とよく喧嘩する王子
9人目は、梨王子、可憐でかなり人気がある気高い王子
10人目は、スイカ王子、情熱的、自分が大好きな王子
11人目は、メロン王子、爽やか、スイカに勝負を挑まれる
12人目は、ライチ王子、寂しがり屋な王子
13人目は、林檎王子、傷つけやすい王子で普段は、黙っている
その13人の王子は、学園だと13人の王様みたいな存在である
第1話：「喧嘩」
葡萄：「僕の方が先だ」
柿：「俺様の方が先だ」
バナナ：「二人とも、落ち着いて」
苺：「お前等、また、喧嘩していたのか・・・・」
メロン：「『犬猿の仲』と言う仲かな?」
苺：「いや、『ドラゴンとタイガー』ぐらいは、仲が悪いよ（悩）」
バナナ：「いつも、喧嘩してばかりな二人・（悲しい顔している）」
蜜柑：「そんな喧嘩ばかりの人生で楽しい・・・・? 二人とも」
葡萄：「楽しくないに決まっているだろ・・・・・」
蜜柑：「そうだよね、人を憎んでも、自分の為にならない
幸せになりたいなら人を愛することが大切だ
憎しみは、汚れた心でいつまでも、そこにいたら
君達の良い性格が無くなってしまう
君達の幸運を祈るよ
例え、君達が僕を裏切っても君達を憎まない」
苺：「蜜柑、13人の中で良い人は、蜜柑が一番、良い人だよな」
メロン：「うん、確かに中でも、一番、優しい人だよね」
苺：「人の為なら自分が傷ついても・・・相手を守る人だよね」
バナナ：「悪い方だと君の為なら僕は悪になるって言いそうな人だね」
苺：「うん、それに蜜柑って邪魔者を消すこと得意だろ?」
バナナ：「うん、そうだね 一番、敵にしたくない人だよね」
メロン：「それに一番、怒ったら怖い人だ」
葡萄：「柿君、僕が悪かった ごめんね」
柿：「いや、俺様こそ、悪かった ごめんな」
苺：「お前等、もう喧嘩するなよ」
葡萄：「うん」
蜜柑：「喧嘩をして仲直りすると前より仲が良くなることもあるね」
柿：「気のせいか、俺様だけセリフが少ないのは、何故だ」
蜜柑：「大丈夫、『第5話と第7話』にセリフが多いから大丈夫」
苺：「では、次回は、第2話『蜜柑の悲劇』です♪」
葡萄：「お楽しみ」
苺：「『第2話」』は、蜜柑の6歳の頃のお話です」
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