| [262] リレー小説 ヒナギク奮闘記I |
- トマト - 2006年08月07日 (月) 14時09分
第十話「嵐再び…。」
私、ヒナがなやんでること分かっちゃったかも 分かっちゃったかも
「ええー!!何で!!!」 「何でって言われてもねぇ。しいていうなら顔にでやすいとか?」
最近、私分かりやすいのかしら…。 前も似たような事を言われた記憶が。
「私達友達なんだしいつでも相談してよ?」 「ありがと。でも今は一人にしてくれる?自分とむきあいたいのよ。」 「そっ。またね♪」
華月と分かれて考えた…。 いままで私ってひどいことばっかり言ってきたのかしら。 あーもー!考えれば考えるほど自分が腹立つ!!
ドンッ
誰かにぶつかっちゃった。 うん、とりあえず考えるのはあとにしよう。
「すみません。ぼーっとしてて…。」 「別に。私も悪いし。でも今度からは気をつけたほうがいいんじゃない?」 「は、はいっ。(何で説教されなきゃいけないのよ!)」
そう思って顔を見たらどこかでみた顔だった。
「えーと…。どこかであったことありません?」 「そりゃそうでしょ。同じ学校なんだし、生徒会長さん。」
ひらめかない…。思い出せない…。 ぴくっ!!思い出した!!!
「あなた西園寺さん!?」 「そうですよ。」
なんで休みなのにこんなただの道路にいるの?音楽の勉強でどこかに行くんじゃないんだっけ…?
「生徒会長…。それはこの道路侮辱してるんじゃないの。」 「まあね。(ってまた心よまれてるー!)」 「音楽についてはまだまだ先です。だから暇つぶしにジャンプ買いに行くのは駄目なんですか。」 「別に個人のかってだけどね。」
てか何でいつも心読まれるのー!! しかもお嬢様なのにジャンプ…?
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