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[181] ハヤテの覚悟T
ありさ - 2006年07月04日 (火) 16時55分

第一話「ハヤえもん」
「ハヤテ〜ドラえもんがやってるぞー!」
ナギは、アニメを見ながらハヤテを大声で呼びかけた。
「お嬢様ったら、又アニメですか。今日は金曜日だからドラえもんとクレヨンしんちゃんの日ですね〜」
ハヤテは新聞紙を見ながら答えた。
「それにしても、懐かしいですね〜。あんまり見てはいないので懐かしく思えますよ〜」
「私も同感だ。漫画しか描いていないのでな」
ドラえもんを見終えてハヤテは、今日は早めに寝た
「明日もがんばるぞぉ〜・・・・・・・」
その夜ハヤテは夢を見た。
『あれ、ここはどこだろう・・・』
ハヤテは、まっすぐすたすたと歩いていった。
『あれは、何だ?』
どうやら誰かが泣いてるようだ。
「びえぇぇぇぇん!!」
ハヤテはその子に話しかけた。
「どうしたの?」
「また、いじめられたぁああああ!!!」
その子の声は、どんどん大きくなっていった。
ハヤテは、ポッケのなかに飴が入っていたのでそれをその子にわたした。
「いる?」
「・・・・うん」
泣きやんでハヤテはほっとした。
「あ!泣き虫のび太がここにいるぞ!」
・・・のび太・・・?
ということは僕は・・ドラえもんの世界に入ってるって言うこと?
「おにいさーん!助けてよぉーー」
「えっ!?うっうん分かった」
でも、あんな小さい子をなぁ・・
「ん?なんだぁ〜そいつは〜」
ハヤテは勇気を出して怒った。
「こらっ!君たち!弱い子をいじめるな!お母さんたちに電話で言いつけるよ!」
いじめていた子達はすぐさま帰っていった。
「ありがとう・・・」
「いいよ、いいよ・・・じゃあね」
「あっあの!」
「何?」
「おっ、お名前は?」
「ハヤテです!」
ハヤテは夢の中でそういった後に目が覚めた。
「夢か・・・」
ハヤテは、いい夢を見たのか悪い夢を見たのかが分からなかったという・・
続く



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