| [156] 僕の日常T |
- ダイゴウジ・ガイ - 2006年06月30日 (金) 01時17分
第一話 「日常」
目覚まし時計が鳴り、目がさめた。5時55分、少し寝過ぎたかなぁ? やぁ初めまして!僕は綾崎ハヤテって言います。ヨロシクね!今は 借金取りから助けてもらった女の子の家で執事をやってるんだ。 しかもその女の子が借金を肩代わりして全額返済してくれたんだよね だから僕はその女の子に借金を返そうと毎日頑張ってるんだ!! まぁ、元々・・・・・僕の借金じゃないんだけどね・・・・・・ って話しはまた今度で良いかな?聞く方もキツイと思うけど言う僕の方もね・・・・・・・・ とりあえず、執事の仕事って言うのは、朝の早くから始まるんだ。 僕は急いで顔を洗い、歯を磨き、服を着た。執事服だよ、結構カッコイイから気にいってるんだ。おっと、こんな話ししてる場合じゃないね 僕は部屋を出て、意気込み、仕事を初めようとした。
「あら、おはようございますハヤテ君、早いんですのね」
「あっ!マリアさん!!おはようございます!」
この人はマリアさんって言うんだ。すっごく美人で優しい人だ。 僕の執事服を作ってくれたのもこの人なんだ。
「よお!ハヤテ!今日も頑張ろうぜ!!」
「アキトさん、ハイ!おたがい頑張りましょう!」
この人は大道寺彰人さん(だいどうじあきと)マリアさんと同い年で、 マリアさんと同じ頃からこの屋敷にいるらしい、執事の能力もだけど この人は剣の腕前がスゴイんだ!!「暁」って名前の名刀も持ってるしね、頭も凄く良くて、顔立ちがとってもキレイな人なんだよ、男だけどね・・・・・・・・・・
「ああ、ハヤテあと少ししたら、ナギを起こしに行ってくれるか?」
そのアキトさんが、僕に声をかけてきた、珍しく頼み事だ。
「お嬢様を、ですか?」
「ん?ああ今日くらいちゃんと学校に行ってもらわないとコッチも困るしな、お前からも言ってやってくれないか?」
確かに、お嬢様は最近学校にも外にもロクに出てない、よ〜し! あのアキトさんからの頼み事だし、お嬢様のためにも僕が行って来よう!!
「ハイ!わかりました!これも仕事ですから!!」
僕は勢い良く駆け出して行った。
第一話 「日常」 続く
何となく気まぐれで載せましたが実はこの僕の日常は元祖未来への道標なんですね、アキトの登場はもうこのあたりから決定しておりマリアの出番が通常よりも多い物になっていました。 今思い返せば、全部屋敷編なんですよねこの「僕の日常」は この頃からハヤテがナレーションをすると言う事も決定しておりました。しかし私が短編を書こうとするとどうしても長編になってしまう 悲しいですね(笑)未来への道標も二十一話を載せ後十九話と言う所まで来ました。これも皆様の応援のおかげだと思っております。 それではまたお会いしましょう。2006年6月30日、残酷な天使のテーゼを聞きながら。

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