| [144] 運命の歌U |
- ありさ - 2006年06月28日 (水) 16時45分
第2話「記憶喪失!?」 「ねえ!君、大丈夫!?」 その女の人は突然倒れだした。 熱い・・熱だ。しかも凄い高い熱! 僕たちは、その人を連れて家に帰った。 「この子・・大丈夫かしら・・」 「たぶん・・・でもなんであんなところであの歌を・・」 「ねぇ、おにぎり後で食べよ。持ってきたんだ。この子も、おきたとき喜ぶかもしれないよぉ!」 「そうだね・・・」 美希は、どんなときでも前向きだ。 少しうらやましい。 「う・・・うーーん・・・」 「おきたっ!?」 僕と美希いっせいに声を出した。 「・・・・・・こ・・ここは・・・?」 目が覚めたようだ。 「大丈夫?君、凄い熱だったからここまで連れてきたんだよ」 「熱・・?」 「うん。ところで、君、名前は?」 「名前・・・・名前・・・?・・分からない・・」 「えっ!?もしかして、記憶喪失!?」 「記憶・・・・?・・たぶん・・それかもしれない・・」 僕は、あ然とした。 でも、僕もこの子も同じかもしれない・・ だって僕も・・・あまり何も覚えてないからだ。 「その前に、おにぎり食べない?わたしの手作りなんだ!あなたも食べてよ」 「おにぎり・・・?」 僕たちは居間に行った。 「へぇ・・・結構いいとこじゃん」 美希はおにぎりを出した。 「味は、いいけど・・形がなぁ・・」 「なによぉ!悪いかしら?」 「・・・・ねえ、君も食べたら?」 ボーっとしているこの子に声をかけた。 「じゃあ・・・いただきます・・・」 その子はおにぎりを食べた。 「おいしい・・・」 その子は、まるではじめて食べるかのような感じだった。 「おにぎり・・・たべたことないの?」 「・・・・うん・・・あんまり覚えてなくて・・・」 「そんなに、感激するほどかなぁ?」 僕は、美希ににらまれた。 「すっ・・・すいません・・・」 僕は、少し小さくなった。 「ところで・・この子どうする?」 「名前も分からないんじゃなぁ・・・」 僕は、思った。 「『由佳』は・・?」 「・・・由佳・・・・?」 僕はその子の仮の名前を自分の死んだ妹の名前を言ってしまった。 「・・いい名前・・気に入りました・・」 「この子も気に入ってるじゃないか」 「・・・圭吾ー・・・・?」 僕は、はじめて会う人なのに、あったことがあるような気がするのはなんでだろう・・・?
この少女(由佳)と出会ってから、僕たちの運命が、変わった。 続く ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー できましたよ! 考えるのが難しかった・・・ ではwwww

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