| [121] 今日がだめなら明日X |
- 楓 - 2006年06月24日 (土) 15時34分
第5話「部活見学会」 「ここって、いい部活がないよなぁー・・」 「何でです?」 「だって、漫画部とか全然ないじゃん!」 お嬢様は、スポーツより漫画らしい・・ 「でも、スポーツも結構良いですよぉー」 「あんなの、汗臭くて仕方がないだろ!夏だってあんなに暑いのにスポーツばっかだし・・・部活をやっている人は、おかしいぞ」 「おかしくてごめんなさいね!」 後ろでヒナギクさんが、大声でお嬢様にどなった。 「うわぁ!ヒっ、ヒナギク!いつからいたのだぁ!」 「生徒会長はどこにでもいるのよ」 「あれっ?ヒナギクさんも部活を見学しに来たのですか?」 「ええ、日ごろ生徒たちがどのような活動をしてるか見に来たの」 「じゃあ、一緒に見に行きませんか?」 「ごめんね〜。私も剣道部で忙しいの〜。でも、私は前半をやるから、お昼ぐらいからは一緒に行けそうねー」 僕は、はりきって、 「はい!分かりました!」 といった。 「じゃあ、私忙しいから!」 ヒナギクさんは、急いで剣道部にいった。 「お嬢様、まずは、弓道部へ行きましょう。ここから近いですし」 「う、うむ!まぁ、行ってやってもよいぞ」 「はい!」 続く〜
|
|