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[113] 今日がだめなら明日V
楓 - 2006年06月23日 (金) 20時54分

第3話「ヒナギクの思い・・」
今回の司会は、ヒナギクです。
「・・・ふぅー・・・」
心がどんよりする時期・・・
「なぁーーんで梅雨ってこんなにどんよりするのかしら・・それに・・・」
ハヤテ君のことを考えると顔が赤くなった。
「やっ、やだぁ!何で顔があかくなるのぉーー!熱でもでたのかしら?」
私はその場をごまかした。
「ヒィーーーナァーーちゃーーーん!」
「うわぁ!ななな、何で来たのよ!」
私はとっさに顔を隠しながら言った。
「ヒナちゃんどうしたの?」
「なっなんでもないわよ・・・」
瀬川さんは、私をじっと見つめてからこういった。
「あー分かった!ヒナちゃんおなかがへってるんだぁー!」
「ちっ、ちがうわよ!とにかく生徒会長は今は忙しいんだから、委員長には委員長の仕事があるでしょ!」
「ふわーい」
瀬川さんは、扉の前までいって、そしたら後ろを振り向いてこういった。
「何か悩み事があるならいってよ。いいんちょの目はごまかせないんだからぁ」
瀬川さんはそういいながら出て行った。私は一瞬ドキッとした。
私がハヤテ君のことを気になっているということがばれたのかと思った。
「瀬川さんって、結構鋭いのかしら?」
でもハヤテ君のことを気になって顔を赤くしている私もおかしい。
「まっ、今はしごとをしなくちゃあね!」
続く・・・・



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