| [111] ★白石ゆぅこの物語★@ |
- 山中入江 - 2006年06月23日 (金) 17時57分
〜まえがき〜 こんにちわ。山中入江です。 ぇっといったん「実際にあった話」を止めて、「★白石ゆぅこの物語★」を書き込みたいと思います。 これは実話ではありませんが、ハヤテ関係でも何でも無いです。ただ私が考えた小説っぽいものです。まぁ結構長いので末長く見てもらえるよう願っております。 でわ、はじめましょう。。。
1・白石ゆぅこが帰ってきた。
始まりは五年前、私白石ゆうこは元いた小学校南小学校から西小学校へ引っ越した。。。その5年後、私は南町へ帰ってきました。。。 今の中2の私、小五の頃西へ向かった私、皆は私のことを覚えているだろうか…
私は2-Bだった。先生は少し太った男の人だった。
「ぁ〜…今日から2-Bに転入生がきます。白石ゆうこさん、昔ここらに住んでいたらしい、西町から来た。知ってる奴は仲良くしろよー!!!」
先生の声が教室中に鳴り響いたとたん、チャイムが鳴った。HRの終わりだ。
私は自分の席を見つけ、すぐにイスに座った。一人でいるのも心細い為、前にいた男子に声をかけた。
「…ぁのー…どぅも白石です。はじめましてー…???」
ガタッ うずくまっている様に見えたその男子はどうやら寝ていたらしい。ビックッと肩が動き、「はぃっ」っと叫びいきなり席を立った。。。
クスクスクス…そんな笑い声やあっはっはといぅ笑い声にきずいたのか、寝ぼけていた事に気づいたらしく、すっと恥ずかしそうにイスに座った。
そしてクルッと私のほうを見た。
その顔は、見覚えがある顔で結構可愛い感じの男子だった。
「…ゅこ??」
その男子は私に向かってそぅ叫んだ。
「ぇ…??」
私はこの顔を思い出した…そうだ。こいつはー…
「幸太???こーたよね???」
幸太という名前。そぅ幸太は私の知り合いの中でも特に仲のよかったいわゆる親友とも呼べる仲の男子だった。。。
「ゅこー…帰って来たのかー…」
幸太は懐かしそうに言う。幸太は私のことを「ゅこ」と言う。その理由は私も知らない−…
私は一番に幸太に会えて嬉しかったのでつい、
「ぅん。本当〜にひさしぶりっww」
と言って幸太に抱きついた。幸太は顔を真っ赤にしながら、
「そ…そぅいうのは…」
といった。そしてその後すぐ私は、
「美咲元気???私美咲にず〜っと会いたかったのww」
と言った。美咲とは幸太の妹のこと。今年で10歳になるはずだ。
幸太はチョットむっす〜としながら、
「あー…美咲なー…美咲ねー・・・」
幸太は少し悲しそうに言った。
「何??美咲に何かあったの?」
私はすかさずに言った。
「ぇ!!何もねーよ!!美咲はぴんAさっ♪」
と顔に似合わない言葉を言った。
「ふ〜ん…まぁいいやっ。帰りこーたの家行くから!!」
私はそう言って教科書をだした。一時間目は英語だ。 あっというまに6時間目が終わった…
「こーた!!かえろっ!!」「ぅん。」
他の男子の視線が気になったが無視した。私と幸太はただの親友。恋愛感情なんて幸太に持ったことが無い。私はね。
私は幸太の家に行くまでの道、ぽけーっと下を向いていた。。。
「…ぉーい!!!ゅこ???」「!!!??な、何??」
いきなり幸太の顔が私の顔を覗き込んだ。
「ぇ??いや、家についたんだけど…」
見ると幸太の家だ。広い庭も茶色の2階建ての家も…全く変わっていない。
…でも私はそのとき気づいてなかったんだ…… 幸太の家に入っちゃいけないって。。。
でもこれは、もぅ「変えられない運命」だから、今更言っても遅かったんだ…
続く

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