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[105] ハヤ太のごとく! 死にたくなければ悪魔になれ!
空好 - 2006年06月22日 (木) 20時39分

第3話「自己紹介」

 「えっとまずこの履歴書に必要事項を記入してください。あ、アルバイトもあれば書いておいて下さい。あ、特技はなくてもいいですよ〜。あ、「必殺技」ってありますけど書かなくて良いです。」
 「は、はぁ…。」
 「いや、必殺技は書くのだ!」
 「………。」
 「へぇ、名前「綾崎颯」っていうんだ〜。なんかかっこいいな〜。」
 「あ、名前言ってませんでしたね、綾崎颯{あやさきはやて}です。宜しくお願いします☆」
 的な会話をしてて、この少女がどんなに凄い人か分かってきた。
 少女は凄いお金持ち。名前は「三千院凪」{さんぜんいんなぎ} あの時は居なかったがこの家に{屋敷に}仕えているメイドさん、「マリア」 あの車から出てきた人はこの屋敷の執事長、「倉臼征史郎」{くらうすせいしろう}通称クラウス。 あとペットのホワイトタイガー猫「タマ」。
 でもまだ分からない事が一つ。
 なぜあの少女は僕を助けてくれたんだろう。
 何故か見覚えがある顔なのだがいつ見たか分からない。
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・・・あっ!!!!
 自転車で逃げてた時、ぶつかりそうになった人だ!
 そのあとに追ってきた借金取りを見て助けに来てくれたんだ。
 心配なんてされた事ないから急に・・涙が…。
 「うっ…えぐっ…お…嬢…さま…助けてくれて…ありが…とうござい…ます…」
 これには皆さんも驚いて
 「うあっ!?ハ…ハヤテ!?な、ななななななして泣くのだ!?ハヤテに泣かれたら…私まで…」



 でもこのお屋敷でお嬢さまと楽しくやっていけそうだと僕は思った。
 少したってから僕は言う。
 「これから宜しくお願いします、お嬢さま。」って。



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