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[84] ハヤ太のごとく! 死にたくなければ悪魔になれ!
空好 - 2006年06月20日 (火) 20時50分

第2話「1億5千6百8十万4千円」

 「大丈夫か!?お前!」
 疾風のごとく現れたその少女は靴を凄いタイミングでナイフに投げ当てた。あの金属音はこの時の音らしい。
 返事は驚いて出来なかったが、体は勝手に動いていた。
 そばに落ちていたナイフを拾い、僕は言う。
 「1億5千6百8十万4千円、絶対返済しますから!…しますから……」
 言葉が詰まった。そんな時少女は言った。
 「なんだ、たった1億5千万?してやるよ…全額返済!」
 無理だ!と一瞬思ったが、その疑いはすぐに消え去った。
 なんかものすごく高そうな車からアタッシュケースを持った人が出て来た。
 「これで良いだろう」と言いふたを開けると・・・
金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金金!
 借金取りも驚いている。そして借金取りはこう言って帰ってった。
 「こんどはその金持ち達にこの金を返すんだな。」
 僕もそう思ってた。だが少女は違った。
 「そんな小銭みたいなのはいらないぞ?ただ欲しいのは…」
 は!?小銭!!?そんな札束が小銭なのかよ〜〜!
 その後も少女は続けた。
 「お前の…心だ…えと…んと…」
 顔を真っ赤に染めて言ってきた。なにか言いたそうだが想像はついた。
 「す…好きです!…つ…つ…」
 「付き合ってください…かな?」
 思わず突っ込んでしまった。でも少女は首を静かに縦に振る。
 次にこう続ける。
 「でも彼氏が貧乏人ってのは嫌じゃない?」
 ありったけのアイコンタクトで仕事を求めた。
 通じたかは分からないが期待にこたえてくれた。
 「私の家で執事をやらないか?」
 ありったけの感謝を込めて僕は言った。
 「はい!」



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