| [68] へんてこ星7 |
- 楓 - 2006年06月14日 (水) 16時10分
第7話「にゅうの秘密」 僕はにゅうさんという人と友達になった。 後で、静奈さんから聞くと、その子は、1年前研究所から抜け出したというらしい。でもにゅうさんは、そのときの記憶・・・ いや、すべての記憶を失ったまま学園に来たという。 「あの子は、1年前学園の門の前で倒れているとこを理事長が助けたの」 「へー、そうだったんですか・・・」 「ハヤテ君ひとついいたいことがあるの」 「何ですか?」 「あなたが地球に帰れるまでかなりの長い時間をかけるのよ。分かることもないし・・・だから、ここにいる間ここで、勉強をしてみない?」 「え?」 「まぁ、考えといてね。じゃあね」 「はぁ・・・」 静奈さんは自分の部屋に戻ったらしい。 この学園の人たちは寮に住んでいるらしい。まぁすんでいない人もいるけど、ほとんどがここに住んでいるときいた。 「でも、驚きなのはにゅうさんのことだ、研究所・・かぁ・・」 ぼくは、一瞬にゅうさんにことを調べようと思った。 でも、秘密を知ったら自分自身がいやな気持ちになるんじゃないかという変なことを思った。 続く
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