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[383] バトラーニューストーリーU]U
ダイゴウジ・ガイ - 2007年04月04日 (水) 03時02分

第二十ニ話 「決着の時!!うなれ!!フェニックスグランザムドグル!!!」

コロシアム中央で戦うゲンゾウと張、両者共連続で拳を繰り出し、すでに常人の目では到底捕らえられない程の速度までに
繰り出す鉄拳のスピードを上げていた。そしてついに両者の右拳が、両者の顔面へと炸裂した。その瞬間に二人はコロシアム中央から
一気に吹き飛び引き離された、が二人は何事も無かったかのように立ち上がり互いの対戦相手を睨み付けた。しばらくは続きそうな
膠着状態その膠着を破り口を開いたのはゲンゾウだった。先程から自分が気に掛かっていた事を舌に乗せる、あの迷いのある拳の事を

「何を気に掛けている?先程のお前の拳に迷いとオレにすら匹敵する正義を感じた、何故そこまでの正義を持つ男が何故マフィア等
に・・・それもブラックセイバーズにいる!?一体何を迷っている!?もう一度聞く、お前だけは違うのか?戦う理由が」

「・・・・オレの戦う理由・・・・それはオレ自身の大切な人を、家族を守る事だった・・・・だが今は違う・・・・
今のオレは自分の正義を奴等に奪われた・・・・いや良いように使われているだけだ・・・・」

拳を握り締め、歯を食い縛った状態で張が話し始める。戦う前に自分の事はゲンゾウが見込みのある男だと見なせば話すと
言っていた所を見るとどうやらゲンゾウの事を認めたようだ。おそらく張の揺るぎ無い正義の心、迷いが拳を伝わりゲンゾウに
伝わったように、張にもゲンゾウの情に満ちた心や誰にも負けない熱い正義の意志が伝わったのだろう。

「良いように使われている?」

「オレの母と妹が奴等の人質に取られたのだ」

それを聞いたゲンゾウは特に驚く様子もなく、ただただ真剣な表情で張を見やり話しを聞いていた。その目には一点の曇りも無かった
張の母と妹を人質に取った理由は大方予想がつく、ブラックセイバーズに張の力が欲しかったのだろう。仲間にしようにも
張は悪等には染まらない固い正義の心を持っている、説得等は一生かかっても不可能だ。ならば断れない状況下を作り出すまで・・・
自身の正義、大切な守るべき者を奪い。その者達を殺してほしくなければ戦えと言う、まさにあの連中がやりそうな正義の欠片もない事だ

「・・・・卑怯な・・・!!・・・・」

「無論人質にされたと分かった時点でオレに逆らう術は無かった、自分の身を犠牲にでもすればあの時母と妹は助けられたかも知れん
だがブラックセイバーズの幹部やリーダーのシドウがオレに匹敵する程の・・・・もしくはオレ以上の実力がある事も分かっていたんだ
だからこそオレは自分の命が惜しかったがためにブラックセイバーズの飼い犬に成り下がった。自分の正義を捨ててな」

自分の身を犠牲にする、その言葉を聞いた瞬間にとある人物の姿と顔がゲンゾウに脳裏に鮮明に蘇った。その人物を思い出した瞬間
ゲンゾウに一瞬・・・・ほんの一瞬だけスキができたのだ。

「正義を捨てた今のオレはもうすでに・・・・正々堂々などと言う事もしない!!そのスキが命取りだ!!ゲンゾウ!!」

張が持てる力の全てを持ってして接近する。ゲンゾウが我に帰り正面を向いた瞬間、すでに張は自分の間合いまで入り込んでいた

「このバトラーナイツとの戦いが終われば母も妹も開放される!!お前に恨みはないが最大出力で受け取れ!!気功拳!!!」

その全ての力を込めた渾身の一撃がゲンゾウに炸裂した。最大出力と言っただけはある程の爆発と破壊力、すでに自分の間合いまで
接近していた張が外すハズもなく、ゲンゾウも成す術もなく直撃を受けるしかなかったのだ。確実に自分の勝利を張が確信したその時

「大切な人の命が危ない状態のお前を・・・・攻めるつもりはないし・・・正義を貫けとは言わん・・・・だが・・・・だが
お前が本当に戦うべき相手はオレ達バトラーナイツではなく・・・・お前の母と妹をさらったブラックセイバーズなんじゃないのか!!!」

張の気功拳が炸裂した所にゲンゾウは立っていた。かなりの大ダメージで立つのもやっとの状態のハズだが、自分の信念だけが
彼を、ゲンゾウを動かせていた。

「戦うべき相手が違う!自分の正義を失うも!捨てるも勝手!だが!!愚劣な相手の言いなりになって自分の正義を見失う事!!
これだけは絶対にするな!!正義を失ったのならオレが呼び覚まさせる!!この一撃で!!」

その瞬間にゲンゾウを紫のオーラが包み込んだ、ハイパーモード、ゲンゾウ自身の能力等を各段に挙げるものである、しかしかなりの
体力と気を消耗するため超時間の使用は最悪命にかかわる、ゲンゾウだけではなくユミ達他の隊長もコレと同じ物の使用が可能だ。

「正義の心を呼び覚ませ!!オレの最強の鉄拳!!フェニックスグランザムドグル!!!」

ゲンゾウが拳を伸ばし発動したフェニックスグランザーの超強化型「フェニックスグランザムドグル」詳しくは
ゲンゾウ必殺技大全集を参照、ゲンゾウの命をかけた正義の拳が張に炸裂する。彼の揺るぎ無い正義の意志が勝利を掴んだのだ



続く

[387]
志依亜 - 2007年04月08日 (日) 20時16分

ヤバいです……!!
ドキドキする展開ですっ!!!!
なんかどっかのライノベ以上です!!!!
表現力がとても豊で状況が分かりやすく
臨場感も溢れていて素敵ですvV
プロの作家さんとか普通になれそうな………

キャラが活き活きしていて本当に素敵ですv

続きがとても気になって気になって仕方ないですっ!
展開が…展開がァァァァ!(黙



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