| [362] バトラーニューストーリー]X |
- ダイゴウジ・ガイ - 2007年03月17日 (土) 01時46分
第十五話 「到着!!NERV本部へ!!(いやBN本部ね、ちなみにBNってバトラーナイツね)」
とりあえず色々な説明を受けつつボクはシンゴさんとテツヤさんに付いて行っていた。途中で二人の足取りが止まった。いや・・・・ でもココって白皇学院じゃ・・・・とりあえず近くだと言うのは聞いていたがまさか白皇内部にあるんじゃないだろうな・・・・
「とりあえず中間地点まで到着でござるな、綾埼殿、これからは森へ入る。一度地形を把握すれば迷う事は二度とないが良くココの 地形を知らぬ者が迷い込むとおそらく二度と出られん、森に入ったら絶対に拙者達から離れるなよ」
そう言いつつ、白皇学院の立ち入り禁止とされている森の入り口へ向かう。シンゴさんが重い鉄の扉を開いた。良く見ればこの扉も キチンと手入れされている立ち入り禁止と言うのはどうやら建前でそうなっているだけのようでバトラーナイツの人達が頻繁に出入り したいる様子だ。まあ関係者以外立ち入り禁止みたいな物だろう。
「よし、森に入るぜ!!」
シンゴさんの掛け声と共に森をボク達三人は進行する。しかし普通の森かと思っていたらこれは殆どジャングル同然と言えるレベルだ。 熱帯に生えていそうな植物や木が生い茂り、見た事のない鳥や生き物や昆虫までが付近にいる。
「オレは虫が苦手なんだ、普段ならさっさと飛んですぐに本部まで行っちまうんだけどなあ、しかし外敵の侵入を妨げるためとは言え 本部の周囲をここまで周到に方位磁針もきかない森でバリゲードする必用もなかったろうに・・・・・」
シンゴさんが自分自身の不満を漏らした。しかし昆虫の類が苦手と言うのは過去に何かあったのだろうか?
「ついたぞ、ここがバトラーナイツ本部にござる」
目の前に聳え立つ大木、半径何キロくらいあるんだろうか?とりあえず二人に連れられ中に入る。基本的には木の下半分は使われていない ようで上の半分を主に使用しているらしい、ちゃんと電気等も通っておりガスの配線などもしっかりできている上にバトラーナイツの 執事達を全員収納しても部屋の開きがまだ全然ある程広く、食堂やレクリエーションルームや大浴場も存在するようだ。 とりあえずボクはシンゴさんにボクの部屋となる場所に案内された。バトラーナイツの個人部屋の割り当てはそれぞれの隊で 分けられているようでボクはアキトさんの一番隊所属になっているため一番隊の執事達の部屋が固まっている場所に連れて行かれた。
「とりあえず綾埼、ココが今日からお前の部屋だ。一応部屋には正確な地図もあるから何かあったらオレ達を探しに来い」
そう言ってシンゴさんはボクの部屋のドアを閉めた。カスタマイズの要請はしてないから普通の部屋だがそれなりに加工されている ようで部屋にはキチンと色が塗られている、専用の洗面台やシャワー室まで部屋に完備されており冷蔵庫までも部屋にある。 テレビも最新式だし最新型機種のPCやクーラーもある上に様々なジャンルの本が入った本棚に自分専用の机と来た。 とりあえず今日はベッドで眠ろう、色々疲れていたし夜食なら冷蔵庫に入っている物ですませられる。ボクは部屋のカギを閉めて すぐにパジャマに着替えた。ベッドに入る前に自分のバトラーナイツの隊員賞とカギをベッドの近くの小さなタンスの上に置いた。 明かりを消した後、ボクはすぐに寝付いてしまった。お屋敷の自分の部屋よりも数倍居心地がいい、とりあえずココの事を把握する のは明日からにしよう。
続く

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