| [359] バトラーニューストーリー]V |
- ダイゴウジ・ガイ - 2007年03月10日 (土) 01時11分
第十三話 「エヴァをグロイとか言う人の心情がわからない、つーかもう慣れたし」
張り切ったのは良かったんだけど、幸か不幸かバトル大会は当日に中止になってしまった。理由は良くわからないがあまり 気が進まなかった物でもあったしまあいいや、そんな事は置いておいて今は買い物をしにとあるスーパーにナガレと来ている。 数日後がヒナギクさんの誕生日でそれを祝うためだ、とりあえず大体買わなければならない物は片っ端から買ったけど 何か足りない物ってあったけか?そんな事を考えている時突然後ろからナガレが声を掛けて来た。
「おい、アレ生徒会長さんじゃね?」
「ああ、ホントだ、ヒナギクさんだ」
カゴを持って買い物をされてると言う事はどうやらお使いの途中のようだ。はち合わせしたら色々と困るので 僕等はそそくさとスーパーを後にした。
家に帰ってすぐだったがバトラーナイツから呼び出しがかかった。新しい集会所に行くともう皆さんが集まっていた。
「今回はいったいどんな話なんです?」
ボクがそう聞くと隣のヒムロさんが答えてくれた。
「今度白皇で生徒会長さんの誕生日パーティーがあるだろ?その事に関してさ」
白皇は多くの財閥関係者の御曹司や令嬢などが通っている学校なので警備を硬くしているとは聞いた事があるが・・・・ しかしヒナギクさんの誕生日の事で一体何を話し合う必用があると言うのだろうか?
「それがどうもブラックセイバーズの連中がそれを機会として狙っているみたいなんですよ」
と野々原さんが隣からボクに言う、確かにヒナギクさんの誕生日なら多くの生徒が集まるだろうから狙うには最適だろう
「では諸君!!集まってもらったのは他でもない!!今度白皇学院にて生徒会長桂ヒナギクの誕生パーティーが行われる!!! しかしこれはブラックセイバーズに襲撃される可能性が高い!!そのため全バトラーナイツの執事は今日からバトラーナイツ本部で 寝泊りし、衣食住を共にしてもらう!!」
バトラーナイツ本部ってそんなのもあるのか?と言うか今日から別のトコで寝なきゃいけないのか・・・・
「また今日から本部暮らしね・・・・・あそこ好きなんだけど子奈子が早く帰って来てってうるさいのよね〜」
とボクの後ろでユミさんがぼやいた、一体どんな所なんだろうか?まあとりあえず衣食住に苦労はしないようだが・・・・
続く
|
|