| [315] バトラーニューストーリーV |
- ダイゴウジ・ガイ - 2006年12月27日 (水) 00時29分
第三話 「集結、散らばった戦士達」
今日はボク達はアキトさんに連れられてとある場所に来ている。東京ドーム二個分はあろうかと思われる この場所はどうやら何かの集会所らしい
「アキトさん、ココっていったい何なんですか?」
ボクの質問にアキトさんがスラっと答える、まあ説明聞くまでは理解なんて出来なかったけど
「バトラーナイツって知ってるか?」
「は?」
時折ワケの分からない冗談を真顔で言い出すこの人だがどうやら今回はマジらしい
「この日本で優秀なコンバットバトラー(戦闘執事)達が集められてる騎士団さ、日本語に直して 「執事の騎士団」ココはその集会所だ、まあ単体じゃ手に負えないマフィアとかの対抗組織だな、だからこそ オレやヒムロや野々原みたいな優秀な執事が集められてる。今日の呼び出しはかなり大きいマフィアの組織が 動いてるらしいから。その対抗会議をする予定だそうだ」
ヒムロさんや野々原さんも入ってるのか・・・・その後もアキトさんの説明は続き様々な事を教えられた。 バトラーナイツ(これ以降はBNと省略)にはSPによる支援組織があって名称は「SP支援団」まんまだよね そんでそれの総司令官を務めているのがあの白鳥ゲンゾウさんらしい、支援団はBN程大きくは無くメンバーの SPはゲンゾウさんを含めて全員で50人だそうだ(まあBNの執事と同じくらいに戦えるSPがそんなに いなかったからメンバーが少ないらしいんだけど) それでアキトさんはBN一番隊の隊長でヒムロさんが四番隊、野々原さんが五番隊の隊長を勤めるそうだ。 一応本部の基地もあるそうでそこにはBN所属の執事全員の部屋が用意されており生活には苦労しないんだとか 他にも戦闘用の装備等もしっかりしてるらしくいつ襲撃されても対応できるらしい、それらの物資等の補給などは 様々な財閥が行っているらしい
「それよりアキトさん、大きいマフィアの組織ってどう言う事ですか?」
「どうもこうも言った通りだよ、まあ分かってんのは「ブラックセイバーズ」って組織名と今までの マフィアとはケタ違いに強いってトコだな」
「大丈夫なんですか?そんなのが相手で?」
ボクが不安気に聞くとアキトさんは
「大丈夫も何もそのためのオレ達だ、負けちまったら何のために予算をオレ達のために割いてもらってるか 分かりゃしねえ」
と笑顔で返してくれた、これで多少心が休まったがまあ次の言葉でさっき以上の不安に落し入れられるのだが
「ちなみにお前もBNに編入しておいた、オレの推薦状でな」
「ええ!?何でですか!?」
「何でって、ココにいれば強いヤツとも戦えるしすぐ強くなれるだろ?だからお前を編入させたんだ。」
そんな勝手に・・・・・大丈夫なんだろうか・・・・・回りを見渡すともう人でいっぱいになっていた。 近くにはゲンゾウさんやヒムロさん、野々原さんもいる。今総長らしき人が台座の上に上っている。どうやら 今から会議が初まるらしい、その時だった。急に天井が破壊され上空から武装した男達が降って来る。
「チィッ!!おでなすったか!!」
「やっぱり来たか、ボクの推測が当たったね」
「武将を射ようとするならば、まずはその馬から倒す。我々を狙うのは良い手ですね」
アキトさん、ヒムロさん、野々原さんが順番に言葉を放つ、と言う事はこの人達が敵なのか!?
続く

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