| [312] バトラーニューストーリーU |
- ダイゴウジ・ガイ - 2006年12月26日 (火) 01時24分
第二話 「新劇場版エヴァでトウジが参号機で参戦しますように」
「お・・・・お前は!?」
ボクは目の前にいる人物を見て驚愕した、新しい執事ってコイツの事だったのか・・・・・
「どうしたハヤテ?潮見時代の知り合いか?」
「ええ、同級生だったヤツです・・・・・・」
「おお!!ハヤテじゃん!何?お前も執事やってるの?」
コイツは祈宮流(きみやながれ)昔はかなりのお金持ちだったけど父親の会社が放火されてしまいその後 いろいろあったのは知っている、ある意味ボクと同じようなタイプの人間だ。まあそんな人生の転落にもめげず 頑張っているがコイツはかなり問題がある、それは・・・・・・
「おお!!カワイイ子!!オレは祈宮ナガレ、ヨロシク!」
さっそくルリさんの手を取ってこんな自己紹介、そうコイツは女性にかなりだらしがないのだ。他にも性格面での 問題等は挙げればキリが無い
「え〜っと・・・・それではナガレ君・・・・でしたよね?では今お部屋の方にご案内しますので」
「おおっ!!スゲェ美人!!今彼氏いるんですか!?フリーですか!?」
コイツは本当に・・・・マリアさんは苦笑いしつつ「いませんよ」と答え部屋まで案内した。
「それじゃあハヤテ、ナガレ君とは友達だそうだから後の説明たのむな」
アキトさんも全てボクに押し付ける気らしい、第一印象は少し変なヤツですんだかも知れない 皆さんの寛大(?)な心に感謝感謝
「んだよせまい部屋だなー汚れてるしよー執事呼べよ執事〜」
「お前が執事だろ!!それに汚れてるのは誰も使ってないから仕方ないだろが!ああそれとコレ明日からの スケジュールな」
と言いつつボクは手にしていた書類をナガレに投げ渡す、書類に目を通したナガレの第一声は
「んだよコレ!?朝の6時起床なんてできねー無理無理、オレやらねー」
と言う物だったボクは呆れて口をポカーンと開けてしまったがなんとか持ち直し
「お前何しにココに来たんだよ!!仕事は執事だろ!執事!!」
「軽い冗談だって怒るなよ、んでお前は何でナギの屋敷なんかで働いてんの?」
「それは・・・・・」
ボクは今までの事を全てナガレに話した。(まあお嬢様を誘拐しようとした事は言わなかったが) そうしたらナガレは
「そっか、お前もオレと同じような感じなんだな〜・・・・・まあ明日から頑張ろうぜ」
「うん、まあボクはもう頑張ってるけどね」
久々の再会もあって、ナガレとたくさん話していた。しかしこの頃ボクはまだこの後に起こる事 そして大切な人を失ってしまう事など知るよしもなかった。
続く

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