| [30] 初めての喧嘩・・ |
- ありさ - 2006年05月17日 (水) 18時51分
一話「喧嘩の理由」
今日の朝食は、ハヤテと二人で食べた・・・
マリアは、いない・・なぜなら出て行ったからだ・・
ハヤテ「マリアさん・・どこにいるんでしょう・・」
ハヤテはかわいそうな子犬みたいな顔で言った
ナギ「・・しるか！・・・マリアのことなんて・・」
昨日のことだった
マリアの大事な花ビンを私がわってしまって・・・・
マリア「・・っんもう！ナギ！13歳なのに子供みたいなことでどうするんですか！部屋も片付けないし・・」
ナギ「うるさいなぁ！マリアだって、メイドのやく役立たずで！人気無いからっていじけてるくせに！」
マリア「・・っ！」
ナギ「そんなメイドなんか私には、いらん！出て行けー！」
マリアは、あの時出て行った・・
マリアがわるいのだ
私は、悪くないっ
・・そのころのマリア・・
マリア「こういう生活って・・はじめてだなぁ」
マリア「ハヤテ君みたいに拾ってくれる人は・・」
マリアは、一瞬赤ん坊のころを思い出した。
赤ん坊のころ・・覚えてはいないけど・・・
このマリア像で拾われたっけ・・・
それで・・マリアって言う名前・・
でもあのときのようにだれもひろってくれないのね
ハヤテ君がうらやましいなぁ・・・♪
マリアは、「くすっ」と笑った
？？？？「どうしたの？」
マリアは、くるっと振り向いた
そこにはヒナギクがいた
ヒナギク「うちにくる？」
マリア「・・・え？」
＊続く＊
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