パッセンジャー・ボーディング・リフト(PBL)
車椅子やストレッチャーを使用する乗客が航空機に乗り降りする際に使用するのがパッセンジャー・ボーディング・リフトです。空港の旅客ターミナルと機内の間をこのリフトだけで行き来できます。

見た目はX型アームの付いたリフトで高さ6〜8mまで上昇する箱型の客室を後部に積んだトラックといったところです。客室には車椅子4台程度分のスペースがあります。

飛行機の入り口は一般の人が乗るのと反対側の後部扉にリフト車は横付けされます。車椅子が乗っている客室は油圧によって機体の扉の高さに合わせられます。
客室から機内に入る通路は車椅子の幅以上あるので結構広くて車椅子でも問題なく乗り込めます。

バス移動
航空業界では、ターミナルから離れた駐機場「オープンスポット」に飛行機を駐機することを「沖止め」と呼ぶことがあります。空港では、搭乗橋(ボーディングブリッジ)のあるスポット(駐機場)は限られており、すべての飛行機がそこに駐機できるとは限りません。

ちなみに我が国のターミナル両端の距離を測ると、羽田空港第1ターミナルは800m超、第2ターミナルは1km超。関西空港の第1ターミナルは1.5km超にもなります。その距離を、乗客は搭乗橋まで徒歩で移動しなくてはならなくなります。動く歩道などの補助があっても、大きな荷物を抱えていたら大変です。

乗客は沖止めのとき、バスで飛行機の近くまでバスに乗って行くのが一般的です。政府専用機などの国賓、公賓を乗せたフライトも、保安上の観点から沖止めになることが多いようです。車椅子利用者もパッセンジャー・ボーディング・リフトと言う専用のリフトカーで移動いたします。

説明と他の写真15枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12866198475.html

九月に入りましたが、東日本や西日本は晴れる日多く残暑が続いています。
来週はじめは太平洋側で湿った空気の影響で雲が多くなり、雨の可能性があるとか。
まだまだ35℃以上の猛暑日になるところもあります。

熱帯夜で寝苦しい日もまだまだあるようです・・・
真夏の顕著な暑さではないものの、熱中症予防は引き確りやりましょう。

空港のトイレは無料のはず
診察を受けるカイロの医師との待ち合わせの間、老妻をトイレに連れて行きました。
空港のトイレは無料と聞いていましたが、実際には集金人がいました。

エジプトの医療
イスラム教では女性患者に男性医師が体に触れる行為は、宗教上、許されないので、女性医師によって診察を受ける事になります。カイロ空港内の診療所は此処から遠距離にあり医師の到着に時間がかかりヒヤヒヤものでした。

ドクターストップ
医師が患者に対して、病状の悪化、死亡や後遺障害を防ぐために、なんらかの行動を禁止することをいう。万が一、ドクターストップか掛かったら一大事である。
この先のスケジュールは全てキャンセル。
帰国するにも成田行きは週に1便、一週間はこの地のホテルを予約し、通訳兼雑務スタッフを雇用しなければならなくなる。

説明と他の写真15枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12866078053.html

医療コラム
航空機内で急に体調の悪い乗客が出て，「お医者様はいませんか？」と医師を呼び出すアナウンスをドクターコールといいます。
医師に対し，機内のドクターコールに応じるかというアンケート調査をしたところ，回答した758人中，
ドクターコールに応じると答えたのは34％，

応じないは17％，
その時になってみないと分からないが48％で，応じた経験のある医師のうち24％は次の機会は応じないと回答したそうです(日経メディカル５月号特集連動企画「ドクターコール」に応じますか？2007/5/1)。

医師が，機内のドクターコールに応じない理由は，いろいろあると思いますが，法的責任を問われるのではないか心配という声が多かったそうです。
機内でドクターコールに応じたところ急病人が死亡した場合，医師は責任を問われるでしょうか？

説明と他の写真16枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12865692504.html

NHKの大河は、まひろ（吉高さん）は物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、
狙いである一条天皇（塩野瑛久さん）と中宮・彰子（見上愛さん）の関係は深まらない。
道長が熱望する彰子の懐妊はほど遠く、さらに都で病や火事など、不吉な出来事が続いたため、
道長は一世一代のある決断をする。
そんな中、天皇がまひろを訪ねてきて……と展開する。

次回も嬉しみです。

車椅子専用待合所
カイロ空港には車椅子を利用する乗客のための専用待合所があります。この場所はギリシャのアテネ行搭乗口に便利な場所です。写真は同行の女医さんが撮ってくれました。

エジプト女性用のファッション
伝統衣装�@ニカブ
ニカブはnikabと英語表記されます。これはアラビア語で「マスク」の意味です。
伝統衣装�Aヘジャブ
エジプトの民族衣装へジャブは、ヴェールのように垂らして着用するスタイルがあります。

水分補給
老妻の水分補給のため飲料水を買いに行くため辺りを見回すと、階上にフードコートの表示が見つかりました。COSTADORO(コスタドーロ)コスタドーロとはイタリア語で「黄金に輝く丘」のことをいいます。ここで飲料水を買いました。

説明と他の写真17枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12865688167.html

トランジット
海外旅行などの長時間のフライト時に発生するトランジット。
国際線をあまり利用しない人には、聞き慣れない言葉かもしれません。本来トランジットは、燃料や機内食などの補給のために一時着陸することで、滞在時間によっては経由地の空港や観光地で過ごすことも可能です。

トランジットにかかる時間は30分〜1時間ほどのことが多いと説明しましたが、フライトによっては4?ｽ?5時間以上になることもあり、空港を出て観光できる可能性もあります。

4?ｽ?5時間以上かかる長時間のトランジットなら、空港から出て経由地を観光することも可能です。ただし、トランジット中の入国であっても、ビザが必要な国ではビザを取得しなければなりません。

カイロ国際空港
エジプトの首都・カイロにある国際空港である。カイロ市街地中心部から北東に15kmの位置にある。 エジプト航空の拠点である。カイロ空港公団によって運営されている。

パスポートの提示は、ターミナル1は、入館またはチェックインカウンター入場の手荷物検査時、チェックイン時、出国審査時、搭乗口前手荷物検査時、搭乗前の計5回、ターミナル3はこれに搭乗口前を加えて計6回求められる。

ターミナルからは、共に公共交通機関を使って直接空港外に出る手段は無い。
バスターミナルからはタハリール広場、国鉄ラムセス駅前の他に、メトロ1号線方面等複数の公共バス路線があるが、路線図や時刻表等は一切無い。

説明と他の写真16枚は↓をご参照下さい。
https://ameblo.jp/tabicom/entry-12865448181.html

アクシデント発生
朝食が済んでカイロ到着まで約1時間ほど前、老妻がトイレに向かいました。暫くして添乗員さんが私を呼びに来て最後尾のギャレーへ(ギャレーとは機内食などを用意する「客室乗務員の仕事場」のこと)。
ギャレーの床に老妻が横たわっていたのです。目撃した機内スタッフの話によると、トイレに入る前に突然倒れたそうです。

口から血が出て衣服が汚れていたので、機内スタッフは老妻が舌を嚙まないよう口を押さえたと言います。
添乗員さんは誰が何処の席にいるかを把握しています。
現場には私より先に医師(同じツアーメンバーの女医さん＝写真・三席独り占めの方)が血圧計を測定しながら介護と通訳をして下さいました。

空港のユニバーサルサービス
業務内容
車いすをご利用のお客様をはじめ、お身体の不自由な方が快適に旅行できるようサポートを行う業務です。
車いすでの介助に必要な知識や空港内施設について学び、ご出発、乗り継ぎ、到着、あらゆる場面でサポートを行います。