秋くんのいじましさとかわいらしさったら尋常じゃねぇ! と、何か心の眼がカッと開眼しそうな漫画でした(笑)
忙しい両親の元、1人で過ごす事が多かったが為に、ひたすらに耐える男の子となってしまった秋くん(保育園児)と、人の事などお構いなし、とにかく自分のやりたい事をやりたいようにマイペースに貫いてきた平介(高校男児)とが出会い、ちょっとずつちょっとずつ交流し、様々な出来事を通じてお互いの欠点を克服しあう、ハートフルストーリーです。
なにせ、両親の迷惑にならないようにと我が儘とかお願いとか、子供らしい色々諸々をずーーっとグッと我慢していた秋くんが、平介と出会う事でちょっとずつ自分のやりたい事、やってほしい事なんかをオズオズと口にする様が!
とにかく「くおーっ!」と抱き付いて頭をナデナデしたくなるくらい、いじらしいのです!
こんな子を前にしたら、平介でなくったって「もっと我が儘言ってもいいんだよ」って言いたくなりますよぅ!
んで、嬉しい事とか大好きなお菓子なんかを前にした時の「キラキラーッ!」としか表現できないようなキラキラした表情とかが、またメロメロになってしまうくらいかわいらしいのです!
それだけじゃなく、作品全体に流れるゆったりとした優しい雰囲気や、ほんの少しの切なさや、全てにおいて自分的ツボにど真ん中ストライクしてしまいました!
ほのぼのしてあったかい感じの作風が好きな人は、これは本当におすすめです、書店などで見かけた時は、ぜひぜひ手にとってご覧になってみて下さい♪