※この映画の感想は辛口な文章になっていますので、読まれる場合はご注意下さい。
たしか、完成試写会かどこかで監督さんが「これは日本へのラブレターだ」みたいな事を言ってたのを読んだのですが……
このラブレター、ちょっと愛が足りない(涙)と、感じました;;
着物の着方がなぁ……;;
主人公達の所作がなぁ……;;
あれ? 芸者って、こんなに品格のないものだったっけ……? と、何度も首をひねってしまいました。
途中からはもう、これは「芸者」を描いたのではなく、「GEISYA」を描いているのだと頭を切り換えて見ていましたが……。
舞台を降りた裏の色々諸々については見た事のない世界なので、どんなものなのかは分からないですが。
なんて言うか、はっきりと言ってしまうと……主人公やそのライバルの容姿の美しさよりも、桃井かおりの、着物の着こなしや所作の美しさが、地味ながらも鮮やかに目に留まりました。
唯一違和感を感じなかったのが、おカボちゃんなのですが、これも……後で工藤夕貴と知ってガックリ……;;
なんだろう。日本人独特の身のこなしなのかなぁ……。ああいうのって。
中国の人では、無理なのかなぁ……。