18時間、ぶっっっっつづけで、ノンストップで一気に読破してしまいました。おそるべし邪魅。激ラブ邪魅。
ページめくる手が止まらないんだもの! 続きが気になって気になって!
平塚と東京で人間関係が複雑に絡まりあってて途中こんがらがりましたが、各章ごとに人物相関図を作ると読みやすくなって、事件の推理もしやすかったです。
隠摩羅鬼に続き、今回も事件のカラクリ、回答編に入る前に大体分かりました! イエーイ♪ (^▽^)v
だいぶん、京極さんが書くミステリーの手法に慣れてきたのかなぁ。
でもかなり正解まで近づいていたのだけど、平塚と東京の事件を結ぶ後1つのピースに気づけなかったのが悔しい!
ラストの方は深夜近くになっていたので、脳が考える事を放棄してしまっていました゜。゜。
んで、読後感は……すごく切なくなって、悲しくなりました。
もうね、エノさんじゃないけど「宏美さんのバカー!」ですよ! 本っ当にバカ!(涙)
エピローグはマジで泣いた。エノさんに「嫌い」なんて言わせるなよぅ!
かつては互いに憎からず思っていた同士なのに……。本当に切なかった…… (T_T)
「しずく」の事で澤井が接触してきた時点で、エノさんの所在とかを知っていればなぁ……。
こういう残酷なタイミングの悪さっていうかすれ違いって、すんごく辛くなる。
エノさんがシリアスだと、「京極堂シリーズ」自体の調子が上がんない感じがします……。
エノさんの唯我独尊っぷりと木場修のべらんめぇは、このシリーズの自分的清涼剤なので (^^ゞ
木場さん好きなのになぁ〜。ここの所登場が少なくて、なんだか寂しいです(涙)
今回は皆がちょっとずついつもと違ってたなぁ〜って感じです。調子が狂っているっていうか。
いつもは鬱の関口さんだけが、みょうに格好よくなっていましたが(笑)
だってあのエノさんと、た、対等に会話するなんてっ!!(驚&笑)
あ、あと青木刑事と山下刑事も格好よかった!
今回、この2人の株がうなぎ登り状態でしたvv
そんなこんなで、今回も怒濤のような言葉の波にもまれまくって至福至福の1冊でした!
京極先生、ごちそうさまですvv(大感謝)