約２時間、ノンストップで集中しぱなっしでした。
秒単位で次々と情報が目から耳から飛び込んできて、ストーリーはどんどんと展開して、ついて行くのに必死。
でも、緊張の中にも良い所で弛緩剤のギャグも入りつつ〜な、もう、本っ当に面白い映画でした！（興奮）

最後、けっきょく犯人に顔を与えなかったのが、また良かった！
現実問題、顔や正体などは無意味なのですよね……。このような事件は、１人を逮捕した所で終わりではなく、また違う、新しい犯人が同じような（あるいは更に進化した）事件を起こしていくから。
そしてまた、爆発した犯人の車を見つめる真下のアップにも、ちょっと深読みをしてしまいました。
一線を踏み越えた真下と、とどまった真下。
そして交渉人は、交渉する過程で、なんて言うか……犯人の心を推察し、時には理解し、ものすごく……同化するギリギリで踏みとどまりつつ、最後には犯罪者とそうでない人間との線引きをはっきりしなければならない……みたいな。
なんか、そんな事をつらつらと考えてもみたりです。
『交渉人』っていう仕事の危険性……みたいなものを、ふと感じてもしまいました。

それはそれとして、なによりも感動したのが、この事件を解決する為に体を張って頑張る、沢山の仕事人の姿です。
このシリーズの醍醐味だなぁって、本当に思います。
このテの映画って大抵、１人のヒーローが格好良く活躍して、その他の、縁の下の力持ちの人々はサブキャラか、モブ状態に描かれてしまうから、こういう、「いや、縁の下の力持ちの人達こそが主役なんだよ」って言ってくれる映画は、見ていてやっぱり感動します。

そして、指輪が見つかって良かったね！　真下！（ちょっと嬉し涙）
お約束なギャグで引かれつつも、受け取ってもらえて良かったね！！（笑）
って言うか、いつの間に恋人同士になってたのですか、貴方達は！　状態でした゜。゜。