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管理人Ari 2008年07月06日 (日) 20時18分 No.1325

ひろさんへ
こんにちは。

順不同で、それでも遅くなりましたが、返信させてください。

まず、この掲示板へのレスは、遅くなっても、いつでもいいです、自分の希望にあわせて利用してください。

＞普段から一言も二人は言葉を交わさないので、二人の感情が全部私にきて、鬱になっていました。
＞笑い話のようですが、更にその後、母が車内で保管していた印鑑を全部無くすという追い討ちがかかり、二人のご機嫌が最悪に・・・夜中に体が痙攣し続ける状態でした。

質問1）ひろさんの、うつの方はいかがでしょう？
体が痙攣し続けるというのも、ひろさん自身のことでしょうか？だとすると、大変ですね。ストレスに体が、そう反応しているのではと思います。

質問1の回答を待ってから書くと、遅くなるので、今回は、ひろさんが、鬱と、体が痙攣してしまう症状を経験したという前提で書きます。

自分や家族の状況が何とかなってほしいという思いはあっても、実際に変わるとなると、それなりにエネルギーがいるだろうと思います。ましてや、うつの症状がある場合、できる範囲が限られます。
ですので、ネット越しの方には、その程度がわからないので、もしひろさんに合ってない返信をしてしまって、すぐにはできないことが書いてあったとしたら、先送りしてください。

＞私が出来のいい子供だったら、状況も全く変わっていたんでしょうけど・・・。

強迫性障害というのは、子どもや家族の出来に関係なく発症します。そして、それへの正確な対応は、精神科医でも専門的な知識がないと知らない人も案外、多いのが現状です。どうか自分で、背負わないでください。
あと、これもうつと関係しているのかわかりませんが、うつの場合、責任を過剰にしょってしまうことがあります。例えば、猛烈に働きすぎていたサラリーマンがうつになると、よけい俺が働かないと全部ダメになってしまうから、休むなんてできないって思うことがあります。でも、自分の健康を犠牲にしてまで、やるべき仕事なんてありません。

また、以前、私は、メッセージNo.1241で、

＞父親なり家族のキーパソンが、断固とした態度で、受診を導くような関係であればいいのですが、

と書きましたが、お父様は、離婚調停までされたことがあったのですね。離婚調停が、いつごろの話かわかりませんが、当時の、お父様なりに、精一杯考えられたことだろうと思います。

さて、ひろさんからの質問に答えます。

＞薬の紹介で書かれているように、やはり再発はあるのでしょうか。

薬の紹介文、読んでいただいてありがとうございます。再発の可能性はある程度あります。しかし、強迫性障害の病気のしくみを理解することで、ほとんど防げると思います。認知行動療法のような精神療法は、そのしくみを勉強するので、再発する率が少ないとも言えます。
しくみというのは、強迫の悪循環の輪のままに従わないということです。（強迫性障害のページ参照）ひろさんのお母様の場合、何か、衝動が襲ってきて、何もかも捨てたくなったときに、全部捨ててしまうと、一時的には衝動が解決策になったつもりでも、強迫観念は、よけい強まります。その長年の繰り返しで、強迫性障害は強化されて行きます。
そして、ここで家族が捨てるなと言っても、本人には行為を邪魔された感じで、強い衝動は持って行き場がなくて、辛いはずです。

でも、捨てる行為を、行う前に、このしくみを思い出して、ちょっと先送りしたり、深呼吸をしたり、ほかの事をするなりして、・・・ずるずると先延ばししてほしいのです。すると、だんだんと衝動が和らいでいきます。
以前、ひろさんのランドセルが無事だったように、捨てないでも平気になってしまう体験を思い出してみてください。こういうふうに、平気になった経験って、探していくとお母様にも、いくつかあったはずです。

＞病名を知った時の母は、「へえ・・・」みたいな返事をしたように覚えてます。
驚きと、安心感が交ざったような顔でした。

これは、大変よくわかります。私も、当初はこういう病気知らなかったので、初めて自分と同じ症状を本で読んだときは、似た感じがしました。
そして、私は、初めはゴミが捨てられない症状で溜め込んでいたのです。しかし、それらがカビだしました。カビはどんどん広がるので、今度は少しでもカビらしいものは全部捨てないと気がすまなくなりました。でも、なかなか捨てられない症状も、残っています。そこで、ほとんど毎日、少しずつでも、ゴミを捨てる生活をしていました。少しずつ捨てるにも、時間はものすごくかかっていました。ですので、お母様のように、一気に捨てられる方はすごいなって思います。でも、捨てた後、・・・特に、ひろさんの夏休みの課題とか捨てた後は、親として何とも複雑な思いが内面あったろうと思います。

ただ、ひろさんのお母さんは、強迫性障害ということ自体を、はなから拒否しているのではないようなので、まだ改善の可能性はなくはないように思います。
そして、お母様の年齢もわからないのですが、症状をそのままですと、高齢になってからは、もっと大変になりかねません。

ひろさんの地域がわからないので、相談先は病院がいいのかわかりませんが、他に精神保健福祉センターや保健所などでも、精神保健福祉相談をたぶん無料で行っていると思います。

そして、No.1231 に私が書いた質問を再度します。

質問2）ひろさんは、何歳くらいの方でしょう？

これがわからないと、うまく答えられないのですが、まず自分の健康と生活を確保してください。お母様の健康より、まず自分の精神状態の維持を優先してください。
それと、うつのときは、先ほどのサラリーマンの例のように、頑張りは禁物です。
でも、頑張りというより、るこさんのメッセージにあったように、どうか専門家なり、頼りになりそうな身近な人を頼ってください。

＞書き出すと長くなってしまいます。

かまいませんよ。私も長くなりました。^^;

ひろ 2008年07月17日 (木) 20時37分 No.1326

前回、書き間違ってしまいました・・・ごめんなさい。
鬱と書いてしまいましたが、私は欝っぽいな、と感じているくらいの症状です。
ネットで調べた浅い知識なのですが、数ヶ月気分が塞いでいる状態の方が本当の鬱なんだそうですね。
私の書き足りない文章で、真剣にアドバイスをしてくださり、本当にありがとうございます。
私は、30歳、母は55歳です。
もう自己解決できなければいけない年齢なので、できれば隠していたかったのですが・・・。

体が痙攣してしまうのは私です。でも、1日中ではなく、夜に強く出ます。
入眠するまでに、ちょっと疲れてしまいます。
寝入ってからも、床をドンと踏み鳴らされた気がして、目が覚めてしまったりします。
お酒が飲めれば頼りたいところなのですが・・・。

母は完璧主義なところもあるので、勉強も運動も人並み以下の私を許せないようです。
小さい頃から、いい高校に入り、できれば東大に行けと熱心に教育してくれました。
ところが恥ずかしいことに、今の私は三流の短大に入り、その挙句ただの派遣社員という結果です。おまけに結婚の予定もありません。
私の為に、時間をたくさん費やしてくれたのに、すべて無駄にしました。
いとこが全員、いい高校に入り、それなりにいい会社に就職している中で、私の出来の悪さは際立っています。
この私の道のりが、母の症状を悪化させたのは事実です。
母自身も、あんたが悪化させたと言います。
感情のままに、■んでしまえと言われたり、一つも取り得がないのになぜ生きているのかと問われたこともあります。
本当に、親には恥しかかかせていません。

今、母からの責めがきつい時期です。昔のように手を上げることはなくなりましたが、言葉による暴力を受けます。
この歳で情けないことなのですが、自殺を考えています。
■にたがりは昔卒業したはずなのですが、今また、考えてしまっています。
精神的に全然成長していません。
ただ、昔と違うのは、■に場所を下見し、遺書を書いて（もちろん母の神経症については触れません）私物を片付け、本当にロープを買って部屋で練習をしている自分がいることです。
きちんと左右にある血管を塞ぐように絞めないと、楽に■ないそうです。
これしか逃げ道がないと思っている自分もいれば、できれば自殺なんてしたくない自分もいます。
カウンセリングはお値段が高いようなので、気分を高揚させるようなお薬だけでもいただければと思い、市内の精神科に電話をしてみました。
午後5時までは母の世話があるので、5時以降からではないと自由に行動できないのですが、どこも受付時間が午前中までで、唯一午後までやっているクリニックは予約がいっぱいで断られてしまいました。
今の時代、病んでいる方が本当に多いのですね。
1日８０人以上の方が自殺で亡くなっている現状では仕方ないかもしれません。

この間、父に軽い感じで、離婚してもいいよ、と言ってみました。
ちょっと戸惑ったような表情をしていましたが、離婚に踏み切ろうとはしないようです。
現状に満足しているのか、そんなパワーがもうないのかわかりません。
父が頑張って建てた家なのですが、だれも鍵は渡してもらえず、家にはお風呂と寝に帰るだけです。
おまけに母のお風呂の日は、仕事で汚れて帰っても家に入れてもらえない。家長として、これほど悲しいことはないと思うのですが・・・。
母の手洗い等が終わり、帰宅の許可がでるまで、父は仕事から帰っても事務所で食事と洗濯をしながら、待機しています。
事務所と言っても、家の敷地内に建てた父のプライベートルームのようなものです。
父は器用なので、事務所の壁を抜いて台所を増築し、洗濯機をとりつけ、テレビも置いて寛いでます。
私は別棟の部屋にいます。もちろん、勝手に母屋？に入れないよう、扉には鍵をつけています。
母は昔から洗濯や食事などの家事はしないので、私たちは各々のことを自分でやります。
ただ、母自身が自分のことをやれないので、私がやっています。
私がフルタイムで働いている時は、昼食を食べるために、お昼休みになると職場に母が来ていました。
母の車に乗り、最寄りのコンビニで自分と母のご飯を買います。
母は、外箱は不潔で触れないので、中身だけをビニール袋に入れてあげます。
私は普通にお弁当を食べます。
仕事が終わってからも、帰宅すると母が車に乗って待っているので、夕食を買ってあげます。
残業が長引くと電話がかかってきます。

お弁当選びも大変で、母が精神的に受け付けなくなったものが一つでも入っていると、捨てなければいけません。
カレー、カレー味のもの、ケチャップがついているもの、ケチャップを調理に使用しているもの、ソース、チリソース、タレがついているもの、味噌、味噌味のもの、蜂蜜、ジャム、キムチなどですが、特にカレーとソースとケチャップについては強く拒絶します。
カレーのＣＭが始まりそうになるとチャンネルを変えたり、カレー屋さんやマクドやたこやき屋さんがある道を通らないよう迂回したり、食パンが少し黄みがかっているとカレー味か気になって捨てたりと、徹底しています。たまに外を歩きますが、道端に捨てられているマクドのカップに気付かないで通ったりすると、ヒステリックになってしまい、大変です。
ヒステリックになった母は、とても怖いです。物が私に飛んでくることもあります。私の無能ぶりを再確認するよう何時間もの説教を受けたり、家の床をドンと踏み鳴らしたりしています。母の言うことは絶対なので、理不尽だと思うことでも従うしかありません。
父と母が一言も口をきかなくなったのも、父が事務所でカレーを作ったことがばれたからです。
友達と食事に出かけることもありますが、そういったお店に入りそうなら帰ってこいと言いつけられています。もちろん、帰りませんが・・・帰宅後、食べたものを報告する時も、嘘をつきます。
これは母に対する嫌がらせではなく、カレーもピザもハンバーグも大好物なので、こういったチャンスの時、しっかり食べたいからです。

今のような状況になる前に、私が管理人さんにアドバイスいただいたような対処法を早く調べていれば、母が深く落ちる前に改善させることができたんじゃないかと思うと、今更ながら悔やみます。
しかし母も、管理人さんのように、自分で快方に向かう努力をすべきではなかったのかと思います。私のせいだと言われれば、反論のしようもありませんが・・・。
いまの自分は、せっかく管理人さんにアドバイスをいただいたのに、何かをする気力がありません。
やらないといけないことはあるのに、思うように体が動きません。
自分がこの先、生きているか、■んでいるか想像がつきません。
しぶとく生きている可能性の方が高い気がします。■んでしまうと、本当になにもかも壊れてしまいます。アドバイスをくださった皆様の好意も無駄にします。
身寄りのない母をひとりぼっちにし、父も悲しみます。
それは全部わかっているのに、気持ちがロープに向かいます。

本当に、神経症で苦しんでいる皆さんがどうか救われますように。
ゆきさんと妹さんが、幸せになりますように。
快方したみなさんが、世界のいろんなものを、大切な家族や友達と一緒に見て、触って、感じて、気持ちを共有することができるように、私は願っています。

管理人Ari 2008年07月19日 (土) 17時53分 No.1329

ひろさんへ
こんにちは。

ていねいに状況を書いていただいて、ありがとうございます。
年齢を聞いたのは、精神の援助では、年齢によっておおまかな精神の成長の時期などを考慮するためです。

まず、うつは、診断基準ですと、２週間を目安にします。これは国際的な基準です。
その精神面の症状としては、気分や気力が減ることのほか、自分の価値がないように思えたり、考えが集中できなかったり、悪いことを自分のせいにする、死にたいという思いがわいてきてしまう・・・です。その他に、身体面でも、眠れない、食欲がコントロールできない、いらいらして落ち着かない、喜怒哀楽がなくなる・・・などがあります。そういわけで、ネット越しですが、ひろさんの状況を読ませてもらっていると、うつの状態に当てはまることがとても多いです。
そして、体の痙攣も、精神面で過敏になってしまっていること、そうなることがあります。
ですので、できるだけ、静養してほしいなと思います。

そして、うつの他に、ひろさんとの場合、ご家族との関係が、精神的に束縛がとても強い状況になってしまっていることが、大きく影響していると思います。

精神科に電話してみたとのこと。行動に移したのは、とてもえらいです。
でも、今の状態だと、やはりできるだけ早く受診した方がいいので、何とか昼の時間、都合つきませんか？あなたが倒れられてしまったら、お母様の世話もないではありませんか。
そして、精神科への電話が無理そうなら、保健所に電話してください。精神相談の担当がいるはずです。そこなら、昼ですが、利用は無料です。
あと、都道府県や地域によっては、夕方でも精神相談をやっているところがあります。これは、都道府県の精神保健福祉センターに問い合わせて調べてみてください。
精神保健福祉センター、保健所は、次で調べられます。
http://www.nhk.or.jp/fnet/hikikomori/kikan/index.html

＞私の為に、時間をたくさん費やしてくれたのに、すべて無駄にしました。

私は、精神のほか、知的障害や身体の障害の人の福祉の仕事もしています。そういう人たちに出会っていると、五体満足で、人並みに成人してくれるってことだけで、どんなにうまくいったことかって思います。
派遣社員ですと、職場によっては、休みが取りづらいとか、条件が正社員に比べて、厳しい面もあるかもしれませんが、障害者から見たら、そういう立場でもうらやましいと思う人います。

おそらくひろさんが、育った環境が、子どもへの要求水準が高かったのだろうと思います。高学歴だとかね。
強迫になる人は、そういう人、ある程度の割合でいます。

＞カレー、カレー味のもの、ケチャップがついているもの、ケチャップを調理に使用しているもの、ソース、チリソース、タレがついているもの、味噌、味噌味のもの、蜂蜜、ジャム、キムチなどですが、特にカレーとソースとケチャップについては強く拒絶します。

なるほど。
これは味というより、もしかして、色やべとべとした形状が、強迫の症状を引き起こすものになっているのでは？万が一、飛び散って、他に付きでもしたら、強迫行為をしなくてはならなくなるようなものでは？

ひろさんは、やさしい人ですね。文面を見ていてそう思います。

とにかく、生きてくださいね！
生きてくれるよう、管理人は祈ってます！
そして、心配だから、またよかったらレスください。ここは気晴らしでも、何でもいいから。
あと、掲示板で差し障りにあることは、メールでもいいです。
では、また。

ひろ 2009年09月23日 (水) 16時10分 No.1547

去年はありがとうございました
管理人様、みなさん、去年は親身になってくださり、ありがとうございました。
非常にきつい時期だったので、皆様の助言が本当に心の支えになりました。
今の私は、あの頃のように不安定ではなく落ち着いております。
あの時を思い出すと動悸や身震いが起こりますが、これも時間が忘れさせてくれると思っています。

今回も少し母の話をさせてください。ご意見もお聞きしたいです。

うちは１度引越しをしております。
前の家では、母は両隣の方と大変仲が悪く、姿を見るのもイヤ、目があったりすればその場で舌打ちをして不快感を表すような行動をとっていました。
嫌う理由は、「うわべだけよくて、実体は小賢しい人間」という理由だったような気がします。

今の家になってからも、右隣と前に住んでいる方をとても嫌っています。
「嫌う」次元ではなく、「憎しみ」のような感じです。
右隣の４０代のご夫婦は、引越し当初はこちらと仲良くしようとして、よく母に話しかけてきていました。
最初は機嫌よく相手をしていた母も、そのうち相手の本質がわかり、反応しなくなり、相手の旦那様も段々と機嫌が悪くなり状況は悪化しました。
日に日に母の中で「嫌い」という感情は育ち、ガラス越しにご夫婦を見てしまっただけでも１日中イライラしていました。
塀にミカンの実がつぶれたようについていただけで、あの旦那が投げつけたんだと言うようになりました。
隣がこっちを覗いているという理由で、塀の上に更に高い柵を取り付けたりもしました。私としては、母の異常な儀式行動が気になって覗いてしまうのではないかと思っています。

目の前の家の住人は、一人暮らしで７０歳くらいの女性です。
この方も引越し当初は、こちらと仲良くしようとして母によく話しかけてきていました。
しかしこの女性の身内の自慢話や、母が玄関先に出ただけで寄ってきて話しかけようとする粘着質な行動に嫌気がさし、母は１年足らずで「嫌い」になりました。
相手の女性も嫌われているのがわかっているはずなのに、母と接触しようとし、それでも母があからさまに無視すると、何か言いたげにこちらをじっと見るようになりました。
その為に母の中で「嫌い」が膨らんでいき、今はドンと地面を踏みながら「くそばばあ！」と叫んだり、彼女の目の前で車のエンジンを何度も噴かしたりするほどひどい状況になりました。
庭にどこからかゴミが飛んできて落ちていると、「あのばばあがこっそり置いている」と目を血走らせて本気で言うほどになっています。
「塀の上にばばあが汚物を置いているんじゃないか」という強迫概念にかられ、１日１度はかならず塀を凝視して確認する作業をしています。
「嫌いな人はとことん嫌いになる」という母の性格をよく知っています。

話が変わりますが、私は好きな人ができました。
年齢的にも焦らないといけない時期なので、官公庁主催の婚活パーティに参加しました。そこで知り合った男性です。
何度もお見合いをしてきましたが、どれもうまくいかず、少々疲れ気味の時に出会った彼は、今まで会った男性とどこか違う、目から鱗が落ちるような感覚にさせる人でした。
彼には母についてすべて話しました。冷静に聞いてくれ、理解してくれました。
彼も過去にたくさんつらい経験をしているからか、まったく動じませんでした。
彼のすべてが好きになるのに時間はかかりませんでした。
お互い結婚を意識するようになり、うちの事情を考慮して先に彼のご両親に顔合わせをし、なぜかとても気に入ってもらえました。

母は、私の結婚相手には「公務員もしくは大手メーカー勤務」または「次男」を望んできました。
私の将来のためを思っての条件です。
彼は「長男」ですが、「大手メーカー勤務」ということで、母はお付き合いに大賛成し、私と彼のデートの様子を毎回嬉しそうに聞いていました。
こっそり母が彼の実家を見に行った時も、「２世帯住宅に見えるが綺麗な家だし」ということで同居の可能性すら納得していました。

しかし、彼の年収と学歴を聞いてからは、母の中で彼の存在はどんどん否定的になっていき、付き合い当初は好意的にとらえていた彼の言動もすべて「バカの行動」になっていきました。
母は一度も彼と会っておらず、電話で一度話しただけです。
「嫌いなものはとことん嫌いになる」ルートをたどっていきました。

「低収入の男に嫁いで、あんたに一生共稼ぎができるのか」「あちらのご両親との同居、そして老後の介護ができるのか」ということを私に言っている時はまだ良かったんです。
私の将来を一生懸命考えた結果の発言だからです。
そのうち彼をフォローする私の話にも、蔑んだ目でほくそ笑みながら聞くようになりました。
「彼のことを聞くだけで虫酸が走る」「あちらはバカな親子でどうしようもない」など、私が聞くに耐えれないようなことを言います。
彼とのお付き合いを続けさせてくれるように、泣いたり土下座したりする私を見ると、余計に腹が立つようです。
今は会うことを禁止され、お付き合いもしばらくやめるという趣旨のメールを送るよう言われました。
彼のお母様の「お互い一人っ子だし、最悪うちは家は継がなくていいから」「同居もしなくていいから」というお話にも、「きっとこっそりうちを見に来て、お金持ちそうだから資産を狙っている」「同居しなくていいなんて言いながら、いずれ連れ戻す」と言っています。
そして昨日から、「今の家を建てると決心したのは、あんたがお見合いでいい人と結婚すると思ったからだ」と言い、「家の建築にかかった○千万円をあんたはドブに捨てるんだ、そんな価値のある男か、このお金を払えるのか」「あんたのことだけを考えてきた私を、よくも踏みつけてくれたね」と問い詰められています。
なにより悲しいのは、「あんたと彼の子供なんて抱けない」と言われたことです。

こんな状況ですが、夜は彼とこっそり電話ができます。
こちらがどういう状況になっているかは彼にも伝えてありますが、それでも一緒になりたいと思ってくれている彼に申し訳ないです。

私の父の援護もあり、家を出ることを考えています。
反対する頑なさは母の思いやりからなのか、それとも強迫障害によるものかわかりません。
もし子供ができたとき、やはり母はあの頑なさで私と彼と子供を、ゴミを見る目で一生受け入れないのでしょうか。
それはとても悲しいです。

管理人Ari 2009年09月24日 (木) 21時53分 No.1552

ひろさんへ
お久しぶりです。

生きていてくれて、よかった～～ですよ。
心配してました。

そして、その間に、何かいい男性と巡り合えたようで、メッセージがドラマチックなっておりますね。

>反対する頑なさは母の思いやりからなのか、それとも強迫障害によるものかわかりません。

さて、そのドラマの前に、お母様と近隣との関係を長く書いたということは、ひろさん自身が、そのことと、彼氏への対応とが関係しているように思えるのではないでしょうか？
こういうタイプの方っています。
掲示板越しなので、お母様のことではなく、ただの一般論として聞いてください。
こういうことは強迫性障害の症状ではなく、人格の問題だろうと思います。

相手をよく思う場合は、極端に理想化します。でも、現実の世の中は、理想通りいかないのが普通ですから、やがて破綻します。
すると、逆に自分にとって迫害的な人物に思えてしまいます。
中間がありませんし、人は誰しもいろいろな性質があるものですが、多角的に見ると言うこともできません。白か黒です。
どうしてそのようなことが起こるかというと、こういう人は自己防衛のパターンが偏っていて過剰なのです。他の人がどうなろうと。
自分の自信のなさを他人にそういう形でぶつけてしまいます。・・・これは、極端な場合ですが、心理学ではそういうタイプがあります。

また、私はひろさんもネット越しにしか知りませんし、相手の男性のこともよくわかりません。
でも、2人とも結婚を考えているのですよね？
結婚は現実・・・家庭を作ることは、建設的な作業です。
でも、お母様の思考は、建設的ですか？
そして、人をラベルで見て、男性の本当の人格を見ていますか？

どんないい条件の方でも、お母様からひろさんが離れる場合、お母様にとっては今までの生活パターンが変わることへの不安がつきまとうのではないでしょうか？
すると、また何やかんや言う材料が増えるかもしれません。

＞「あんたと彼の子供なんて抱けない」と言われたことです。

もしかしたら、孫が生まれるとかわいいと思うかもしれませんが、幼児は、自分の強迫に構わず行動するので、かえって嫌という人も、私の知る範囲ではいました。

＞私の父の援護もあり、家を出ることを考えています。

よかったですね。
親子は、一度離れて住んで、物理的な距離を開けてみた方がいいことってあります。
そうすることで、また別な角度で、お母様のことが考えられます。

＞もし子供ができたとき、やはり母はあの頑なさで私と彼と子供を、ゴミを見る目で一生受け入れないのでしょうか。

案じるよりも産むがやすし。できちゃった婚でもない方に言うのも何ですが、もしひろさんに、子どもが授かれば、ひろさんの思いも変わるかもしれませんよ。
というより、そういう心配は、できてからしましょう。

そして、子ども宿す前に、自分がまず親離れをしましょう。
それから、自分の意思と責任で、好きな人を選んでください。

幸せになってほしいです。

るこ 2009年09月25日 (金) 11時15分 No.1555

汚いものについて
ひろさん、こんにちは。

質問にお答えします。
私の「汚いもの」の定義は、恐らく普通の人と同じで、ゴミや泥や下水などのようなもので、症状的には少し神経質には対応しますが、汚れが強迫と直結することはないです。
私には小２の息子がおりますが、昨日靴の中を砂でいっぱいにして帰宅しそのまま家に上がりこんできたので、靴下を脱がせ、砂を払い、手足を洗わせ、砂の落ちたところに掃除機をかけました。恐らく常識的であろう行動で済みます。
砂や泥を家に持ち込まれるのは嫌ですが、男の子だからある程度覚悟しないとやっていけないのもあります。
強迫で子どもが汚いと感じる人は結構いると思います。ひろさんのお母さんがもしそうであり、ひろさんに将来お子さんができたとしたら、キツイかもしれないですが、実際子どもは出来てみないと分かりませんね。女の子なら小学生にもなればそれほど汚すこともないと思うし、男女問わず綺麗好きって子もいますから。私はひろさんのお母さんがどのような人か直に拝見したわけではないですが、孫ができたらお母さんが子どもという生き物を理解し、「仕方ないか」って思ってくださるかも知れないし。

Ａｒｉさんのおっしゃるとおり、子どもができてから考えられたらどうでしょう？例え、お母さんが孫を受け入れなくても、ひろさんのお子さんです。
ひろさんの人生はひろさんのものなので、まずは本当のご自分の気持ちを大切にされて、後悔しないように、幸せになって下さい。

あくまで私の意見や症状を書いたのでご参考まで。。。

Ａｒｉさ～ん！

＞相手をよく思う場合は、極端に理想化します。でも、現実の世の中は、理想通りいかないのが普通ですから、やがて破綻します。
すると、逆に自分にとって迫害的な人物に思えてしまいます。
中間がありませんし、人は誰しもいろいろな性質があるものですが、多角的に見ると言うこともできません。白か黒です。
どうしてそのようなことが起こるかというと、こういう人は自己防衛のパターンが偏っていて過剰なのです。他の人がどうなろうと。
自分の自信のなさを他人にそういう形でぶつけてしまいます。

私のことです(汗)。以前主人に同じようなことを注意され、「えー、そんなことないよ！」って突っぱねていましたが、今になり確かにそういう部分あるかも、そしてＡｒｉさんのこの書き込みを読んだとき、「ああ、こういうことか」って
更に思いました。
文章で改めて見ると自分を客観的に見ることができますね。
勉強になります。

ひろ 2009年09月25日 (金) 22時55分 No.1557

目が覚めました
「あんたと彼の子供なんて抱けない」と言われたことがものすごくショックで、冷静な判断ができていませんでした。
そうですよね、授かってもいないのに悩んでしまって、心配する順番が違いますよね。
そもそも私を触ることもできない母が、孫だからといって抱けるはずがないですよね。
Ariさん、るこさん、気づかせてくれてありがとうございます。

そして、隣人を嫌うことは人格によるものだとも気づきませんでした。
母の強迫精神でそうなっていってると思いこんでいました。
頭の中がごちゃごちゃで、今は理解するのが精一杯です。

彼とは結婚のことを考えております。
毎晩、なんとかならないものか彼と二人で話し合っておりますが、母相手に解決策は見つかりません。
彼は、とりあえず今の現状が私にとって良くないので出てきてほしいそうです。
その後毎日でも、彼が母に説得しにいく覚悟もあるそうです。
本気かどうかはわかりませんが、今まで出会った男性とはあきらかに違うので、安心感があります。
今までの男性なら、ある程度打ち解けてから家の事情を話すと、まるで他人事のように聞くか、「めんどくさそう」と思ったのか身を引いていきました。

そして、まだ書いていませんでしたが、母は治らない重い病気を抱えています。
つらいので、病名は伏せさせてください。
その母を置いて家を出るのは、父とも別居状態、兄弟とも連絡をとらない母を、本当に天涯孤独にしてしまうのです。
手足となって動く私がいなくなると、病気なのに、きっと食事もろくに取らないと思います。
大変な親不孝です。
これが私を足止めさせている一番の理由です。

彼は「お母さんは必ず許す」と言います。
私はその確率は五分だと思います。
今まで母を見てきて、意志の強さが半端ではないのを知っているからです。

こちらに書いてどうにもなるものではないのですが、いろんな感情がいっぱいで書かずにはいられませんでした。
ごめんなさい。

Ariさん、るこさん本当にありがとう。

管理人Ari 2009年09月26日 (土) 09時45分 No.1561

ひろさんへ
こんにちは。
昨夜の私の記述に、不適切な部分があったので、修正しました。

＞母は治らない重い病気を抱えています。

そういう人は、精神科の相談では珍しくありません。
また、重い病気を抱えていると、精神症状にも影響するのは自然なことです。もしかして、その病気に、本人が気づいてから、よけい精神症状が悪化していませんか？

＞手足となって動く私がいなくなると、病気なのに、きっと食事もろくに取らないと思います。

これは以前のレスから、想像はつきます。
また、天涯孤独なのは、ある意味、身から出たさび・・・というか、これまでに行ってきた行為には、それなりの代償がいるものです。
身内より、公的機関などの第三者に入ってもらえた方が、うまくいくことが多いです。

＞今まで母を見てきて、意志の強さが半端ではないのを知っているからです。

でしょうね。お母様の具体的なことはわかりませんが、人によっては、脳の状態がこうなってしまっていて、本人でもコントロールできないですし、これまでの自分の考えを覆して誰かを許すことは無理な場合があります。
つまり、意思だと考えると、自分でコントロールできそうに思えるのですが、世の中には脳の障害の影響で変えられない人もいます。

＞こちらに書いてどうにもなるものではないのですが、いろんな感情がいっぱいで書かずにはいられませんでした。

謝ることはありません。そこで、もし今後、彼氏と相談の上、地元の相談機関を利用するとか、それでもうまく行かない場合、有料ですが私の個別相談をご利用ください。
地獄の沙汰も金次第のようで恐縮で、100％結果を保証できるわけではありませんが、策は考えられると思います。私は、お母様のような方相手の経験は、結構してきてますよ。
自分たちだけで考えるより、文殊の知恵です。
むしろ、あなたが家を出た後どうするか、その代替案をお母さんがすぐには選びそうもそうもなくても、提示して行くことくらいはあってもいいのかもしれません。

Number
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