妊娠を機に不安症から強迫性障害へ

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妊娠を機に不安症から強迫性障害へなおこ 2015年12月22日 (火) 11時31分 No.2122

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こんにちは。初めて書き込みします。
私はいま11ヶ月の赤ちゃんを育てている母です。
10年位前から不安障害で吐き気やソワソワがあり、投薬治療をしていました。
その時はほとんど症状は良くなり、普通に働き、薬も最低量しか飲んでいませんでした。
2年前に、パートナーとの子供ができ、薬を完全に断ったところから、地獄が始まりました。
私は元々目が悪いのですが、メガネ、コンタクトを掛けるのかすごく怖くなりました。
メガネはかけていて「歪んでいるのではないか」と思い、いてもたってもいられなくなり、いくつもメガネを作ったり、毎日毎日調整にメガネ店に通いつめたりしました。店員からの目線は、変人を見るようなものでした。左右対称にならないのが特に不安でした(人間の頭に合わせているのでならないのが当たり前なのに…)
またコンタクトレンズは、強度の近視と乱視を持つ自分が完璧にスッキリ見えるものはどれなのか、と頭の中が一杯になり、何種類ものコンタクトレンズをいくつもネットで購入しました。そして試しては、合わない、合わない…と繰り返して40箱は購入したと思います。
妊娠後期に薬の服用を再開しましたが、この症状は出産まで続きました。
回復してきたのは出産後、薬を増量してからです。
現在はメガネはやはり気になりますが、一日中その事で動けない、ということはなくなりました。
「時間があるときに調整してもらって、ある程度は我慢してみよう。人の頭は左右対称じゃないんだし、人が作ったメガネも完璧じゃないんだから。」と考えられるようになってきました。
コンタクトレンズははっきり見ることを諦め、「大体見えればいい」と思えるようになりました。
でも、まだまだつらくなることがあって、子育てと自分の心の両立が難しいです。
でも、子供はとてもかわいく、旦那さんも話を聞いてくれるので、毎日頑張って生きています。
くじけそうになったときに、同じように闘っている人のお話を見ると「辛いのは自分だけじゃない、みんな頑張って生きているんだ」と思ってとても励みになります。
私の経験も少しの励みにしてくれる人がいればとても幸いです。
強迫性障害は孤独で、不安で、とても苦しい病気です。
でも、この病気の人はたくさんいます。そして自分なりになんとか生きている人がたくさんいます。
頑張りすぎないで、たまに吐き出して、なんとかやり過ごしていきましょうよ。
自分に一番言いたいです(笑)

管理人Ari 2015年12月23日 (水) 21時14分 No.2126

なおこさんへ
こんにちは。
赤ちゃん11ヶ月とのこと、これからますますかわいくなってくるでしょうね。

とはいえ、妊娠や出産のような女性ホルモンが変化する時期に、強迫症状が悪化する人は少なからずいます。
「小さなことが気になるあなたへ」というサイトの１３２回コラムにも記事が載っています。
http://ocd-net.jp/column/c_132.html

私は、29歳のときに発症したのですが、発症前の2年間、近視なのにメガネをあまりかけない期間があり、視力へのこだわりが強迫につながる人っています。
そして、強迫というのは、気になる対象がブームのように時期によって変化することがあります。

新たなブームの芽がふつふつと湧いてきても、それを真に受けて強迫行為をすることが習慣になってしまうと悪化するので、何とか症状が増えないようやり過ごせるといいですね。

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