カオスドラマ |
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[1681994] 「 ヤブ「ああ、とんでもなくヤベェぜこりゃあよお…!!要は寝落ちしなければ今は助かるが、不眠症でどうこう出来る問題でもねェーッ!24時間365日眠らずにいたら俺の頭皮も栄養失調でハゲ散らかしてしまう…ッ!!いやだーーーーーーーーーーーーー!(>>> ち い ヤ ブ <<<) 」
[1681993] 「 マルルク「そんな…っ……!?そ、そんな怖いことが起こるなんて……ボク、もう眠られなくなっちゃいそうです…… 」
[1681992] 「 石森里奈「…もう一度言うわね。黎明卿の手に落ちてしまった貴方たちの仲間は、肉体は現時点では無事でも、意識そのものは夢に連れ去られている。だけど、"夢というのは曖昧な存在"。それが"悪夢"という形で人間の精神を蝕むように、「夢の国」で起きる悲劇は人体にも多大な影響を及ぼしかねない。最悪…肉体は本当に死滅してしまい、意識だけが夢の中に置き去りにされてしまう結末にもなりかねないのよ。 」
[1681991] 「 石森里奈「DCミニは、いつか人々を救う"夢"の機械となることを目指して開発を進めてきました。ですがそのセーフティを外され、「夢の泉」と共に悪用されてしまっている今…私も開発者として、彼の横行を見過ごすことは出来ないわ。 」
[1681990] 「 クサイハゲ「後神と死神代行とおじさんもいないぜ…俺ら残してみんな死んじまったってのか!? 」
[1681989] 「 メディ「……なるほど…そういうことだったのですね…。石森様、ありがとうございます。『夢』を利用した壮大な掌握… それに、無関係な孤児たちや罪もない人々や動物までもが巻き込まれていると知った以上、やはり、看過できぬ事態です。それに…その「夢の国」に捕らわれてしまった皆様を助ける方法が、通常ではどうしようもないことも…難題ですね… 」
[1681988] 「 あなた「……?!(事態がとんでもない方向に進んでいることを知り、驚いたように思わず前のめりになる) 」
[1681987] 「 石森里奈「ふわふわ君(ナナチ)、キミの言う通りよ。イドフロントが「夢の泉」を独占しているのは、「夢の国」の基盤を形作る為。それを最初は子どもたちの「夢」で肉付けし…やがてはこの「願いの谷」を越えて、少しずつ夢空間の規模を拡大化しているの。このままでは、世界中の全人類が植物状態に陥ってしまうわ…! 」
[1681986] 「 ナナチ「んなぁー…んだよそれ…ッ……!じ、じゃあ…あいつらが「夢の泉」を利用して行っているのはその研究の為……夢の泉の効力があれば、「夢」で生命を支配することだって容易いはずだ…!そういう、ことだったのかよ…っ……! 」
[1681985] 「 石森里奈「そう…「夢の国」が拡大化し、他所の人々の夢と繋がることで…やがて世界中の人々が植物状態となり、覚醒しなくなる。黎明卿の狙いは、この世界中にいる全人類を「夢の国」へと誘い、その独自の夢空間に閉じ込めること。こうすることで"現実は夢となり、夢は現実"となる。現実と夢の境界線を消失させ、誰もが夢見た幸せな世界を構築する… それが、研究団体が目指す壮大な計画よ…! 」
[1681984] 「 石森里奈「そうなるとどうなるか…先も言ったように、「夢の国」に入るには通常の睡眠では不可能で、DCミニがなければ入国も出国もできない。つまり、夢の国側から通常睡眠下で発生する夢とリンクした時…本来の夢は「夢の国」の規模に呑まれてしまう。こうなってしまうと、DCミニを装着していない人間が永久的に目を覚ますことなく「夢の国」を漂う羽目となるわ…! 」
[1681983] 「 石森里奈「このDCミニを使えば、通常の睡眠では入ることができない、研究団体が構築した独自の夢の世界… 通称、『 夢の国《ワンダーランド》 』へのフルダイブするが可能。そしてその「夢の国《ワンダーランド》」は、最初はイドフロントに拉致された孤児たちが見る「夢」から形成されたことで誕生したものなの。何故なら、子どもの夢は壮大だから… その「夢」が肥大化し、やがて夢の国の範疇を越えて… 他所の人々の夢の世界と繋がり…彼らを夢の国のテリトリーに誘い込んでしまう。 」
[1681982] 「 マルルク「ゆ、夢の世界を覗き込むことができるなんて……まさに、"夢"みたいな装置ですね…♪ 」
[1681981] 「 石森里奈「このDCミニを通じて「夢」を共有することで悪夢の原因を探り、患者を治療するサイコセラピーとして私が開発したものなのだけど、まだ未完成でね… だけど内部構造は後に黎明卿に改造を施されてしまい、初期構想段階としようが若干異なり始めているの。私が持っているのは、その改造が施される前のプロトタイプ…だからこれには、イドフロントからの制御権が通用しないわ。 」
[1681980] 「 石森里奈「ええ… だけどその前に、『これ』を説明する必要があるわね…(そう言って、既に握らていたアタッシュケースを開き、そこからカチューシャのようなデバイスを取り出し、彼らに見せつけた) 『 DCミニ 』―――― これは、「夢」の扉を開く、科学の鍵なの。このデバイスを装着して睡眠状態に入れば、夢の世界へ潜り込むことができる。 」
[1681979] 「 KMR「じゃ、じゃあもう三浦先輩やAKYS師範の帰還は絶望的…!役所に死亡届出さないと… 」
[1681978] 「 メディ「夢の国……?もう少し、詳細を教えていただけますか…? 」
[1681977] 「 石森里奈「ドリムエルは、植物状態を齎した被検体の脳をデータ化し、それをイドフロントのメインサーバーに格納された『夢の国《ワンダーランド》』に転送しているの。今頃、肉体はそのまま保管され、意識だけが、夢の世界に送り込まれているということね。 」
[1681976] 「 石森里奈「……黎明卿が放ったあのナノマシンの正体は「ドリムエル」。生命の皮膚に取りつき、そこから神経麻痺を与えて特殊な停止信号を与えるという、精神医療技術をもとにイドフロントで造られたものよ。要は、脳を一時的な仮死状態にするもので…正確には眠らされたわけではない。だから、どれだけ強い衝撃を与えたとしても、被検体は決して目を覚まさないわ。 」
[1681975] 「 メディ「……!(石森の発言に反応する)……あの時、私も感知しました。その黎明卿と呼ばれるお方が噴射した催涙ガスと思われる物質……あれは、極小サイズの「ナノマシン」でした。つまり、ただの催涙ガスではなく、別の手段で皆様を眠らせたと者だと思われます。石森様、あれは…一体何なのでしょうか? 」
[1681974] 「 石森里奈「……だけど木野先生、私からひとつ言わせてください。たとえ貴方単独でイドフロントへ突入し、奇跡的にあの時眠らされた子たちを助けることができたとしても……普通では目を覚ますことは出来ないわ。 」
[1681973] 「 KMR「い、生きてたんですね鈴木先輩!!僕は信じてましたよ……三浦先輩や師範はあのガスにやられちゃいましたかね…?(そう掛け合いながらも木野たちの会話に耳を傾け)……なんというか、ここにいるともっと厄介なことに巻き込まれそうな… 」
[1681972] 「 あなた「………!(里奈の説明を受けて、改めてこの木野という男を知った「あなた」は、彼の背後で感心するように小さく頷いていた) 」
[1681971] 「 ナナチ「……んなぁー…そういうことだったのかよ……おっさん、俺たちにな~んも言ってくれねえから… 疑って悪かったよぉ…(バツが悪そうに委縮する) 」
[1681970] 「 ■に損ないのハゲ「まだ■んでねーよ!!! 」
[1681969] 「 石森里奈「イドフロントでは、それは人道に異を呈する悪逆非道な研究がおこなわれていたことが、後になって発覚したの。それ以来、私はここにいられなくなっていた… ただ私は、黎明卿との契約上、抜け出す覚悟がなかった……そんな中で、木野先生が何度も私を説得してくれた。だから……私も覚悟を決めて、今回…共にイドフロントを抜け出してきたの…(そう言いながら、木野の方へと視線を向けた) 」
[1681968] 「 石森里奈「そんな妹を助けてくださったのが、こちらの木野先生なの。彼は真摯に妹の治療に向き合ってくれたわ。お陰で今は容体が回復しているところなの。だから私は、木野先生に信頼を寄せるようになり…このイドフロントでの研究内容を内密に提示していたの。 」
[1681967] 「 KMR「ハァ…ハァ…先輩たちはあのガスで死にましたかね…惜しい人を亡くしました、丁重に弔いましょう 」
[1681966] 「 石森里奈「ええ…私には、たった一人の妹がいたの。難病を患っていてね…私の精神医療では完治することは、医学的にも、金銭的にも、ほぼ不可能だったの…。そんな時、あの男…黎明卿が現れた。彼が持ちかけた提案で妹が助かる可能性があると。それを信じてしまい、私は総合研究所を辞職…彼の研究団体へ転職したの。だけど、いつまでたっても妹の治療にはとりあってくれず、得体の知れない薬品だけが提供されてから、余計に悪化してしまった…。 」
[1681965] 「 メディ「石森様…精神医療の専門医ですか…。その……彼らと交わした契約、というのは……? 」
[1681964] 「 研究員の女性 → 石森里奈「ご紹介が遅れてごめんなさい……私は、「石森里奈」(いしもり りな)。元精神医療総合研究所所属のサイコセラピストをしていたわ。数か月前、私はあの研究団体からスカウトされて、以来行動を共にし…最近になってイドフロントでの研究を行うようになったの。研究内容は、『夢』に関する精神医療…私はもともとそれを専門としていて、あの黎明卿にある契約を交わしたことで…ともに研究を行うようになったの…。 」
[1681963] 「 ナナチ「……えっ……?えええぇっ!?(木野の衝撃の告白に仰天する)せせせ…説得ぅ…!?あ……あんなキチガイばかりの連中が揃いも揃っているような怪しい研究団体から…!?お、おい……なんかの罠じゃねえだろうなァ……?(恐る恐る女性の周囲を駆けまわって四方八方から睨みを利かせる) 」
[1681962] 「 ヤブ「そこな美しい女性!俺と結婚してくれないか?俺はヤブ。34歳バツイチだが、まだまだ溢れんばかりの性yゲフンッパッションがありますであります!趣味は、心臓マッサージと人工呼吸です。年収hうわなにをするやめろっとおおおおおおおおお(精神異常患者共に纏われつかれる) 」
[1681961] 「 木野薫「まてお前たち。彼女は敵じゃない。俺が説得したんだ。逃げてきたんだ。あのイドフロントをな。 」
[1681960] 「 木野薫「そんなヒマはない(準備を進めながら女性の言葉を一蹴)こうしている間にも患者たちの症状が悪化するかもしれん。それに、囚われた者たちはどうなる? すでに実験を始めているかもしれない。…………それを止められるのは、俺しかいない! 」
[1681959] 「 マルルク「記憶を、失って…それを取り戻すための途方もない旅をしていたんですね…… それなのに、ボクたちの事情に付き合ってくださるなんて…なんといえばよいか………?(ナナチと共に女性の方へ振り返る) 」
[1681958] 「 ナナチ「んなぁー……お前ら、それでこんなところへ……(「あなた」たちの事情をここで初めて知って茫然としていたが、そこに、木野に声をかける見かけない女性に眉を潜める)……んで、さっきからそこにいたお前は誰だぁ…?スンスン…スンスン……妙な薬品の匂いがする……さてはお前……あそこの研究員だなぁ~…?(警戒心を剥きだすような目つきで女性を睨む) 」
[1681957] 「 研究員の女性「――――― あの、待ってください…木野さん…!(そんな、荷造りを始める男の背中に不安げな声音をかける女性がいた)……あなた一人でも十分危険です…!せめて一度、態勢を整え直してからでも…… 」
[1681956] 「 木野薫「記憶喪失……?(「あなた」のほうを見やり、一考)…………(「あなた」の挨拶の姿に特に反応をしめすことはなく)……お前たちの事情はよくわかった。では今度はちゃんと正面切って言ってやる。────『ここで待っていろ』。お前たちの仲間も俺がなんとかする。イドフロントの警戒態勢はさらに強いものとなった。子供のお守は俺の専門外だ(優しさともとれるし、冷たい突き放しともとれる。「あなた」たちに背を向け再びいくつかの荷物をまとめ始める) 」
[1681955] 「 あなた「………!(木野に手を上げて挨拶を行う。無表情だが、このような状況下でも純粋な眼差しを忘れないでいた) 」