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カオスドラマ

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[1682186] 「 近江彼方「そっかそっかぁ~…!偉いねぇ璃奈ちゃんは…♪彼方ちゃんがよしよししてあげよう~(そう言って起き上がると璃奈へ凭れ掛かる形でその頭を撫でまわす)いっぱい冒険して疲れたんじゃなぁ~い…?今は「夢」の中なんだから、ゆっくりと羽を伸ばすといいよ~。なんたって、"「夢」の中じゃなんでも自分の思い通り"だもの。願ったことが、すぐに叶うんだぁ。それってとっても素敵なことだよねぇ~。………あ、遥ちゃんが向こうで呼んでいるみたいだねぇ~…?じゃあ、またあとで会おうね~。ばいび~♪(起き上がったかと思えばまたすぐに浜辺へと溶けるように倒れだし、そのままなめくじのように蛇行しながら立ち去っていった) 」
[1682185] 「 ベール「なんだナンパか~~~~~~?(※1km先でヒロに向かって叫んでいる) 」
[1682184] 「 ヒロ「夢の中だからって説明つくのがなゆとも…………どうりでビキニを着たお姉さんの錯覚が見えると思った……(ベールを見て)  」
[1682183] 「 天王寺璃奈「うん…!それがね、彼方さん…もうすぐ、私たちの旅も、終わろうとしているんだ。ちょっぴり寂しいけれど…これで、大切な「友達」が元に戻れるんだ。いろいろあったけれど…私、何とかやり切ったよ。 」
[1682182] 「 近江彼方「えへへぇ~…よせやい、照れちゃうねえ~。まー、遥ちゃん(※妹の名前)のためなら、彼方ちゃんはなぁ~んだってやりますけどねぇ~?それにしてもぉ~…璃奈ちゃんが元気そうでよかった~。みんな心配していたんだからね~。でもこれは「夢」だからさ、現実でまた会える日を楽しみに待っているからね~。 」
[1682181] 「 天王寺璃奈「そ、そういうもん…なのかな……いや、言われてみればそうかもしれないけれど…… そう、だよね……彼方さんも、同好会のみんなとも、こんなところで会うわけないんだし…やっぱり、「夢」なんだ、これ…… ……あ、うん。そうなの。近江彼方さん。私と同じ、スクールアイドル同好会に所属している3年生の先輩なんだ。いつも眠そうにしているけれど、それは愛する妹さんのために遅くまでアルバイトをしているからで…妹思いの優しい人なんだよ〖*╹▿╹*〗 」
[1682180] 「 ホムラ「……?そちらの方は…璃奈ちゃんとヒロさんのお知合いですか…? 」
[1682179] 「 近江彼方「やほやほー、なんだか久しぶりだねぇ~、璃奈ちゃん?おっ、それに…ヒロ君もいるじゃ~ん…♪うーん…?どうして、彼方ちゃんがここにいるのかって…?そりゃあだって…「夢」だもの。夢の中じゃあ、離れていてもまたすぐに会えるでしょ~?幼いころにサヨナラバイバイしちゃったお友達とか…引っ越しちゃった大好きな親戚の人とかさぁ~…?現実では別れてしまった人たちはみぃ~んな…「夢」の中でまた会えるじゃん?そういうもんよ、そういうもん。(さも、当たり前のように淡々と語り掛ける) 」
[1682178] 「 ヒロ「夢の世界‥ってことはわかったが,どうして君がここにいるんだ…!? 」
[1682177] 「 天王寺璃奈「そっかあ……だから、なんだか不思議な感じがしたんだ。夢の世界ならしょうがいないね。………。………。………。………………えっ……???〖*゜o゜*〗(隣にいた少女の姿を3~4度見し、ようやく彼方の存在に気づいた) え゛ っ゛   ! ! ? (そして、びっくり仰天する) か……彼方…さん……?!ど、どうして、ここに……?〖*゜o゜*〗 」
[1682176] 「 近江彼方「ここは「夢の世界」なんだよぉ~(と、じんわりとした糸目を浮かべたまま三角座りでいつの間にか璃奈とヒロの間に居座っていた。浜辺の上にふかふかの布団を敷いたまま…) 」
[1682175] 「 ベール「あはは~♪まてまて~♪ いやーん♪待たないったら待たな~い♪ (などと妄言をほざきながら、緑色のビキニを着用して浜辺を一人駆け走っている) 」
[1682174] 「 ヒロ「海岸があることしかわからないな……いつの間にこんなところに飛ばされたんだろうな…(辺りを見渡し) 」
[1682173] 「 ヒカリ「へんてこな空に海……だけどなんでか無性に落ち着くこの感じ……どこか懐かしさも感じるような気がするわね(分離能力を発動していないにもかかわらず、ホムラの隣に当たり前のように佇んで浜辺に転がる青いカニを不思議そうに見送っている) 」
[1682172] 「 ホムラ「さぁ……?でも……なんだかとても、心地よい気持ちがします……(寄せては返すさざ波の音に、思わず瞳を静かに閉ざして浅く息を吸った) 」
[1682171] 「 天王寺璃奈「………ここ……どこなんだろう……?(いつのまにか、イドフロントで眠らされた璃奈たちは静かに漂う琥珀色の海が一望できる浜辺に呆然と佇んでいた 」
[1682170] 「 ― 夢の国《ワンダーランド》・泡沫海浜 ― 」
[1682169] 「 解析璃奈「夢の世界に閉じ込められた存在である主人公は自分と向き合い無事現実へと戻ってこられるでしょうか。それではまたお会いしましょう。 」
[1682168] 「 そして、物語は続く――― 」
[1682167] 「 あなた「……!!(メディⅡ、ユゥ…そして、これまでの旅路でこんな自分を支えてくれたかけがえのない「仲間たち」が"いる"。だから自分は「自分」であれたのだと。目的のこの地まで来ることができたのだと。その有難みを享受するように胸元に手を添えると―――)――――!(恐怖を払拭した強い眼差しを、巌窟王の背に向けて応えた。これから襲い来るであろう悪夢のような悲劇も、振り返れば自分にとって切り捨てようもない大事な『夢物語』だったと、胸を張れるように―――) 」
[1682166] 「 巌窟王「これから怠るつもりはない、息継ぎする程度の猶予は持たせてやる。 」
[1682165] 「 巌窟王「………。(あなた達との距離が離れた頃、何を想ったのか空を仰ぎ見)――――――俺は貴様のイド、かいつまむが深層心理に召喚された。お前を内側から殺しかねない悪夢となり得る"悪性情報"を焼却する役割を担う為だ。蓄積された記憶にある悪性情報を滅却し、害のない程度の記憶として浄化する事が今の俺の役割……認識していないだろうが、月の都で召喚されて以来そのようにしてきた。 」
[1682164] 「 巌窟王「―――――恐怖したか?それでいい。自覚し、尚も炎を抱いて奮い立たせろ。嘆く時はない、だが自覚なくしてお前は立ち向かうべき試練を直視できない。 納得できぬなら構わない、お前の旅路はそこ止まりだ…… 最も、周りはそれを許さんだろうがな(そう冷淡に伝え"周り"であるメディⅡ、ユゥへ目配せ。返事を待たず歩みだし……) 」
[1682163] 「 ユゥ「……うん… 私も…信じている。「あなた」がそうならない未来を。その為に、『大切な仲間たち』が「あなた」を守って、支えて、共に歩いてきたんだもんね。(ふふっ、と朗らかな微笑みを送る) 」
[1682162] 「 メディⅡ「……確かに、主様の潜在的なお力は今もまだ謎に包まれています。人の身に有り余る力は、大小にかかわらず何らかの影響をお与えになる。ですが主様は、純粋な心の持ち主です。その力を、道を踏み外すことなく…ここまで来ました。それを悪しきことに利用する輩がいるのであれば、わたくしも身を呈し主様をお守りする決意を改める必要があります。 」
[1682161] 「 あなた「………!(胸元に突きつけられた"最悪の運命"。世界を腑に書き換えるだけの大いなる力が、よもや自分に孕んでいることなど考えもしなかったかのように、ただただ動揺によって双眸が揺らぎだす) 」
[1682160] 「 巌窟王「―――――お前の繋がりを力に変える能力だ。ぞれを利用し、貴様の紡いできた怨嗟、いわば"負の繋がり"を力として具現化させること。同時に、貴様の自我を破壊し、怨嗟を振りまく"殺戮の傀儡"へ作り変えること……。その計画は、実感こそ無いだろうが(踵を返し、指をあなたの心臓へ突き立てる。その時がくれば――――そうすると言葉で伝えるように)――――今尚進行している。 」
[1682159] 「 巌窟王「理解したようだな。奴は"何者か"によって既に召喚されていたサーヴァントだ。月の都を攻略するよりも前から、お前達の旅路を追うようにして行動し……クーフーリンの手渡した令呪を身分を偽る小道具として接触してきた。奴自身、或いは奴のマスターの意思によって。目的は―――――― 」
[1682158] 「 あなた「―――――!(巌窟王の言葉を片隅に、再度記憶を巡らせる。いつも怪しく傍へと近寄っていたDOMANが自分に施してきたことを。そう、彼はずっとこの旅路を"視て"いたのだ。すぐ近くで、隣で。そんな彼だからこそなせる所業だというのなら…と、「あなた」は一つ納得したように頷いた) 」
[1682157] 「 巌窟王「その魂の性質に目をつけたのが奴……蘆屋道満だ。確認するが、奴が喚ばれたのはクラウスの野望を阻止した直後……そうだな? 先に貴様が見た"悪夢"……MF小隊やエレン・ベーカー……そういった負の記憶の中に奴はいない、違うか 」
[1682156] 「 巌窟王「奴は"黎明卿と組み、お前が夢境へ自らの意思で向かうよう仕向けたのだ。俺が迎撃したことで即死こそ免れたが、その猛毒は今もお前の命を蝕み続けている。貴様が旅をした中で敵対した悪意、置き去りにした絶望。そういった"負の繋がり"を、お前は悪しき記憶として整理せず、出会った全てを受け入れるという特性によって蓄積し"過ぎている"。特に月の都での旅路は、直截関わらずともそこにある怨嗟全てがお前に追いすがっているのだ。 」
[1682155] 「 巌窟王「その通りだ、順を追って説明する。 先程この二人が狼狽しているのをお前は見たな。(ユゥへ目配せし、歩調を合わせることなく前進しながら) あれはDOMAN……いや、アルター・エゴ:蘆屋道満が共犯者<あなた>へ植え付けた悪性情報が、夢境の中で具現化したもの……。違うか、共犯者が夢境へ入った瞬間"活性化するよう"仕込まれていた"旅の中で蓄積された負の記憶"による攻撃だ。 」
[1682154] 「 あなた&ユゥ『……!? / えっ…!?(あたかも「あなた」の心情を代弁するかのようにユゥが驚愕を発する)……そんな…じゃあ、あまり時間をかけて仲間を助けに行くことは現実的じゃない…ってことなんだ……』 」
[1682153] 「 巌窟王「事実から伝える。まず共犯者(あなた)、"このまま状況を打開できなければ"お前の命はそう長くない。(一瞬だけ一瞥し、文字通り哀れみも同情もなく事実を伝えた) 具体的に言えば、黎明卿による夢郷の破壊、道化(DOMAN)の消滅。この二つを果たさない限り、お前は自らの内側に眠る怨嗟によって、周囲に悪意を伝播させるためだけの傀儡となった後……  確実に、死ぬ 」
[1682152] 「 あなた「……!(巌窟王に促されるまま、ユゥとメディⅡに目配せをしながら歩き始めた―――) 」
[1682151] 「 巌窟王「(意思疎通可能だが会話は不可能か……こういった手合は初めてだな)―――――ッスゥゥゥ……(眉間を抑え手を前に突き出し「待て」と伝える)……俺はお前の"内側"から外の様子をミていたそちらの状況は把握している、そこの少女の紹介も不要だ。(それとなくユゥへ目配せし) 道化(DOMAN)が裏切った……否、元々お前のサーヴァントでない事は飲み込めたようだな。奴の干渉のせいもあってお前の状況は認識しているよりも悪い(黒衣を翻して踵を返し、首をクイと捻る)一刻を争う、移動しながら話すぞ。 」
[1682150] 「 あなた「……!………?(彼の言葉に、右手に嵌められた「手袋」に視線を落とし…ようやくその意味を理解した。DOMANではない、「あなた」自身の本来の守護者《サーヴァント》を―――)………(ユゥに「大丈夫」と首を振りながらメディⅡと共にゆっくりと立ち上がると、眼前の巌窟王と呼ばれる青年と向き合う)………!(この出会いに運命を感じたのか、「あなた」は手を上げて挨拶をした) 」
[1682149] 「 ユゥ「……!(ブーニーハットの青年の姿に一度目を奪われるも、はっと我に返り、目を覚ました二人へと振り返る)……大丈夫…!?どこか、痛くない……?(不安げにも「あなた」たちに優しく語り掛ける) 」
[1682148] 「 巌窟王「夢の中で夢遊するか……。お前のような者は初めてではない、残念ながらな……(言葉通り落胆しているのか目を伏せて肩を落とし)―――――本当に覚えがないようだな。俺は貴様の共犯者<サーヴァント>だ。キャスター・クーフーリンから手渡された令呪があるだろう。それは、随分前から俺とパス<契約>を紐づけられていた。…………と、"他の道化"が嘯いていたようだがな。 」
[1682147] 「 メディⅡ「……?主…様……?(機械少女も再起動を果たすかのように瞼を開く。先程までの悪夢など何もなかったかのような、何処か清々しい目覚めを迎える中で、「あなた」の傍にいた第四の人物に視線を移した)……あの……どちら様…でしょうか? 」




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