カオスドラマ |
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[1682265] 「 ユゥ「 『 ノイズ 』…って……!?巌窟王さんが言っていたものとは違うの……!?(並走しながら問いかける) 」
[1682264] 「 メディⅡ「――――!(逃走している最中、ヒューマギアモジュールに手を当ててぴくりと顎を上げた)……たった今、石森様から情報が入りました…!夢の世界で珍妙な存在が現れたのなら…それは……『 ノイズ 』と呼ばれるものである可能性が高いとのことです…! 」
[1682263] 「 ユゥ「はっ、はっ――――(「あなた」に手を引かれて一心不乱に逃げる。時々横切る奇妙なオブジェクトが漏らす意味不明な言葉など理解できず――そもそも理解する暇もないが――逃走の中で脳内が掻き乱されるような感覚に陥っていた)…ねえ…っ……さっきから、変なのがたくさん……!これも、さっきと同じものなの…っ……? 」
[1682262] 「 渦巻螺旋蜷局「348610454326 648213393607 260249141273 724587006606 315588174881――(円周率を唱えるだけのサインポールが、逃げ往く「あなた」たちに横切られる) 」
[1682261] 「 渦巻螺旋蜷局「3.141592653589 793238462643 383279502884 197169399375 105820974944 592307816406 286208998628 034825342117 067982148086 513282306647 093844609550 582231725359 408128481117 450284102701 938521105559 644622948954 930381964428 810975665933 446128475648 233786783165 271201909145 648566923460 34861 」
[1682260] 「 たたずむカエル「 むかしむかしあるところに■■■■■と■■■■■がいましたが二人は■■■して■■■■したので世間的に■■■■■■せざるを得なくなりそのまま■■■で■■■な■■■■■となって■■■■■■■■■しまして■は■■■■■となるあれを■して■し■■めて■■■■■■を■えて■■■■きまして■■が■■になりましたとさめでたし■で■し (耳を劈く様な規制音を混ぜ込んだ出鱈目なおとぎ話を語りだすカエルの置物が、「あなた」たちの逃げ出す先に鎮座していたが、所詮はそこに佇んでいるだけなのでそれ以上は追いかけることはなかった) 」
[1682259] 「 あなた「……!(そんなユゥの手を引いて旋回するようにカカシから距離を置き始める) 」
[1682258] 「 ユゥ「に、逃げるんだよね…?どうしよう、といってもどこへ行けばいいか……ひぃぃぃっ!?今度はなに…っ!?(奇奇怪怪な挙動と言動をみせるカカシに怖れる) 」
[1682257] 「 ただのカカシですな「ポイーン、ポイーン、ポイーン、ポイーン、ポイーン…(と、コミカルな効果音を鳴らしながらホッピングしている珍妙なカカシが「あなた」たちの前を横切り、かと思えば逆再生したかのように戻ってきて目の前に佇み始めた) 町はずれの農村に住む貧相な家畜農民は皆愛国者だ!みんな王様のために汗と水と血と涙と骨を垂らしてたがや死ます!すべては愛する王国のために!すべては愛する王様のために!喜んで死ぬまで働きます!La-li-lu-le-lo!《愛国者達よ!》 らりるれろ!《愛国者達よ!》 ラリルレロ!《愛国者達よ!》 (支離滅裂な発言を叫び散らかしながらそのボロくず頭部がグルグルと激しく回る) 」
[1682256] 「 TDA「お前何なんだよ!!!!! 」
[1682255] 「 あなた「……!?(無表情で餅を搗くモーションを繰り返しながら撤退し始める) 」
[1682254] 「 メディⅡ「お、お、お、おもおもおもちをついてっ…もちついてください!あ、落ち着いてください!わたくしが一番落ち着かないといけませんか…!?わかりました!餅を搗きます!ぺったんぺったん!ああっ!こんなことをしている場合じゃないのに!と、とにかく離れましょう…!現実世界にいる石森様に今から通信を繋いであれの正体を確かめますので…!やっぱりあれはなんなんでしょうか!?(そう言うと一同を促すようにその場から避難し始める) 」
[1682253] 「 あれはなんだ!?(あれはなんだ!?)「 話をしよう……あれは……あれはなんだ!?なんだかんだと聞かれたら、あれはなんだ!?は・か・た・のしo…あれはなんだ!?倒れるだけで腹筋ワンダーk…あれはなんだ!?(あれはなんだ!?が「あなた」たちへ不気味なステップで近づいてきている…!あれは一体なんだ!?) 」
[1682252] 「 巌窟王「敵意を感じないが接近してくる……? そもそも"あれは何だ"!?…………あっ スゥー……(誤魔化すようにあなたの影に溶けるように消えてゆく) 」
[1682251] 「 ユゥ「わ、わかんない……じ、地面から頭とたくさんのお手てが生えている……?な、なんかこっちを見ているような気が……って、近づいてきていない……!? 」
[1682250] 「 メディⅡ「し、しまった…しまいました…!わたくしとしたことが、つい変なリアクションを…!主様…気になる気持ちは分かりますが、決して近づいてはダメですよ…?ていうか、あれはなんなんですか…? 」
[1682249] 「 デビルマン「 \デビルマーン!!/ 」
[1682248] 「 巌窟王「…………(頭を抱えてその場でしゃがみ込む) 」
[1682247] 「 メディⅡ「あれはなんですか!? 」
[1682246] 「 ユゥ「あれはなに!? 」
[1682245] 「 あなた「 !? (「あれはなんだ!?」というようなリアクション) 」
[1682244] 「 BGM♪:【フリーBGM素材】 閉ざされた正方形の空間 (現代音楽) 」
[1682243] 「 BGM♪: 」
[1682242] 「 あれはなんだ!?(あれはなんだ!?)「 あれはなんだ!? ( > > > あれはなんだ!? < < < )(あれはなんだ!?が「穴」から現れた ▽) 」
[1682241] 「 枠も中身も存在するかどうか不鮮明な「穴」の中から、はじめは一次元を表す点のように小さく、やがて瞬く間に肥大化した影が現出する。あれは――――― 」
[1682240] 「 メディⅡ「……悪趣味なことをしますねぇ~…やはり早いうちにあのペテン師を排除しておくべきでしたか…?コホンッ…そうですね、 "出来過ぎた"ものは我々を更なる魔境へと誘うトラップ。主様はその純粋さ故に疑うという余地はないので、ここはわたくしにお任せください。ほら…こんな話をしているとなにやら「穴」の方からまたなにか……(会話の最中、「穴」と思わしき得体のしれない何かのある方角を見据えるように体を傾ける) 」
[1682239] 「 ユゥ「夢の世界とは言っても、「夢」のある話ばかりじゃないんだね… 」
[1682238] 「 あなた「……(なるほど…と感心するように頷いた) 」
[1682237] 「 巌窟王「―――――獲物を狙い澄ました"罠"と捉えていい。(拾い上げたのは"呪符"が取り付けられた最新医療器具。メディが携帯していたそれに禍々しい邪気を持つ呪符が貼り付けられており……) ボウッ (手に宿した暗炎を焼き尽くす) 対処法さえ覚えればどうということはない、気を楽にしろ。(――――よし、緊張をほぐせたな(※逆効果)) 」
[1682236] 「 巌窟王「…………‥。……………。(ユゥの方を見軽く頷く、メディⅡの方を見深く頷く、あなたの方を見……) スンッ (目を伏せた) 現実においてはメルセデスが適格な対応。"この場"においてはコンチェッタが正解だ。 夢の世界に"偶然"は基本的にない、望むものが現出し我が物とできる以上眼の前にある一切は無勇者に由来した"必然"だ。 しかし、この夢境は黎明卿が作り上げた"複数の夢の集合体"。お前達の部屋ではなく、公共の場と捉えていい。そんな中で必然的にお前達に由来するものが必然として現れたなら―――――(ふと、つま先で蹴った何かを拾い上げ) 」
[1682235] 「 あなた「……?……!(「俺の物は俺の物!」というジャイアニズム的思考のもと、我が物顔で"それ"を愛でる…ということを訴えたそうな顔だ) 」
[1682234] 「 メディⅡ「素晴らしいネーミングセンスです!メディⅡという捻りのない名称に辟易していたのでそう名乗りましょうか? ……わたくしですと、自分の物は自分がよく知っていますから、もともと傷がついていたのであればその損傷具合まで同じか事細かく確認しますねぇ~。完全に一致していれば被害届を出します! 」
[1682233] 「 ユゥ「コココ、コン?こんちぇ…?えっと……す、「すごい偶然だなぁ~」ってびっくりしちゃうかも…? 」
[1682232] 「 巌窟王「――――――。――――――。(緊張をほぐす。こと精神状態が反映サれやすい空間で有意義な会話であることは概ね理解している……が)―――――バニラを珈琲と交互に口に含む。(絶望的に"雑談"の引き出しに覚えがなかった) コホンッ 共犯者<マスター>。それに……(メディ、ユウをじぃっと眉間にシワを寄せ)メルセデス(メディⅡ) コンチェッタ(ユゥ)……。仮にお前達が仲間達と共に初めて訪れた『公園』で足を休めたとする。そこにあるベンチや遊具は"お前達の私物"……もっと言えば自身の家にある家具などを模したものだったっとする。これに直面した時、どのように考える。 」
[1682231] 「 ユゥ「なんだか気を遣わせちゃったみたいだね…でも、ありがとう。夢の中じゃメディちゃんも食事を楽しめられそうだね。一緒にドーナツ、食べられるといいね…♪ う、うん…そうだね。少なくとも私には「穴」なのかどうか…そもそも視えていないんだけど…有耶無耶なものは怪しそうだから、気を付けていこう。 」
[1682230] 「 メディⅡ「なるほど…トッピングがされていればいるほど、贅沢なおいしさを堪能できますものね。ミルクアイシングのものがあるように、国によっては牛乳に直接つけて食べる手法もあるとか。いろいろな趣があっていいですね。………さて、少しは緊張がほぐれてきましたでしょうか?特に、ユゥ様の精神バイタルが少々乱れていたご様子でしたので、少しばかり御戯れを…と思いまして。ですが、こちらの「穴」にはいかない方がよろしいでしょう。「夢」という不安定な世界において、真実の所在も曖昧なものです。確証の無いものは無視しましょう。触らぬ神に祟りなしともいいますからね。 」
[1682229] 「 あなた「……?(「あなた」は首を傾げる。哲学云々の話より、何のフレーバーが好みか迷っているようだ) 」
[1682228] 「 ユゥ「えーっと……その哲学の前振りはいったい……?あっ、でもドーナツは美味しいよね…♪私は…スプリンクラーがたくさんまぶされたチョコドーナツとか好きだよ…♪ 」
[1682227] 「 メディⅡ「―――――という哲学的なお話がありますが、今、私たちの前にあるとされている「穴」は果たして本当に実在しているのでしょうか?実際に潜ればわかることですが、そもそも「穴」かどうかも分からないものを"潜る"という表現は聊か奇妙なことだとは思いませんか。見えもしない「穴」をそうだと断定できるものはいったいなんなんでしょうか。そんなことより穴の開いていないエンゼルクリームドーナツは大変美味だそうで。一度は食べてみたいものです。主様たちはどうですか? 」
[1682226] 「 「穴」だ。そこには「穴」が在る。しかしなにが「穴」を「穴」たらしめているのか、その由縁を知る者はいない。"不在"によって"存在"があるように、その「穴」の定型を規定している何かがあることは確かだが、"存在"を無であれば"不在"なんてものは最初からありはしない。それはドーナツの「穴」のように――――― 」