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記憶のかさブタ掲示板

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[Name] ふにふにの境地 [Title] 頭文字D(違) RES
[910]

炎のアルペンローゼはうちの地元では放送されていなかったので、今回はじめて内容を知りました。光の伝説やドテラマンを含め、この頃のタツノコ作品って当時放送されているのを見た記憶がありません。光の伝説はチャンネルがテレ朝、ドテラマンは日テレだったとのことで、どちらの系列局も当時は地元になかったのでまだわかるんですけど、フジテレビ系の局はあったんでやっぱり放送されなかったんだと思います。その代わり、ルパンV世や天才バカボンといった古いアニメの再放送が流れていました。海のものとも山のものとも付かない新作よりもおなじみの作品の方が視聴率も取れてスポンサーも付いたのかもしれません。

同様にイタダキマンやOKAWARI-BOY スターザンSはよく覚えているけど、その後番組だというよろしくメカドックは有名な作品なのに見た記憶がない。僕にとって、いわゆるタツノコらしい作品はスターザンSや聖書アニメシリーズあたりが最後で、その後はいきなり天空戦記シュラトあたりまで時系列が飛んじゃうんです。その間のエアポケットの作品ってことなんですね。

作品そのものもタツノコらしからぬ?少女漫画の絵柄で、いかにも試行錯誤期に入っている感じがします。似た時期にナックもOH!ファミリーやアタッカーYOU!などの少女漫画をアニメ化をやっていますし、そういうトレンドがあったのかな?11人いる!とか地球へ…。とか、炎トリッパーとかの一連の高橋留美子作品のアニメ化もこの頃でしょうか。あっ、その前にペルシャやクリィミーマミのブームがあったのか。記憶がぐちゃぐちゃだ…。

そして、確かにこの終わらせ方はないですよね。むかし負けるな!魔剣道Zというゲームがあったんですが、発売が遅れに遅れて(開発中にデベロッパーが潰れたらしい)、それでもやっと発売されたんですけど、買ってやってみると雑誌に出ていたのとは似ても似つかない、砂を噛むような出来のゲームで。

それでも意地でクリアすると、スタッフロールの後に「MMZ DIRECTOR AMAZING」と題されたゲーム中のイベント画面をつないだスライドショーが始まったんですよ。中には本編では使われなかったキャラクター同士の合体攻撃とかもあって、いやが上にもスタッフの無念さが伝わってきました。タイトルもDIRECTORの頭文字のDに長体がかかってAMAZINGの前にもかかるようになっていて、MMZ DIRECTOR DAMAGINGと読ませようとしているようにも思えたし。そんなことを思い出したりしました。話題がすっかりアニメから外れてしまって申し訳ない…。

2018/05/05/(Sat) 22:15:48


[Name] 管理人mvunit [Title] 当時は
[911]

ふにふにの境地さま、炎のアルペンローゼは当時全国ネットという
感じではなく、ローカル枠セールス扱いだったので
「オンエアしたいならどうぞ」みたいな感じだったようですね。
地元に根付いたローカル番組と時間がカブるようなら
別の時間でやるとか、いっそやらないとか。
関西では「ハニーハニーのすてきな冒険」
「おちゃめ神物語コロコロポロン」
「ななこSOS」といったアニメが
関西テレビの看板番組のひとつ「Oh!タカラヅカ」と
放送時間がカブるんで、土曜の朝8時に回されたり、
「ゲゲゲの鬼太郎地獄編」などは放送すらされず。

タイムボカンシリーズが終わってからでしょうか?
タツノコとフジの歯車がきしみ始めたのは。
タツノコとタッグを組んでたスポンサー、
タカトクトイスの倒産も大きかったのかも。
アニメ雑誌とかでは「タツノコニューウェーブの開花」
なんて言われて盛りあがってはいたんですが。
真下耕一、うえだひでひと、なかむらたかしなど
才気あふれる若手が台頭してきたのですが…ね。

80年代はこんな強引な打ち切り作品が多いですね。
ストーリー半ばで問答無用のラストですから。
それを残された尺で強引にまとめてる時のスタッフの
形相は鬼気迫るものがあったのでは?
さながら我が愛児を荼毘に付すような。

それにしてもラストに全部すっ飛ばしてのウェディングは
いくらなんでも…と思いましたが。

. 2018/05/06/(Sun) 01:34:02


[Name] ふにふにの境地 [Title] OVA特集3 RES
[902]

今回も楽しかったです。レガシアムはビデオ屋で現物を見たことがあるんですけど、それ以外は記憶にあるかないかって感じだな〜。

でも、挙げられている作品のほとんどがサンライズ作品で名を売った人のスピンオフってところが時代だなぁ〜と思います。画像だけ見ると、エルガイムやダンバインやザブングルの1カットにしか見えない…。今も昔も変わんない光景かもしれませんけどね。

2018/03/10/(Sat) 11:56:42


[Name] 管理人mvunit [Title] 感想ありがとうございます。
[905]

ふにふにの境地さん、やはり一本1万円近いOVAを売るにあたって、海のものとも山のものとも解らない作品をセールスするに際し何かをウリにするとなると、「あの超ヒット作のスタッフが手掛けた」というのがハクになるわけで。85年前後で言うと、当時一番ファンの人気を得ていたアニメーターとなると、必然的に絞られてきますね。今回題に取り上げた湖川友謙・北爪宏幸は言うに及ばず、板野一郎・平野俊弘・芦田豊雄・いのまたむつみ・金田伊功…まあ、枚挙に暇がありません。その反面、この時期に倒産、解散したアニメ制作会社も結構多いんですよね。OVAはそんな苦境のアニメ業界にとって光明になるかと思いきや、結果はそこまで苦境を救う存在になったとは言えず。どっちかというと実験作・異色作・TVにそぐわない&TVで出来なかった作品の発表の場、という感じで落ち着いてしまった感があります。だから今観ると「ああ、好き勝手やってるなぁ。」「趣味丸出しだなぁ」という、創ってる側の表情が透けて見える側面もあって興味深いのですが。

昭和OVA特集はあと1回か2回、出来ればやりたいなと
思っています。

. 2018/03/17/(Sat) 00:17:16


[Name] マイケル村田 [Title] 国際映画社最後のアニメ作品 RES
[900]

ゴッドシグマのキャラ原案でもあった新谷かおる氏のバイク系漫画作品「ふたり鷹」。国際映画社の漫画原作のアニメでは、水野英子、吾妻ひでおに続いて三番目の作品。スタッフもほぼJ9系やガルビオン等のスタッフが集い、四辻たかお、久石譲、村田四郎、谷口守泰他一同、主題歌にあの陣内孝則まで起用されるという凄さだが、OP/ED以外の作画はいつもの国際映画社クオリティで、低調気味な作画なのはお約束…。4輪ならまだしも2輪のオートバイとなればちょっときつかったなぁ…と思っていたりする…。しかし、原作漫画に追いつかず、中途半端な形で打ちっ切り…。理由は制作会社でもあった国際映画社が放映途中に倒産したせいで、予定していたアニメ独自展開となるモトクロスレースの展開を諦めせざえるなかった…。

今の所「ふたり鷹」のビデオソフトはかつて東芝から発売された総集編ビデオ位しかなく、完全なるDVD/ブルーレイ等が出ておらず、再放送もないのが残念だ…。

2018/03/05/(Mon) 22:38:09


[Name] 管理人mvunit [Title] ふたり鷹
[901]

マイケル村田さん、ふたり鷹は結構昔、CSで再放送されてた記憶があります。本放送当時も観ていたのでそれなりに覚えていますが、正直レースを全然しない、単なる母&息子のドツキ漫才みたいなノリで、何を見せられているんだろうと。サーキット場は本編に結構出てきてはいるんですが…ね。木曜の19:30でやってた時は19:00の「らんぽう」の流れで観てたんですが、途中から時間枠変更になって以降は視聴習慣がつかず、なし崩し的に観なくなってしまって。正直面白いアニメでも無かったし。母親・緋沙子(藤田淑子)の存在と傍若無人な口ぶり(何かにつけて息子を「この扶養家族が!」とS的になじる)のみ突出していた、そんな印象の作品でした。

. 2018/03/08/(Thu) 02:12:17


[Name] ふにふにの境地 [Title] ふたり鷹
[903]

僕にとっては「派手に宣伝してたのに途中で終わっちゃったアニメ」という印象に尽きますね。早々に終わった番組としてはフーセンのドラ太郎とかもありましたけど、テレビ番組に打ち切りというものがあるのを知ったのはふたり鷹でだったような気がします。でも陣内孝則が歌うテーマ曲はOP/EDどちらも名曲だと思います。同じMICではガルビオンの曲もそうですね。

. 2018/03/10/(Sat) 12:09:26


[Name] 管理人mvunit [Title] ドラ太郎とふたり鷹
[904]

ふにふにの境地さん、フーセンのドラ太郎は当時土曜19:30の放送という事もあって、リアルタイムで観てました。「くまの子ジャッキー」「りすのバナー」に続く森やすじキャラクターデザインのTVアニメという事もあって、キャラは愛らしくカワイイものだったんですが。
ふたり鷹はOPはカッコ良かったですね。実写映像も組み込まれたりして本格バイクレースものをやろうとした、という意気込みは伺えるのですが。

. 2018/03/17/(Sat) 00:04:06


[Name] ふにふにの境地 [Title] フーセンのドラ太郎は…
[906]

mvunitさん、返信ありがとうございます。

フーセンのドラ太郎はキャラデザが森やすじさんだったんですか。言われてみればという感じです。

ただ、子供心にパッとしないアニメではありました。あの「男はつらいよ」のアニメ化という話題性のある作品だったにもかかわらず、僕の記憶が間違っていなければ東京の柴又が舞台ではなかったと思うんです。なにか地方の港町が舞台だったと思います。特に旅先というわけでもなく、ずっとそこで話が展開していたはず。それがなんかものすごく変だった。もちろん、港の風景は下町にもあるので、僕の勘違いだったのかもしれませんが。あとはやっぱり、主役に声優の経験がないなぎら健壱さんを起用したのがまずかったのかなぁと。好きなんですけどねなぎらさん。

でもこの頃を最後に、サザエさんやドラえもんといったブランドの確立したずっと続くタイプの作品を除けば、後にこち亀が出てくるまで下町(らしき町)が舞台の作品が消えたような気がするんです。それはテレビまんががアニメに変わった瞬間であり、全国にコンビニやハンバーガーショップが普及して街の風景が変わってゆくのに呼応して起きたことのような気がするんです。…あ、でも「ツヨシしっかりしなさい!」や「クッキングパパ」、「平成イヌ物語バウ」とかは下町アニメなのかな?

. 2018/03/18/(Sun) 02:02:35


[Name] 管理人mvunit [Title] 下町舞台アニメ
[907]

ふにふにの境地さん、返信ありがとうございます。

フーセンのドラ太郎について文献を紐解くと
舞台は「ねこ島」という架空の場所に
なってるそうですが
美術担当の阿部泰三郎さん曰く
「四国がイメージソース」だそうです。
従来のアニメより明るい色の空と海に仕上げていると
いう事で、港町が舞台だったという
ふにふにの境地さんの記憶は正しいです。
言ってみれば四国の港町+葛飾柴又の下町を
ミックスさせた
古きよき日本の理想郷が舞台、という感じですね。

下敷きは間違いなく「男はつらいよ」で、
山田洋次監督が原作・監修として
名を連ねているので、さしずめ
「児童向け・男はつらいよ」を狙っていたのかも。
ドラ太郎の性格はガサツでヤクザな風来坊で、
それが帰ってきたとヒヤヒヤする
おいちゃんやオバちゃん、出来のいい妹のさくらと、
全く同じフォーマット。
唯一違うのはマドンナの存在ですか。
映画は一作ごとにマドンナが替わっていましたが
ドラ太郎は遊覧船の美人船長・春子が
シリーズ通してのマドンナになり、
基本ドラ太郎が一方的に想いを寄せ続けるという展開。

ねこ島と言ってもネコだけじゃなく、
島民には犬やネズミやキツネもいました。
ただ、アニメとはいえ子供が観るには
イマイチ芯を食ってないというか、
私も観てましたがそんな面白いという印象は残っていません。
エンディングの物悲しい曲が印象的で「しょせんドラさんは
一般社会に生きれないアウトロー」と
言わんばかりの、どこか悲しげな曲でしたし、
子供はこれ聞いてどう感じたのやら。

下町を普通のアニメの舞台に取り入れた時代は
「じゃりン子チエ」あたりがひょっとしたら最後なのかも
知れないですね。「新ど根性ガエル」も下町舞台に
やってましたが、「あしたのジョー2」と同じで、
なんていうか、虚無感というか、
「失われつつある下町の風景をせめて画面にだけは…」
みたいな、儚さみたいな雰囲気が滲み出てるんですよ。
だから「新ど根性ガエル」でひろしが下町の子供たちと
路地裏で遊んでる光景は「昔はこうだったんだよ…」
という隠しメッセージが
聞こえてくるようで、なんか物悲しい雰囲気でした。

「三丁目の夕日」は最初から「昭和三十年代の失われたあの頃」
という売りで作られていた下町がウリのアニメでしたし、
「こち亀」は下町が舞台ですがあの漫画自体が
相当フレキシビリティなんで、下町がテーマかと言われると
そうとも限らないし。

やっぱ下町が舞台、というくくりは
高度経済成長期という時代の空気とセットなのかな、と
思いました。

. 2018/03/18/(Sun) 18:15:40


[Name] マイケル村田 [Title] 二輪などのバイクメインのアニメは作画が厳しいか…?
[999]

どうも久しぶりのコメントとなりますが、ふと気づけば「ふたり鷹」はどちらかと言えば、テレビアニメよりもOVA等に向いていたかもしれませんね…(こんな事を言ってしまってごめんなさい…)。たしか「頭文字D」のしげの秀一先生による「バリバリ伝説」、村上もとか先生の「風を抜け!」、オリジナルの「サーキットエンジェル 決意のスターティング・グリッド」、「ケンタウロスの伝説」とかも全てOVAでしたからね…。バイクなどの二輪系をアニメで表現するのは四輪の自動車ですらキツイのに…。たしか「サーキットエンジェル 決意のスターティング・グリッド」は二輪などのバイクアニメでは唯一の女主人公だけども、キャラデザがジリオン風で、主役ヒロインのマリコはモロ、アップルっぽく見えるが…、そこは気にしてはいけないとか…。森口博子さんは主題歌だけではなく、声優にも挑戦しているが本作限りとかね…。

. 2019/07/27/(Sat) 16:57:21


[Name] マイケル村田 [Title] 1980年代のOVA資料本が出版されたなぁ…。 RES
[897]

懐かしのOVA特集…。次回はなにするべきか悩むところですなぁ…。そういえば今月22日に出版ワークスさんから「オリジナルビデオアニメ(OVA)80'S: テープがヘッドに絡む前に」という懐かしOVAの資料本が発売されましたなぁ…。もちろん、次回以降のOVA特集ネタとしての参考になります。

メジャー作品からマイナー作まで数多く取り上げ、しかもスタッフやキャスト等のインタビューまでも掲載されておりますね。

出版ワークスさん、80年代のOVA作品をメインとした資料本を出すのはとてもありがたいと感謝したいなぁ…。

2018/02/26/(Mon) 23:57:25


[Name] 管理人mvunit [Title] 情報有難うございます
[898]

マイケル村田さん、そういう本が出るんですね。
出来れば本編映像の視聴環境こそ復活して欲しいのですが
権利問題や原版の行方等々、諸問題もありましょうし
難しいのかも知れません。

私としてはこの三回で個人的に思い入れのあったモノで
現在再視聴困難なもの、昭和製、というくくりのものに関しては
まあまあ紹介出来たかなぁと思っています。
あと1回か、もしくは2回出来れば完了でしょうか。
平成以降のものでも紹介したいものはあるにはあるんですが。
「DarkCat」とか「聖獣機サイガード」とか
「モンキー・パンチの世界 アリス」とか。
流石に際限無くなりそうなので。

次回は本筋に戻ってTVアニメを取り上げたい所存です。

. 2018/02/27/(Tue) 23:32:31


[Name] マイケル村田 [Title] 次回以降も期待しております
[899]

コメントありがとうございます。昭和期のOVAは入手し辛い分野に入る程のレアですからなぁ…。次回以降は本筋に戻ってTVアニメか…。ここは思い切って、西崎アニメ特集という形で「宇宙空母ブルーノア」、「メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行」、「オーディーン 光子帆船スターライト」、「YAMATO2520」や国際映画社最後のアニメ作品の「ふたり鷹」、本格F1アニメに目指した「激走!ルーベンカイザー」、『アーサー王物語』をベースとした「円卓の騎士物語 燃えろアーサー(燃えろアーサー 白馬の王子も含む)」、宇宙海洋ロマンの15機合体ロボ「機甲艦隊ダイラガーXV」とかを立候補しておこうかなぁ…と思っていた(しまった一部、映画物も交じっていた…)。

. 2018/02/28/(Wed) 01:31:32


[Name] マイケル村田 [Title] 東京国立近代美術館で伝説のアニメ映画が…。 RES
[894]

mvunitさん…、ど〜もお久しぶりっす…。実を言うと、この記憶のかさブタで取り上げていた東京テレビ動画が虫プロの「アニメラマ」シリーズに便乗し、社運を賭けた伝説のアダルトアニメ「ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!」が東京都内での上映においては初回公開時の1971年から実に47年ぶりとなります…。この「ヤスジのポルノラマ」、去年から幻の映画作品を復刻させる「DIG」が試みておりますが、制作会社の「日本テレビ動画」が倒産してしまっているせいで、権利が宙に浮いている状態となっております…。このヤスジのポルノラマは過去にも川崎など他多数等で再上映されていた事もありましたが、東京都内で再上映されるのは実に47年ぶりとの事…、私も3月3日に東京国立近代美術館にて本作を見る事を考えております…。

おっと、なんか悪い事でも言ってしまったかなぁ…。

2018/02/16/(Fri) 20:16:17


[Name] 管理人mvunit [Title] おお
[896]

マイケル村田さん、情報ありがとうございます。
フィルムが国立近代美術館に寄贈されたのはしってましたが
愈々上映されるのですね。
残念ながら地方なので見ることは叶いませんが、いずれ
再上映の機会の際には行きたいと思います。

. 2018/02/21/(Wed) 18:25:19


[Name] マイケル村田 [Title] ヤスジのポルノラマ やっちまえ!の一部原画スタッフとキャストが判明したとか…。
[908]

3月3日の東京国立近代美術館フィルムセンターで見た「ヤスジのポルノラマ やっちまえ!」の一部原画スタッフとキャストが判明したっす…。原画に後のアニメアールメンバーでもある谷口守泰さんと村中博美さんが原画マン…、そして一部声優さんも判明し、増山江威子
さん、小原乃梨子さん、肝付兼太さん、納谷六朗さん
、田中亮一さん、芝田清子さん、関敬六さん、桜京美さん、相模武さん、里見たかしさんと…。結構有名声優陣もこのアニメ映画に出演されるとは…。勿論、「ヤスジのポルノラマ」がソフト化される日を期待したい所だが…、しかし本作品は孤児著作物だからなぁ…。

. 2018/03/27/(Tue) 20:25:52


[Name] 管理人mvunit [Title] 気長に
[909]

マイケル村田さん- ヤスジのポルノラマの著作権利については
製作元の東京テレビ動画=日本テレビ動画自体が
消滅していますが、全ての作品が封印されてる
状態でも無いので、権利所有者の第一候補がいないなら
第二、第三…見たいな感じで探索は続いていくのでは、とも
思います。とりあえず国立フィルムセンターが呼びかけてる
一定公示期間が過ぎても名乗り出が無い場合、
関係各位に権利交渉の舞台が移っていくのかな?と。
例えば配給を担当した日本ヘラルド(2005年に角川に吸収)、
原作者の谷岡プロ、
さらには谷岡作品の権利管理を行っている
ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス、
といった具合に。

同じ東京テレビ動画作品の「赤き血のイレブン」
は過去ソフト化がされているのですが、
この時の著作表示は
(製作・著作・日本テレビ放送網株式会社
 梶原一騎・園田光慶・少年画報社・NTV)
となっておりました。

製作会社の消滅した作品の場合の権利の一つの
帰属例として見るに、もしポルノラマがDVDになるとしたら
谷岡プロ、角川ヘラルドピクチャーズ、
ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス
の並びで表記されるのかなぁと。
あくまで権利所有者が一切名乗り出てこなかった場合、ですけど。

倒産した映像制作会社の場合、債権者が権利を握ったまま
音信不通になってるなんて例も少なくないので
今は権利者に呼びかけて、「一定期間呼びかけても一切
返信が無かった。ので法的手続きに則って次の段階に」
という、まあ変な話、今は後々訴えられないための既成事実を作る
期間中、と言えなくもないのかも。

今すぐは無理でも数年以内にソフト化は出来るかも知れません。
今はそれを期待します。

そういえば、観た人の感想で「ラスト割腹シーンがあった」
と言うのを聞きましたが、ってことはコレ、
差し替えられる前のバージョンってことですかね?

. 2018/03/29/(Thu) 23:50:57


[Name] マイケル村田 [Title] いよいよ、ヤスジのポルノラマ遂にソフト化!!
[961]

去年の京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター(国立映画アーカイブ)で久々に東京都内での復活上映を経て、今年中(2019年)にDIGさんから念願のソフト化となりますね…。平成末期での復活…。日本テレビ動画作品のソフト化としては「男どアホウ!甲子園」、「赤き血のイレブン」、「男一匹ガキ大将」に続いてこれが事実上4作品目…。放送初期頃の「サザエさん(1969年ごろ)」もネット配信で解禁され、正しく懐かし作品の復刻ブーム…。私としてはプレ値が付いている「宇宙空母ブルーノア」と「オーディーン 光子帆船スターライト」の再DVD化&BD化、そしてOP/EDのみソフト化されている「激走!ルーベンカイザー」等を期待している所かなぁ…。DIGさん、ヤスジのポルノラマの初ソフト化恐るべし…。

. 2019/02/15/(Fri) 20:56:58


[Name] マイケル村田 [Title] 本格的リアルレーシング物に目指した「激走!ルーベンカイザー」 RES
[891]

1970年代後期頃に起こった空前絶大なるスーパーカーブーム。76年にマシンハヤブサが登場し、翌年にはアローエンブレム グランプリの鷹、とびだせ!マシーン飛竜等と文字通りカーレース状態となりました。その中で一番、リアルレーシング路線に行こうとしたのが、東映&ワコープロによる「激走!ルーベンカイザー」っす。

70年代のスーパーカーアニメ作品の中では一番リアル路線に目指して物の、裏番の「ルパン三世(第2シーズン)」に敗北を余儀なくされ全17話の2クール半であえなく、リタイヤ。おまけに再放送やソフト化に恵まれていない幸薄な作品だ…。しかも関わっているスタッフがメカンダーロボのワコープロと岡迫亘弘、湖川友謙ですが、こちらの方は制作元請けが東映、放送局がテレビ朝日、スポンサーがポピーである事もあって、メカンダーロボよりも豊富な制作資金を確保出来た事もあり、OPアニメに金田伊功、演出に青木悠三、安濃高志、布川ゆうじ(チーフディレクターも担当)、キャラ原案に後の「ゲームセンターあらし」で有名となるすがやみつる、メカデザに村上克司(原案)、デザインオフィス・メカマン(リアライト)、企画協力に本田技研と鈴鹿サーキットとガチ本気にリアルで本格的なレーシングアニメを製作しようと試みてみたなぁ…。

「ルーベンカイザー」に参加した村上氏はカーデザイナーの仕事をしていた時期もあって、登場するメカをリアルに手掛けていたなぁ…。

しかし、まともに完走したのが東映/東映動画の「アローエンブレム グランプリの鷹」のみで、他の3本(「激走!ルーベンカイザー」、「とびだせ!マシーン飛竜」、「超スーパーカー ガッタイガー」)は全てリタイヤとなってしまったとか…。

70年代の日本のカーレースアニメではソフト化されているのは「マシンハヤブサ」と「アローエンブレム グランプリの鷹」のみで他はまだOP/EDのみだったりで、本編のソフト化には至っていない…。特に「超スーパーカー ガッタイガー」はフィルムすら見つからない状態だからソフト化は絶望で、残りの2本はソフト化できるかは微妙なラインかもなぁ…。

2018/01/17/(Wed) 16:40:23


[Name] 管理人mvunit [Title] ルーベンカイザー
[892]

マイケル村田さん、ルーベンカイザーは同時期のスーパーカーアニメの中ではかなり骨太な展開だったと記憶しています。グランプリの鷹以上にレーサーとしての成長物語を丹念に描こうと画策していたのは、初期の話を見ても理解出来ます。ただ、残念なのは裏番組が常時25%という視聴率を稼いでいた新ルパンでは如何ともし難く。加えて、正直ルーベンカイザーは作画が不味くて…。覚えてるのは何話目かでデモリション・カーの話があり、ぶつけあい&壊し合いするシーンがあるのですが、この回の作画がメッタメタ。もうちょっと何とかならなかったのかと言いたくなるほどに。作画面でも裏番組には及ばなかったのかなぁと思いました。ガッタイガーと違い、東映にしろワコープロにしろ現存している会社なので、CSとかで再見の機会はありそうですね。最終回はどうなったんでしょうかね?無理矢理レースまで持っていったんでしょうか?未見なので解らないのですが。

. 2018/01/21/(Sun) 22:30:32


[Name] マイケル村田 [Title]
[1030]

そういえば、マシーン飛竜の方はアマゾンの方で配信されておりますなぁ…。もし機会があるとすれば次回以降にギャグ系レースアニメ「飛び出せ!マシーン飛竜」や「激走!ルーベンカイザー」、西崎義展氏の「宇宙空母ブルーノア」や「オーディーン 光子帆船スターライト」とかも希望しておりますが、ルーベンカイザーの方は資料が少ないから絶望的に近いような気が…(こんな事を書いてしまって済みません)。

. 2019/10/17/(Thu) 01:08:00


[Name] マイケル村田 [Title] キャラデザが変化した「ピンクレディー物語 栄光の天使たち」 RES
[889]

この東映&テレ東で放映された「ピンクレディー物語 栄光の天使たち」のキャラクターデザインは聖悠紀さんと細井雄二さんによる少女アニメキャラデザの艶かしいデザインで描かれておりましたが、第24話から第33話(最終話)までは、「タイガーマスク」と「超スーパーカー ガッタイガー」の村田四郎さんによるリアルタッチのキャラデザインに代わったらしい…。これについては、ピンクレディーのファンから「もっと、本人に似せろ」との強い要望があったとか…。

2017/12/31/(Sun) 11:14:59


[Name] 管理人mvunit [Title] 追加
[890]

マイケル村田さん
http://kiokunokasabuta.web.fc2.com/kiokupinkledy.html
キャラ変更後の画像を追加しました。
ご確認ください。

. 2018/01/06/(Sat) 18:14:02


[Name] マイケル村田 [Title] 上映が危うかった「FUTURE WAR 198X年」 RES
[887]

劇場版宇宙戦艦ヤマトや劇場版銀河鉄道999の東映動画が送り出した伝説の世界大戦争系のSFアニメ映画「FUTURE WAR 198X年」。これは、アニメファンよりもむしろ大人たちの中で話題を呼んでいたアニメ映画で、脚本は高田宏治、監督に舛田利雄と勝間田具治、音楽に横山菁児他一同と東映系メンバーの手で作られ、ポスターなどのイラストもあの偉大なる生頼範義さんが手掛け、これはめちゃ凄い物である…。

ただこれは前述で述べた通り、大人たちの中で話題を呼んでいた作品であり、その作品内容からして労働組合から内容が好戦的だとか言って批判しており、「198X年」製作反対とかあって…、結果的には上映されたとか…。内容的にはかつて東宝が公開していた「世界大戦争」のアニメ版と言える存在…。

私的には結構面白い分野かなぁ…。主演の2人には北大路欣也、夏目雅子等が演じていたり、キャラデザインがかつてのタツノコ調とか…。あと、メカデザインも結構カッコ良かったとか…。

公開当時の1980年代は米ソによる冷戦が真っ只中だったかなぁ…。今ではこんなアニメ映画を作れるはずはないと思う…。

あっ、ちょっと分がヘタレで申し訳ございませんでした…。

2017/12/29/(Fri) 22:34:18


[Name] 管理人mvunit [Title] 記憶をたどると
[888]

マイケル村田さん、198X年は劇場で見ました。
製作の舞台裏はのちに書籍で知りましたが、当時は
「ザ・デイ・アフター」「NHK核戦争後の世界」など
やたら「すわ、核戦争」を煽ってた時代背景でした。
米ソの緊張関係がずっとつづいてた時期でもあるし、
大韓航空爆破事件もこの頃だったかな。米ソが力の駆け引きを
していて、当時のTVワイドショーでも
「核戦争になったらヨード卵を食べれば被爆は和らぐ」
なんて言ってたような。「198x年」はそんな時代の
産物みたいなアニメでした。須田正巳先生の劇画タッチキャラは
うる星全盛期の当時としてはかなり異色の作画に
映ったものです。核戦争後の被爆地帯の映像は
「はだしのゲン」ほど露骨じゃ無くて、シルエットの
全身火傷の被爆者が黒い雨の中よろよろ歩いて
バタリと倒れる、といった感じだったような。
ラストは主役の男女が軍事衛星を止めるとか止めないとかで
宇宙空間に上がってランデブーしてた印象。
TV放映したのか記憶に無く、ビデオはVHSが
出てたと思いますが、今となっては当然廃版で。

劇場はガラッガラで私の他は8人くらいしか
いなかったと記憶してます。一応東映の映画なのに
東映直営館ではやらず、洋画配給の映画館で
やってたのが妙に印象に残ってますね。

. 2017/12/30/(Sat) 21:58:17


[Name] winbee [Title] RES
[882]

今回の題材は私好み(笑)のものでありながらもコメントが頭の中でなかなか纏まらずこれまで機会を逸してきました。

またまた取りとめない話になりそうですがご容赦ください。

 私の80年代当時の愛読誌に「ビデオコレクション」(TVガイドの東京ニュース通信社のビデオ専門誌)と言うのがありましたが、あるタイミングからOVA作品が五月雨式に増えてゆくのには当時凄く驚きました。
 「キャプテンハーロック」の頃から大御所の東映動画ですら国内で製作体制が取れないほどのオーバーフロー状態だったのに毎月10本も20本もリリースする余力がどこにあったのか不思議でした(今はもっと凄いですが)

 東映や東宝などの映画大手やビクター、キングなどのレコード会社系が次々に名乗りを上げて参入していたせいか、同誌の広告はOVAの花盛り状態でとてもすべてを把握しきれない感じでした(当時同志を購読していた理由の一つに「アニメ雑誌が取り上げないアダルト系も網羅していた」というのがありましたが、これも入れるとますます凄い事にw)

 前のコメントで出ていました「バビ・ストック」ですが発表当初「全26本リリース」という空前のキャッチフレーズだったと記憶していますが結果は2本で打ち切り。当時のOVAの問題である「タイトルから中身が類推不能」と言う欠点がもろに響いた印象があります。
 原作が有名か、既放映のTVの番外編または続編な場合(これは今でもDVDのおまけレベルで現在も存続していますが)は別として企画段階からオリジナルと言うのはそれ自体が大きなハンデなので余程広告力に頼らなければ売る事が難しい点で、金が有り余っていたバブル時代の申し子の様に感じています。

 当時はバブルの最中だったのに金欠状態が続いていた私は大枚はたいてOVAを買う余裕が無かったのですが、90年代前後からテレ東やキー局の深夜枠、或いはローカル局の日曜昼間の埋め草に何本かOVAが掛かる様になりそれなりに渇は癒されました。

やはり印象的なのはメジャーどころで評価も高かった「エリア88」とか「ゴーショーグン・時の異邦人」辺りでしょうか。
 後者についてはテレ東はよくこれをゴールデンタイムにやったものだと感心しましたが。

 バンダイ系の「トワイライトQ」「アーバンスクエア」辺りは日曜昼の埋め草扱いでしたが、正直「買わないでよかった」と言う感想しか(笑)

 今回そちらで取り上げられたサードパーティ系のOVAは殆ど広告でしか知らなかったものばかりなので非常に参考になりました。

 あの当時のOVAは玉石混交というよりも砂場の砂の中から砂金一粒を見つけるレベルに近かった感じもありますが、隠れた佳作が次回にまた取り上げられる事を期待して筆を擱きます。

2017/11/26/(Sun) 21:47:37


[Name] 管理人mvunit [Title] 昭和オリジナルビデオアニメの風景
[883]

winbeeさん、書き込み有難うございます。
昭和という時代で絞り込んで今回作ったページですが
ОVAという、当時海のものとも山のものとも解らない代物を
どう調理したものか試行錯誤していた時期、いろんなものが
各社から発売されていましたね。1980年代中期以降は家庭用VTRが
そろそろ全世帯の半分近くにまで普及してきた頃で、
デッキも10万切る値段のものが出始め、
テープも一本1480〜1980円くらいまで下がってきたので
ここが商機!と踏んだのかもしれませんね。
1983年頃は愈々ソフトメーカーが「収録時間60分・価格9800円」と
いった低価格設定で攻勢をかけてきた時期でもありましたし
EMOTION(現・バンダイビジュアル)がその値段で
「マクロス」「ミンキーモモ」「怪奇大作戦」「マイティジャック」を
販売し始めて当時話題になりましたね。
(それ以前は、30分9800円がやっと。
1980年ごろだと東宝ビデオが「モスラ対ゴジラ」を
90分50000円で売ってましたね…。
学研のビデオ「日本万国博」なんか20分で20000円!)
普及につれて大量生産でコストが下がり、
ソフトの値段も一気に入手しやすいものに
なったわけで、1988年頃になると1980円のビデオソフトまで出る始末。
(大陸書房とかね)
この10年間の価格の下落具合は目を見張るものがあります。

話がやや逸れましたがOVAに戻しますと、
当時レンタルビデオ店が日本中に普及し始めていた時期で、
(チェーン店舗より、まだ個人経営の店が割合的に多い時代。)
私もOVAは結構レンタルで観ました。とはいえ当時(1984〜6年)は
レンタル料金も高くて。
二泊三日で一本2000円取られました。(新作は+1000円)
故に結構選って選って、悩んで悩んで。友人と金を出し合って借りて
家で鑑賞会やってたりもしましたね。ましてやOVAは事前情報が
専門雑誌チェックしないと解らないもんで、
アニメ雑誌の批評家の点数とかよく参考にしつつ借りていました
(それが絶対的評価でも無かったのですが)。
あとパッケージに騙されたり。パッケージがすごく扇情的なヤツで
実際観てみると「なんじゃこれ」ってのも当時よくあって。
あと、有名アニメーターの初監督作品、というのも
よく騙されて(苦笑)。

アーバンスクエアは当時EMOTIONが期待のOVAとして
「強殖装甲ガイバー」「ブラックマジックM―66」と共に
大きく宣伝していた作品でした。
アメリカン風味の本格ハードボイルドアニメというふれこみで
うる星の高田明美がキャラを描いている(作画監督は本橋秀之)と
いう事で期待させられましたが…
たしかに銃や車は細かく描いてるし、
実物主義のマニアにはタマラン作画と思うのですが
なんか食傷気味というか、撃ちまくる銃撃戦&派手なカーチェイスばかり
目に付いて、ハードボイルドというか、アメリカを舞台に日本の石原プロの
刑事モノを見せられてるような感じに終わっちゃいました。
ただ、当時のOVAでは作画はハイレベルだし、
ストーリー的にも破綻は無いので良心的な作品とは思います。
アニメだから派手なカーチェイス&銃撃戦は入れないと、と
いうコトだったのかも知れませんが、結果的にそれが
ノリとして浮いている、そんな作品だった印象です。

トワイライトQは第一作の「時の結び目」はなんというか、
「世にも奇妙な物語」あるいは
「週刊ストーリーランド」のノリでしたね。
オーパーツの謎を追う少女のお話で、個人的には可も無く不可も無く。
問題は二作目の「迷宮物件」。ああ、モロに押井哲学劇場。
派手で印象に残るシーンは
冒頭のジャンボが錦鯉にメタモするシーンくらいで
あとはひたすら夕暮れの文化住宅でオヤジと幼女の怠惰な日常を
モノローグで語り続ける作品。
押井ファンにはたまらない作りなんでしょうけど。
結果6本作る予定だった「トワイライトQ」はこの2本で打ち切り。

エリ8もゴーショーグンもTVで放映してくれたので
チェックしました。エリ8はあれが初映像化だったのかな?

一般向きのOVAですら網羅しきれない膨大な数があるのに
この上にアダルトOVAも含めるとこれはもう…。
ただ、当時一応チェックを入れておりまして(学術的意味で)、
大小様々なメーカーの作品を視聴したしましたが…
はっきり言って、黎明期の多くのアダルトアニメは
作画・動画・演出的にどーしようもない残念な仕上がり。
限られた予算と時間とスタッフで何とかやりくりすると、どうしても
クォリティ的に破綻をきたすのは自明の理と言いましょうか。
当然そんなものが30分9800円という、当時的にも割高な値段で
売られるのですから更に売れず。
(1986年当時、AVは60分9800円位が普通)
結果、多くのビデオ会社やアニメスタジオが連鎖倒産。
なかなか鉱脈なんて掘り当てられるものでは無いようです。
今改めてみるとその変な作画や、ありえない超絶展開に
思わず「面白いかも?」と言ってしまう自分が可笑しくなります。
今の感性ならこんな発想やストーリーには絶対ならない、と。
そういう意味でもこういうアダルトアニメもまた
「昭和の忘れ形見」と言えるのかも知れません。

現在年末の更新に向けて製作中です。
またご意見ご感想等お寄せ戴ければ幸いです。

. 2017/12/04/(Mon) 21:26:20


[Name] マイケル村田 [Title] 前評判こそは高かったポストヤマト作品 RES
[878]

宇宙戦艦ヤマトシリーズの成功を収めたアニメ界の大元帥、西崎義展氏。ヤマトの次と言わんばかりに1979年に宇宙空母ブルーノア、1985年にオーディーン 光子帆船スターライトなるポストヤマトを制作、無論、2匹目のドジョウ狙いのつもりだろう…。

ブルーノアとオーディーンとも前評判こそは高く西崎らしく大掛かりな宣伝もかけており、ブルーノア第1話は2時間スペシャルでスタートしようとしたり、オーディーンも「ヤマト3カ年計画」の作品として発表させたりとかなり前評判は高かったみたいです(大事な事なので2回言っておきました)…。

だが両作品ともその結果は大ゴケ…。ブルーノアの方は全39話の予定が26話分に短縮されたり、オーディーンの方は興行失敗により、「俺たちの冒険はこれからだ!!」という形で打ち切られたと…。まぁ、このブルーノアとオーディーンはDVDは出ているらしいが…、肝心のごとくそのDVDはプレミア化しているとか…。

あっ、すみません…。OVA特集とは全然無関係な事を…。アニメ全盛期の70年代後期から80年代までは結構、期待外れ系ももあったからなぁ…。

2017/10/16/(Mon) 20:46:20


[Name] 管理人mvunit [Title] ポストヤマト&アフターヤマト
[879]

マイケル村田さん、ブルーノアは放送開始時の告知が
とんでもなく大きかったのを覚えています。放送開始日の読売新聞は
ラテ欄の下半分丸々「新番組宇宙空母ブルーノア」の告知記事。
「ヤマトを超えるスゴイ作品」とコピーも勇ましく、
初回二時間SPも当時としては異例中の異例でした。
まあ、結果はご存知のように短縮を受けてドタバタと
無理矢理宇宙空母に換装して、ラストはなんかごっちゃごちゃ
してるうちに敵が自滅したみたいな生煮えなラストで。
ヤマトやトリトンのように総集編が作られることも無く、
ソフト化も放送から20年近くたってようやくLDBOXに
なった感じです。
再放送もまったく無かったですから、一時は
「知る人ぞ知る幻のアニメ」扱いでした。

オーディーンはイデオンやザブングル、ダンバインで
知られるアニメーター、湖川さんが作画に関与していた
というので、後に東映から出たビデオソフトでチェックしました。
見事なまでの「第一部・完」エンドでしたね。
西崎氏のアニメ挑戦はヤマト以降、ヤマト以外は
正直どれもこれも……な結果のものが多くて。
数はいっぱい作ってはいるんですが、結果として
流れを作ることが出来なかったと言いますか。
ヤマト自身も完結編以降「YAMATO2520」
「宇宙戦艦ヤマト復活編」と2度にわたって
再挑戦していますが、いずれも見事に「第一部・完」
のままEND。
「2520」なんか、ヤマトを一から建造するなんてくだりは
結構面白そうだなと思ったりしたんですがね。

. 2017/10/24/(Tue) 00:32:46


[Name] マイケル村田 [Title] 西崎&松本によるファンタジーアニメ、西崎&前田によるSFホラーアニメ
[880]

西崎氏はヤマト系のSFアニメ分野でも取り組んでいた事もあったなぁ…。まずは『メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行』で、西崎、松本、藤川、宮川、芦田等の「宇宙戦艦ヤマト」のメンバーで作られ、監督には笹川ひろしを迎えたミュージカルアニメであるが、元の原作がメーテルリンク氏の「青い鳥」であるせいか、アニメ化には困難を極めていたものの(遺言で「メーテルリンクの作品を日本とドイツで上演するな」とか…)、1980年当時としては全話ステレオ放送とかなりの力を入れ込んだものの、結果としては大ゴケしてしまった…。

でもうひとつの前田俊夫原作の「超神伝説うろつき童子シリーズ」は、西崎義展、山本暎一、高山秀樹、天野正道、オーディーン、ZガンダムやZZガンダム等のスタッフメンバーで作られたR-18系のSFホラーアニメ。「うろつき童子」の方は「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」と並ぶほどの大ヒット作になりましたが…、原作者の前田さんにギャラを払わんせいで散々揉めていたそうなぁ…。ただ、うろつき童子もシリーズが進むにつれ質が低下、制作会社の倒産により完結編1を残して打ち切りに…。

まぁ、アニメ界の業界人の強者だった西崎義展氏がヤマト以外でも何か当てようとしていたけれども、結果としては大ゴケするのがオチ…。でも西崎氏がやろうとしていた事は間違ってはいなかったが、ブルーノアやオーディーン、YAMATO2520等では時代を先取る志向があったり、後、会議が異様に長すぎた事とか…。ちなみに「メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行」と「超神伝説うろつき童子」はDVDBOXが発売されていた事もあったが、現在はプレミア化して手に入りずらい物に…。

. 2017/11/11/(Sat) 13:34:40


[Name] 管理人mvunit [Title] 西崎アニメの遺したもの
[881]

マイケル村田さん、実際ヤマト以外の作品は成功とは言い難くて、
ヤマトで得た収益を他の失敗で失う、そんなサイクルだった
ように思いますね。意欲的でアニメ技術的にも斬新な
技法を取り入れたりしてますし。
(ヤマト3や完結編のアルゴンレーザー使用の
光線描写は今見ても凄い。)
実験的技法や、金に糸目をつけない膨大なスタッフの招集、
未使用曲がべらぼうに多い劇伴の製作(完結編)など、
コスパ考えたらそりゃ会社も傾くなぁという感じで。
その一方で、何とか安定したアニメ製作の地盤固めをしたい
という意図もあったようで、ヤマトで縁の出来た東映と
組んで「ゴッドシグマ」「ゴライオン」なんてのも
作ってるんですが、主要なスタッフがヤマトに行っちゃってる
時期でもあったせいで、ゴッドシグマは作画がエライことに
なってましたね…。
ゴライオンはゴッドシグマに途中参加した中村一夫さん
(中盤以降の合体バンクは中村さんの作画との事。本編は
実弟の西城明氏が作画監督としてローテ参加)が
序盤から頑張ってくれていましたが。
同時期には忍者ハットリくんの下請け製作も
やってたくらいなので、とにかく足固めをしたかった
のでしょうけど。笹川ひろし氏の著書「ブタもおだてりゃ
木に登る」によると、タツノコ辞めてフリーになったきっかけは
西崎氏の強いオファーがあって、代理人たる平田昭吾氏に引き抜かれた
ためだったそうで。故にヤマト3やメーテルリンク、さらに
ハットリくんの監督をやったのはそういう経緯があったからだそうです。
うろつき童子は当時のアダルトアニメの革命的作品であった
事は間違いありません。圧倒的な作画の密度といい過激な
性描写といい、従来の作品を軽く凌駕し大ヒットしました。
が、明らかに完結した三部作(事実原作もそこで終わってる)を
無理矢理番外編という形で作り、さらに完結した作品の
あとの話をダラダラダラダラ続けて…。
前作のキャラで引き継いでるのは天邪鬼だけでしたしね。
あとは何か解らない化け物キャラバンとお姫様の
旅とバイオレンスとエロスの、とりとめのない展開に。
柳の下でドジョウを大量養殖する仕様はある意味ヤマトと
同じなんですが、流石に飽きられたか、未完のまま放棄されるという
悲しい結末に。まあ、実際見ると物語を引き延ばし過ぎて
だるんだるんの展開なんですけどね。

ただ、こういう怪人というか、常識外れの人でなければ
生み出せなかったヤマトがあって、ヤマトが無ければ
今の日本のアニメシーンはどうなっていたのか…?と
考えると、やはり色んな意味で凄い存在だったのだなぁと。

. 2017/11/14/(Tue) 20:18:03


[Name] マイケル村田 [Title] 次回はOVA特集第3回か西崎アニメ特集とか…。
[884]

OVA特集第2回、ありがとうございます。80年代〜90年代のOVAは様々なビデオ会社やアニメ会社等がテレビや映画などでは出来ない事をやってみようと試みた時代でしたなぁ…。人気が根強い物だと「学園特捜ヒカルオン」や「バース」、「幻夢戦記レダ」、「ダロス」、「メガゾーン23」、「ガルフォース」他ですが、マイナー分野の「活劇少女探偵団」、「那由他」、「デルパワーX」とかを取り上げるとはマニアック…。80年代から90年代はOVA戦国期といえる時代でしたからなぁ…。OVA特集第3回の機会があれば、「学園便利屋」、「GREED」、「ペリカンロード クラブ・カルーチャ」、「レリックアーマーLEGACIAM」等も立候補させておこうかなぁ…。

他ですとヤマトやトリトンよりも存在が薄いとされる西崎アニメの「宇宙空母ブルーノア」、「メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行」、「オーディーン 光子帆船スターライト」等といった作品たち。

後は70年代から80年代のマイナーなテレビアニメ作品とかなぁ…。

結構、無理な事を言って申し訳ないけど、このような作品は取り上げる機会をチャンスもあって…。ちなみに私のブログ「ゲームブックの旅」で、西崎さんの「オーディーン 光子帆船スターライト」を取り上げた事もあったなぁ…。この時はマイナー作品にもかからわず高く評価していた私でもあった…。

あっ、なんか変な事を言ってしまってすみません。私何か、悪い事でも言っていたかなぁ…?

. 2017/12/26/(Tue) 23:29:30


[Name] 管理人mvunit [Title] 実は
[885]

マイケル村田さん、感想ありがとうございます。
実は既に昭和OVA第三弾の編纂に入っていたりします。ただチョイスがいろいろ悩ましいところで。

予定では「レガシアム」や「GREED」も取り上げるつもりです。
この時期のOVAって告知はされたものの結局製作に至らず
雲散霧消した作品も結構あるんですよね。
平野俊弘の「大魔神我」とか
湖川友謙の「JACK OF ALL TREDES 
 EVERYTHING」とか。
基本的に今現在でも商品入手可能なものは除外してます。
DVD化されてる「大魔獣激闘鋼の鬼」「ブラックマジックM-66」などなど。
あと、ビデオデッキが壊れてもう映像をPCに移せないものもあって。
「エルフ・17」とか「チョコレートパニック」とか
取り上げたかったんですが。

西崎作品はまたの機会になりますかね。

. 2017/12/27/(Wed) 22:00:52


[Name] マイケル村田 [Title] アニメ界のマフィア野郎(新倉雅美と西崎義展)
[941]

新倉雅美と西崎義展の二名はアニメ界のマフィア野郎だったと言えるが、ここで新倉雅美と西崎義展が共通する部分としては、田中角栄との関わりがあったり、新人アニメメーターに食い扶持を与えた事、金払いの悪さ、銃器密輸で逮捕される部分…。だが新倉と西崎の違いはこんな風かなぁ…。

新倉雅美は結構影が非常に薄く、アニメの事をちゃんと把握していなかったため、アニメの内容には殆ど無関心…。ただ「男一匹ガキ大将」で最初のジャンプアニメを作ったり、谷岡ヤスジの劇場アニメやドラえもんをアニメ化させたことかなぁ…? ただ新倉さんは「なんでもいいから一発当ててみよう」というような感じだったとか…。

その一方、西崎義展は圧倒的な存在感があって、新倉氏とは違ってアニメの事を良く理解している…。まぁ、西崎氏は第1期オフィス・アカデミーで音楽関係の仕事を経て、手塚さんの会社(虫プロダクション&虫プロ商事)にその才能を買われて、アニメを十分に理解し始めるからなぁ…。ロマン演出や設定、音楽等にかなり力を入れており、製作スタッフも自らの資産で若手やベテラン問わずにかき集めたりと、正にビジネス力が高いが会議が長すぎ…。後、松本零士や前田俊夫、宮川泰等を有名にしたのは西崎氏のおかげかなぁ…。

ただ新倉雅美氏はドラえもんの制作途中に失踪して、銃器密輸で逮捕されて以降、消息不明だから西崎以上に性質が悪かったりしてね…。

おっとこんな比較な事をして申し訳ございませんでした…。

. 2018/10/06/(Sat) 13:31:14


[Name] あきょ [Title] 西崎氏の野望
[1248]

ポストヤマトで検索してて辿り着きました
角川実写映画がヒットした汚れた英雄ですが、この映画前に西崎氏が映像化権(アニメ化権?)を持っていたようで、映画館で男女よ劇画タッチイラストのチラシが配られていました
多分まだ持ってるはずですがどこにしまったか。。。
企画進行中みたいな内容でまだほぼなんの形にもなっていない段階でのチラシって意味不明でしたが、何かへの牽制だったのかな?
実現してれば角川版がなかったかもしれないと思うと微妙ですがw

. 2021/06/30/(Wed) 17:10:33






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