「グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突」と「宇宙円盤大戦争」が公開されて、50年経ちました。
「グレート対G」はこの前に公開された「グレート対ゲッター」に次いでの公開、それもテレビなどで行われた「ムサシの死」がまた公開されました。当時は「テレビでもやったのにまたかよ」と驚きました。それでもいざ戦闘となると、今まで同様の2体ロボと助太刀ロボの活躍、そして新武器「グレートブースター」登場までの色々な場面がありましたが、やはりボスやボロットが出なかったのが不満です。
一方の「宇宙円盤」、当時はあまり取り上げられる事も少なく、テレビで見て初めて知りましたが、テーマ曲が「グレンダイザー」のEDテーマと同じと知ってギョ!! 実はこれが「グレン」の元だったと知って驚きました。こんな作品まで永井豪が手掛けるとは…。
しかし拝見すると、メインとなるのはガッタイガーの方で、ロボイザーはあまり印象なかったです。
また大介役が主題歌も歌ったささきいさおとは!ささきというと「ガッチャマン」ですが、まさか東映動画作品でも。
同時上映は、
*ちびっこレミと名犬カピより 家なき子
*仮面ライダーストロンガー
*秘密戦隊ゴレンジャー
*野生のエルザ
*がんばれロボコン ゆかいな仲間
この年から夏興行は、新作は中編や短編に限られ、長編は内外問わずリバイバルものに、新旧交代は映画にも影響、「魔女っ子」が中断し、「ライダー」もこれ以後中断、一方で「戦隊」が登場となりました。
しかし史上初の「7本立て」にしたものの、その後は「短くて5本、多くて8本」に、これがうまくいかず(8本立てではね)、1978年4月(ジャッカーVSゴレンジャー)から5本立てが中心に。やはり大盤振る舞いは良くないですね。