コミ1お疲れ様でした。 この節大変お世話になりました。
お家に帰って早速先生の新刊誌に浸っていました。 一言で言いますと、本当に、光と影の表現は見事です。 光という単語が出てくると、ひと昔前に先生の背景の表現手法に惹かれて、その数々のイラスト背景に目を奪われるほどの美しさを思い出す。 特に初めて出会った夕陽の光が特徴のイラストは感銘を受けました。また、憶測ですが、その一年を境に、それ以前の絵柄と比べて、背景露出はかなり増していると思いました。こういう表現手法は、僕はファンタジー風にとても向いていると思います。もしかして先生はとっくにあの頃から、意図的にその方向に進んでいたのだろうか。 なんだかんだ言って、なかなか初心を思い出させる一冊ではありますね。実は僕、イラストレーターであるカントク先生のことを、光と影の魔術師(ルビ:コントローラー)だという、厨二的に妄想した時期があります。さて、ここでは割愛します。
新刊の方ですが、『SNOW NIGHT』、『THE EARTH』、『IDOL』この三つがお気に入りです!背景が暗めな方が好きです。 『ILLUMINATED TUNNEL』の逆光がすごぉぉぉぉいです。見たとたん「うおぉぉぉぉー!」って声が漏れてしまいました。弾幕が眩しすぎますですぅ。 『IDOL』は、くるみちゃんという被写体は色が、とっても柔らかくて、魅力的に見えてほんっとうに大好きです。これ以上言葉は要らないほど、ただただ最高です。Hands up! くーるみんみん!! 『THE EARTH』は、どんなシチュエーションだろう。生身で大気圏突入はわたくしも色々ツッコミたいところですね。ただ少女たちが笑い合って宙に漂ぶことにしたらダメでしょうか(笑)。まぁでも確かに、少女ファンタジーは人の思いを無限に馳せるものですね。「ガラスの花と壊す世界」を観た後、僕はつくづく思います。男には、こういうロマンが必要だと思います。 周りの光屑はたぶん埃や石ころが太陽の光による反射で、きらきら光っているものだろうか。後ろに日暈が出て、真ん中の可愛い女子校生はなんと神々しいものであろう! もうすべてがロマンだ!カントク先生神!(以下略) 『SNOW NIGHT』はですね、しずくちゃんのこのポーズ、自分の部屋で試したんですけど、やっぱりキツかったです。このポーズは自然にとれないだろうと思います。 フリーハンドだと、構図はやはり念入りに描いていたのだろう。街灯の光と雪夜の雰囲気、なかなか相性がいいですね。煌びやかなイルミネーションと違って、静寂さを浮き立たせています。 「人通りの少ない夜道は危ないゾ」と言いつつ、あんなあどけない顔で返されたら困りますね。
それでは、気を引き締めて新しい時代を迎えましょう。 時代は終われど終わらない。わたくしは先生と共に、これからも続く!
クリス
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