《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

『日本会議の研究』の著者・菅野完氏が損害賠償を命じられた判決の重要箇所 (4223) 日時：2016年12月19日 (月) 19時39分 名前：護法の天使 　１２月１５日、あの『日本会議の研究』で一躍有名人となった菅野完氏が、裁判所から著作権法違反で被害者らに損害賠償を命じられました。 　この判決については、判決当日、破邪顕正様が《特報》として掲載されましたので、ご存知の方も多いと思います。 　私は、この事件の判決書を原告の一人より提供を受け、その内容を拝読しましたので、重要な箇所を紹介いたします。 　（生長の家社会事業団の理事が講演会の開会の際に来賓祝辞を申し上げたところ、これも、菅野完氏により、無断でインターネットに中継送信されていました。このため、同理事も、原告の一人となって、不法行為を行った菅野完氏に対して決然と戦った次第です。） 　訴訟に入る前に、主催者及び講演者等の原告らは、弁護士を通して、菅野完氏に対して、謝罪等を求めるために、内容証明郵便により通知を行っています。 　ところが、菅野完氏は、これをまったく無視し、期限までまったく返事もよこしませんでした。 　そのため、やむをえず、民事訴訟が提起された次第です。 　被告の菅野完氏は、「時事報道のための利用」だから著作権法違反ではないとの言い逃れを行いました。 　これに対して、東京地方裁判所は、判決書において、断固として次のような判断を示しています。 ≫第３　当裁判所の判断 （中略） ２　争点⑵（本件配信の「時事の事件の報道」該当性）について 　　　被告は言語の著作物である本件講演をインターネット上の配信サイトで配信したものであるから，被告の行為は本件講演に係る各原告の公衆送信権を侵害する行為に該当する。 　　　これに対し，被告は，本件配信は「時事の事件の報道」（著作権法４１条）に該当するため原告らの著作権が制限され，公衆送信権侵害は成立しない旨主張する。 　そこで検討すると，まず，この点に関する被告の前記主張を前提としても，本件講演それ自体が同条にいう「時事の事件」に当たるとみることは困難である。 　これに加え，同条は，時事の事件を報道する場合には，当該事件を構成する著作物等を「報道の目的上正当な範囲内」において「当該事件の報道に伴って利用する」限りにおいて，当該著作物についての著作権を制限する旨の規定である。 　本件配信は，約３時間にわたり本件請演の全部を，本件コメントを付して配信するものであるから，同条により許される著作物の利用に当たらないことは明らかである。 　　　したがって，本件配信は上記公衆送信権を侵害するものと認められる。≪ 　菅野完氏の言い逃れを断固として許さなかった裁判所の正義の判決に心から敬意を表します。 　 注目投票をする(102)

生長の家社会事業団、がんばれ！ (4350) 日時：2017年01月04日 (水) 18時09分 名前：社会事業団の一ファン 生長の家社会事業団は財力・人材ともに豊富なようで、まともな方向を向いているので、大いに期待しています。 がんばってほしい。

社会事業団の一ファン様の温かいご激励に心から感謝します！ (4353) 日時：2017年01月05日 (木) 11時45分 名前：護法の天使 　社会事業団の一ファン様の温かいご激励に心から感謝します。 　なお、菅野完氏による著作権法違反事件については、この年末に控訴期限が到来していますので、東京地方裁判所で敗訴した菅野氏が高裁への控訴を行ったかどうかについて、明日には判明すると思います。 　判明次第、お知らせいたします。

菅野完氏の著作権法違反事件、原告勝訴確定の見込みです！ (4365) 日時：2017年01月06日 (金) 11時39分 名前：護法の天使 　菅野完氏による千葉真理講演会の無断公衆送信についての著作権法違反事件については、１２月１５日、東京地方裁判所で、千葉真理講演会実行委員会代表らの原告の勝訴、菅野完被告の敗訴の判決が下されました。 　通常は、判決後２週間以内が控訴期限ですが、裁判所の年末年始のお休みのため期限が延長され、昨日（１月５日）が、控訴書の提出期限だったとのことです。 　裁判所によれば、敗訴した菅野完氏は、昨日までに裁判所窓口に控訴書を提出していないとのことです。 　ただし、郵便で昨日中に投函することも可能なので、それを確認して、裁判所の確定書が、来週の休み明けに出される見込みとのことです。 　卑劣かつ悪質な不法行為を行った菅野完氏に対して断固たる正義の審判を下すために立ち上がっていただいた千葉真理講演会実行委員会の皆様方に心より敬意を表します。 　また、この訴訟をご支援いただいた全国の皆様に心より感謝申し上げます。