《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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私達は先輩のあとをついで生長の家の根本真理をハッキリと宣言して ―  徳 久  克 己 (3976)
日時:2016年11月14日 (月) 16時11分
名前:童子

 VANNON32のブログ 『生命の實相』哲學を學ぶ

http://blog.goo.ne.jp/vannon32/e/f3bea120235a457b9330c3ce3e7cd16f



「私達は先輩のあとをついで生長の家の根本真理をハッキリと宣言して」

       生長の家本部理事長  徳 久  克 己



 『生命の實相』 のなかに、聖経のなかに、いたるところに 「病気は無い」 と書いてあるのを、拝読していながら、潜在意識のなかには、「病気はある」 と思っているような、中途ハンパな信仰だから、すべてのことがスッキリしないのだ、と反省しました。


 生長の家が発祥した当時の大先輩である、服部仁郎先生、吉田國太郎先生のお話は、ハッキリと 「病気は無い」 と、宣言しておられたことを、今でも思い出します。


 先生たちのお話を聞いていますと、理論的には、ドウシテモ理解できないような、飛躍したお話が多かったのですが。それでいて、とても魅力があり、先生たちのお話を追いかけまわして、聞いた私でした。


 「病気は無い」 ということは、谷口先生が、お悟りになられた真理で、理屈がこうだから 「病気は無い」 のではなく、病気が無いのだから無いのだ、ということを分らせていただいて、私は本当にスッキリしました。


 「なぜ無いのだ?」 という疑問が、出るということは、「現象あり」 とみる、「迷い」 がある証拠で、「病気がある」 と思っているからです。

 
 結局、「病気は無い」 と知るためには、谷口先生が、神から最初にうけられた、啓示である 「物質は無い」 という、生長の家のみ教えがはじまった、最初の原点を、よく、みきわめることが大切であるとわかりました。


 谷口先生が、お悟りを開かれた時、

  「‘無い’ものは‘無い’としたところに、本当にアルモノが出て来るのだ」

 と教えておられます。  〈『生命の實相』 頭注版 第20巻 135頁〉


 この「‘無い’ものを‘無い’とする」、これが最も大切なことで、それによって、本当にアルモノが出て来るのです。

 「病気は無い」 と知った時、本当にアルモノ、即ち 「永遠の生命」 〈健康そのもの〉 が出てくるのです。


 先生が、「人間は、病気をしないのが当り前で、病気をするのは奇蹟だ」 とお説きになられるのは、「無いものを無い」 と、ハッキリ自覚された時に出てくる真理であります。


 どうしても、私たちは五官にたよって、毎日の現象の生活をしていますので、五官によって知る現象を、あるかのように、錯覚してしまうのです。

 谷口先生は、「肉体は無い」 と教えておられるのですから、無い肉体の病気などあるはずがないのですが、五官で感知するものを 「ある」 と思うと、そこから色々の 「迷い」 があらわれてきます。

 
   「無明はあらざるものをありと想像するが故にに無明なり。

    真相を知らざるを迷いと云う」 

 と聖経 『甘露の法雨』 に説かれています。


 「無いものをあると想像する」 のが迷いでありますから

   「病いの原因は 『心』 にあり。 しかも 『迷いの心』 にあり」

 と聖経 『甘露の法雨』 にも説かれています。


 このように教えられますと、私たちは 「病気は無いんですよ」 と、ハッキリ、どんな時でも言えるようになります。

 生長の家が発祥した当時、私たちの先輩が、「病気は無いのですよ」 と宣言して、いたるところで、奇蹟が起こったということは、それが真理であるからです。

 私たちは先輩のあとをついで、生長の家の根本真理を、ハッキリと宣言して、多くの人びとを、悪夢からさましてあげる必要があります。


   「生命の実相より観ずれば

    病気はただ覚むべき一場の悪夢に過ぎざるなり。

    病いを癒さんとする者は

    『人間神の子、病気は非実在なり』 と知らずべからず」


 と『續々甘露の法雨』 に説かれています。


 一人でも多くの人びとに、「神の子・人間」 の自覚をもってもらい、その自覚から出てくるものこそ、本当の幸福である、ということを知っていただく、「人類光明化運動」 を、今こそ飛躍的に展開する時です。


 口で 「世界平和」 を叫んでみても、「平和宣言」 をしてみても、人類の一人一人が、「神の子・人間」 にめざめない限り、世界の平和は実現しません。

 人間の心の中にある、闘争する心をなくさない限り、人類の平和は来ません。

 闘争する心をなくすためには、自分自身が、「神の子・人間」 であることを知ることです。

 今こそ、私たち生長の家人が立ちあがって、隣人の一人一人に、「神の子・人間」 を自覚してもらう、運動を大々的に展開する時です。

 



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