| 野田元首相が3年前にTPPの協議開始を決断し、今年7月の参院選で民進党は 「TPPなどの経済連携を推進する」 と政策集で書いていた (3967) |
- 日時:2016年11月12日 (土) 23時48分
名前:童子
【世界と日本の経済・社会を元気にする経済外交の推進】
◦ 経済連携の積極的推進により、輸出・投資関連企業はもちろん、我が国の生活者、消費者に恵みをもたらします。 輸出と投資の拡大により国富を増幅すると同時に、相手国の経済発展と民生の向上に貢献します。
◦ アジア太平洋自由貿易圏 (FTAAP) の実現をめざし、その道筋となっている環太平洋パートナーシップ (TPP)、日中韓FTA、東アジア地域包括的経済連携 (RCEP)、日EU経済連携などの経済連携を推進します。
産経ニュース(2016/11/11)
民進党・蓮舫代表 「トランプ氏に失礼」 でまたもブーメラン
TPP交渉参加の協議入り決断は旧民主党政権ではなかったか
環太平洋戦略的経済連携協定 (TPP) 承認案などをめぐり、米大統領選でTPP脱退を明言するトランプ氏が勝利したことを受け、民進党執行部から承認案の即時撤回を求めるような発言が相次いでいる。
そもそもTPP交渉参加に向けた協議入りを決断したのは、平成23年の旧民主党・野田佳彦内閣だ。 自由貿易体制を重視する本来の立場を忘れ、トランプ氏を安倍晋三政権の攻撃材料にするのは本末転倒でないか。
蓮舫代表 「新大統領に対して失礼にあたるのではないかとも思い、懸念している」
野田幹事長 「新しい大統領にケンカを売るような話にもなりかねない」
蓮舫、野田両氏はトランプ氏が勝利した9日、承認案などの衆院採決を急ぐ政府・与党を批判した。
民進党は 「今回の交渉で農産物重要5項目の聖域が守れなかった」 ことなどを理由に承認案に反対しているが、TPPの理念は否定しない立場。
7月の参院選で発表した 「民進党政策集2016」 にも 「アジア太平洋自由貿易圏 (FTAAP) の実現をめざし、その道筋となっているTPPなどの経済連携を推進します」 と明記している。
トランプ氏はTPPを 「米製造業の致命傷になる」 と批判するなど保護主義的な姿勢を示してきた。 民進党の考えるべき道は、TPPの理念まで消え去りかねない危機への対応であり、「トランプ氏に失礼」 などと肩を持つことではないはずだ。 (水内茂幸)
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