《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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“「退会」の決断が遅すぎた、オカシイと思いつつ、教団にしがみついていた自分が情けない!” (3800)
日時:2016年10月15日 (土) 17時12分
名前:破邪顕正


表題は、最近、「退会」された方の述懐です。

この方は、今、話題となっている『「生長の家」教団の平成30年史』を購読されました。

読了して、つくづくと考えさせられたというのです。

その方に言わせれば、総裁の講習会での講話を聞いたり、書いている内容を読んでは、これは何か違う、オカシイという印象はずっともっていた。

しかし、それでも組織を「退会」する決断はできなかった。

なぜ、「組織」にしがみついたのか?

結局、それは自分の“我”であった!

「組織」にいる限り講師として出講できる!

それが決断を鈍らせた。

『「生長の家」教団の平成30年史』を読んで、退会しようと思えば、とっくの昔に退会できた筈だし、いや、退会しなければならなかった。

例えば、大東亜戦争を侵略戦争といったとき。

或いは、「神示」が記されている『聖典』もが絶版になったとき。

民主党支持を打ち出したときも、退会を決断して、何ら不思議はなかった。

総本山の「ご祭神」の変更!

本来ならば、ここで退会すべきだった。

何故といって、それは別の宗教団体になったも同然の暴挙にほかならないから。

それでも、退会する勇気が出なかった自分が本当に恥ずかしい。

谷口雅春先生の「教え」を長いこと学んできて、もはや生長の家は本来の、谷口雅春先生の生長の家ではなくなった、そうわかっていたのに、それでも辞めきれなかった。

そういう恥ずかしさがある。

この方はそう言われました。

でも、生長の家では決して「遅い」ということはありません。

その時が、その方の魂の生長にとって、最もいいときだという教えであるからです。

だって、今なお、辞めない、辞めきれない信徒はたくさんいるのですから。

「組織」にずっとしがみついてきた、この方の体験が、これから生きてくるのだと私は思っています。

その恥ずかしさ、情けなさ、それこそが、今後の素晴らしい伝道に、愛行に生きてくるのだと私は確信しております。





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