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共産党と赤旗  皇室にすり寄り態度を変えた理由とは (3628)
日時:2016年09月27日 (火) 16時31分
名前:童子

NEWS ポストセブン 9月27日(火)16時0分配信


かつては昭和天皇を 「日本歴史上最大の惨禍をもたらした人物」 などと苛烈な表現で天皇批判をしていた 「しんぶん赤旗」 だが、今上陛下がこの8月8日に「生前退位」の意向を示された (とされる) ビデオメッセージの発表については、拍子抜けするほどあっさりと報じている。

その背景に何があるのか。 フリーライターの清水典之氏がレポートする。



 8月9日付の 「『象徴の務め難しく』 天皇が国民に向け表明」 では、メッセージの内容を簡潔に伝えるに留め、非常にニュートラルだ。

 他の新聞を間違えて手に取ったかと思うほどで、その記事に続いて志位和夫委員長の意見が載っていたので赤旗だとやっと確認できるほどだったが、〈政治の責任として、生前退位について真剣な検討が必要だと思います〉 と述べ、批判の言葉は一つもない。

 以前の共産党なら、「天皇による政治への干渉だ」 と非難囂々だったのではないか。 共産党の皇室に対する態度は、近年、明らかに変化している。


 たとえば、愛子内親王がご誕生すると、2001年12月2日付で、志位氏は 〈新しい生命の誕生は、ひとしく喜ばしいことです〉 とコメントしていた。

 天皇家の子どもだから喜ばしいのではない、と言わんばかりだ。 知人に子どもが生まれたときに、もしこんなひねくれた祝辞を述べたら、社会人としては失格だ。

 ところが、時を経て、2006年の悠仁親王ご誕生時になると、2006年9月7日付で、志位氏は 〈元気な赤ちゃんが誕生したことは喜ばしいことです〉 と述べ、嫌味が消えている。


 2015年元日には、小池晃氏 (現書記局長) が、朝日新聞デジタルに掲載された天皇陛下の 「新年にあたっての感想」 をツイッターに引用している。

 先の戦争について触れた部分だが、共産党議員が陛下のお言葉を引用するというのは極めて珍しいことで、共産党支持者とみられる人々から批判の声が上がったほどである。

 さらに小池氏は、2014年5月、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれた拝礼式に出席し、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子様と同席している。

 共産党の幹部が、“能動的” に皇室と接触したのはおそらく戦後初めてで、これは歴史的事件だ (小池氏はその後も毎年出席し、2015年5月には秋篠宮ご夫妻、2016年5月には常陸宮ご夫妻と同席)。


 今になってはそれが伏線だったとわかるが、60年以上も出席を拒否してきた国会開会式にも、今年初めて共産党議員6人が出席し、陛下に頭を垂れた (※注)。


(※注) これまで欠席してきた理由について志位委員長は記者会見 (2015年12月24日) で、

 (1) 開会式が 「主権在君」 の形式

 (2) 天皇のお言葉のなかに政治的発言が含まれていたため憲法違反、 の2点を挙げた。 

 その上で (2) は 「この三十数年来は、儀礼的・形式的」 になり違憲ではないとし、出席を表明。

 同時に(1) は引き続き改革を求めるとし、改革実現のため開会式出席がより積極的な対応になると判断したと説明した。


 理屈は何であれ、かつて打倒を主張していた皇室に対し、すり寄っていると言ってもいいだろう。 ここまで態度を変えた理由は何か。 


 西村眞悟元衆院議員が語る。

 「共産党は、街頭デモと武装蜂起で革命を起こすという方針をとっくの昔に放棄していて、いまはあらゆる階級の民衆を取り込む戦略に変わっている。

 しかし、天皇制廃止という方針を捨てたわけではない。 『共産党は恐ろしい組織ではない』 『昔と違う』 と印象づけるために、皇室を利用していると見られても仕方ないでしょう。 そのうち、国会開会式だけでなく、園遊会にも参加するのではないか」


 共著に 『日本共産党研究絶対に誤りを認めない政党』 がある産経新聞政治部の酒井充氏も口を揃える。


 「園遊会への出席は十分に考えられます。 もう一つ注目すべきは、来年か再来年に開かれる党大会で、党綱領が大幅に改定され、皇室への姿勢も現在の延長線上で変化していく可能性がある。 ただし、共産党の本質は変わっていません」


 皇室に対し融和的になっているが、現行の党綱領の、《天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである》 という箇所は、表現がソフトになる可能性はあるが、根本は変わらなさそうである。

※SAPIO2016年10月号









 


しんぶん赤旗  かつて昭和天皇批判の報道を連日続けていた (3629)
日時:2016年09月27日 (火) 17時03分
名前:童子


 かつて苛烈な表現で天皇を批判していた共産党の機関紙 「しんぶん赤旗」 で、近年、穏やかな表現が目立つようになってきた。

 その背景に何があるのか。 フリーライターの清水典之氏がレポートする。



 天皇陛下をお迎えする新年の国会開会式に、今年、共産党議員が出席し、メディアで騒ぎになった。 『しんぶん赤旗』 の皇室報道を遡り、共産党がこれまで皇室に対し取ってきた態度を振り返れば当然の反応と言える。

 1975年7月17日、沖縄海洋博で訪沖した皇太子明仁親王 (今上陛下) と同妃が、糸満市のひめゆりの塔などを慰霊で訪れた際、新左翼系過激派が火炎びんを投げつける事件が起きた。

 この 「ひめゆりの塔事件」 は、皇室に対するテロ事件であり、当時、マスコミはトップニュースで扱い、世論は大騒ぎになった。

 ところが、翌7月18日付 「赤旗」 の紙面に目をこらすと、「皇太子夫妻に火炎びん ひめゆりの塔付近で暴力集団」 という見出しに180字ほどのベタ記事で事実を伝えるのみ。 まるで些細な事件のような扱いだ。


 1987年10月24日には、皇太子明仁親王が沖縄を訪問され、沖縄平和記念堂で天皇陛下 (昭和天皇) のお言葉を代読された。 それを報じた赤旗の記事が、「戦争責任にふれず 天皇のことば、皇太子が代読 沖縄・摩文仁」 (1987年10月25日付) だ。


〈最高の責任者として侵略戦争をひき起こしたうえ終戦の時期をおくらせて沖縄県民を国内唯一の地上戦の戦場に投げ入れ、戦後は、米国にメッセージを送って沖縄の長期占領支配を求めたみずからの責任にふれないものとなっています〉


 と激しく非難している。 批判の対象は昭和天皇だとはいえ、皇太子が慰霊に訪れたことへの敬意の念が微塵も感じられない記事である。


 さらに、これが昭和天皇崩御の報道になると、紙面は激烈な言葉で埋めつくされる。

 1989年1月8日付の見出しには、「人権抑圧と侵略戦争を推進 天皇が死去」 「天皇制は社会進歩に逆行 天皇の死去で識者が談話」 「内容も運営も憲法じゅうりんする代替わり儀式」 といった言葉が並んでいる。

 六面と七面の見開きでは、「1926年・1989年 戦前・戦後の天皇裕仁の63年」 と題した大特集があり、「暗黒政治と侵略戦争の責任者」 「対米従属の国家体制の『象徴』」 といった見出しが並ぶ。


 昭和天皇批判の報道は連日続き、1989年1月10日付では一面で 

 「天皇裕仁の死去と日本共産党の立場 宮本顕治議長に聞く 日本歴史上最大の惨禍もたらした人物」 と題された記事が載り、

 宮本・日本共産党議長 (当時) が 〈日本歴史上最大の惨禍を日本国民にあたえた人物が、支配勢力のいわば最大の礼賛、哀悼のなかで世を終わるということの矛盾ですね〉 と述べている。


 現在も共産党の日中戦争、太平洋戦争の認識は、《国を統治する全権限を天皇が握る専制政治 (絶対主義的天皇制) がしかれ、(中略) この体制のもと、日本は、アジアで唯一の帝国主義国として、アジア諸国にたいする侵略と戦争の道を進んでいた》 (党綱領) というもので、それに準じる形で赤旗もこれまで昭和天皇の戦争責任にたびたび言及してきた。

※SAPIO2016年10月号

赤旗にAKB48や藤原紀香、相葉雅紀ら大物芸能人が出る理由 (3630)
日時:2016年09月27日 (火) 17時33分
名前:童子

「しんぶん赤旗」 の謎のひとつが、日本共産党の政党機関紙にもかかわらず芸能人やスポーツ選手がたびたび登場することだ。

 しかも、登場するのは話題性があり有名な人物ばかり、ついにはAKB48まで登場、その起用の秘密に迫る。



〈私たちの世代が一人ひとり意思のある一票を投票することによって日本の政治はより良いものになると思います。 この本が、少しでも日本の政治に関心を持ち、社会について考えるきっかけになったらうれしいです〉


 一昨年の9月、こう締めくくられたインタビューが 「しんぶん赤旗日曜版」 に掲載された。

 登場したのはアイドルグループ・AKB48のメンバーの内山奈月だ (現在はグループを卒業)。 赤旗と旬のアイドルの組み合わせは、当時大きな話題となった。

 今年に入り、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が日曜版4月3日号に登場したこともファンたちの間では騒然となった。

アイドルだけではない。これまで赤旗では日曜版を中心に 女優の藤原紀香、俳優の役所広司、 阿部寛、 狂言師の野村萬斎、 落語家の笑福亭鶴瓶 などのほか、白井健三、 伊藤美誠、 内村航平 など今回のオリンピックで活躍したスポーツ選手も登場していた。


 AKB内山の記事は憲法学者との共著 『憲法主義』 に関する著者インタビューで、憲法を暗唱できるアイドルとして売り出していた内山に話を聞くものだった。


 これはいわば赤旗・共産党の “政治臭” がする記事だったが、他の芸能人・スポーツ選手の場合、多くは当人の出演作品への思いや生き方を語るものに終始。 反戦や平和に触れた内容もあるが、共産党の意向に沿った政治的主張はほとんど見受けられない。

 いち政党機関紙が、なぜエンタメ雑誌のように第一線で活躍する有名人をラインナップし、こうした紙面を作成できるのか。


 ◆ゴシップを扱わないことで信頼を得ている

 そこには赤旗編集局におけるテレビ・ラジオ部や学術・文化部、スポーツ部、日曜版編集部の存在がある。

 赤旗は政党機関紙でありながら一般紙を購読しなくても間に合う総合新聞のスタイルを取っている。 そのため 「文化・芸能やテレビ・ラジオ欄にも力を入れている」 (若手記者)。


 担当する記者はベテランが多く、テレビ局や芸能プロダクションとのパイプも確立していて情報を得やすいという。 そうした活動が、映画の主役級タレントの単独インタビューなどにつながっている。

 ポイントは、「政党機関紙」 という点だ。 紙面で芸能人のゴシップやスキャンダルには一切触れない。


 大手芸能事務所関係者は 「スポーツ紙や週刊誌のように一方では持ち上げて、一方ではスキャンダラスに取りあげることがないから、安心してタレントを出せる」 という。

 しかも文化的観点から語るページがあるため、芸能人本人からも好評だ。 かつて 森光子 は芸術論を語れる赤旗を気に入り、担当記者とも良好な関係を築いていた。 そのためか日曜版の創刊45周年、50周年などの節目にコメントを出していたほどだった。


 党員でない芸能人や事務所は赤旗への登場で、政治色がつきイメージダウンになることを嫌うのではないか。

「事務所に入社したての頃は 『赤旗?』 と訝しんでいましたが、私も業界に馴れて少し考えが変わりました。 とくに日曜版は100万部媒体ですからプロモーションとして割り切れば良い取引相手です」 (別の芸能事務所のマネージャー)


 AKB48や藤原紀香らビッグネームが出たことで、“前例主義” の芸能事務所側でも出しやすくなったという側面があるだろう。

 むろん、赤旗サイドにも、旬の芸能人やスポーツ選手が紙面に登場することで購読者を増やし、一般への共産党アレルギーを薄めようという狙いがあることも透けて見える。 ひいては党員獲得につながるとすれば、芸能事務所とのパイプ作りを怠らない赤旗の担当部署は、しっかり党に貢献しているということか。

※SAPIO2016年10月号






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