| 札幌講演会でこんな話してたんだぁ ・・・ (3381) |
- 日時:2016年09月05日 (月) 20時51分
名前:童子
http://postingjoy.com/users/21100703195748/diary/show/200336
札幌講習会に参加して
まず、いつものように質疑応答の時間です。
そこで、質問の内容は忘れましたが、「悪」の解説をされました。
「悪」とは「執着」から生まれる。こうでなければいけないとつかむことにより、執着が生まれそれが現象として「悪」を生じさせる。全相を見ることが大切で、自分の立場だけから物事を見ると見誤る。
今や左翼も右翼も存在しない。過去の遺物のようなものである。左翼といってもソ連はもはや存在しないし、中国も資本主義へと移行したのであるから…現代の問題は、「物質主義」である。
経済発展、資源枯渇、人間と他の生物との争い、自然のバランスがくずれている。好きな生物だけを愛して、嫌いな生物を殺している。
都会生活は「死骸」を売っている。人間は自然界と接触することで安らぎを得る。安らぐ色=緑である。都会には札幌といえども緑が少なくなりつつある。
「なぜ自転車に乗り、遊んでいるのですか?」という質問がありました。これには笑いが起こりました。神から与えられた肉体は使わないといけない。人間の体は使わないと衰えるといったお話しをされましたが、詳しくは純子先生のブログに回答が書かれています。
相白青の性別・年齢による組織に加え、プロジェクト型組織を導入した。その一つがSNI自転車クラブである。
天皇制は左翼用語では?という質問に簡単に、「いえ、これは学術用語です」との答え。
宗教は世の中を変えるのか?という質問には、「宗教は世の中を変えないといけない」と。
次に講話に移りました。
まず、生長の家森のオフィスのロゴマークのお話しがありました。
唐松よりも木造2階建てを少し低く、自然よりもちょっと小さ目の建物を作って共存していく。
心の持ち方として、都会的要素の偏重がある。都会生活は欲望を満たすようにできている。世界人口が70億から90億になろうとしている今、人口が増えれば、農地が拡大し、山林や極地、熱帯雨林が減少し、地球温暖化など地球環境が悪化している。その問題を解決するには、①人口を減らすか②都市をなくし、田舎を増やす、という二つの選択肢がある。①の選択肢は戦争をして人を殺して人口を減らすという論外ともいえる解決策であるから、②を採ることになる。
今や世界人口の1%が世界の40%の富を
世界人口の5%が世界の70%の富を
世界人口の10%が世界の85%の富を占有している。
貧困にあえぐ人たちは難民となり、北アフリカや中東からヨーロッパへ、そしてアジアでは旧共産圏のラオス、ミャンマー、バングラデシュ等の貧困国からマレーシア、フィリピン等の比較的裕福な国へと流入している。EUでは受け入れたら、EU諸国移動の自由が認められているため、難民問題がイギリスでEU離脱を決めた大きな理由の一つである。
つまり、環境悪化、人口爆発、資源枯渇、格差拡大の問題が世界的な大問題となっている。
これらの問題に対しては、経済発展至上主義を辞めることが解決策である。辞めるとは、原油を使わないこと、他を傷つけることによって利益を得ることをやめることである。
肉食→動物から奪う
穀物多用→人から奪う→社会不安→貧困拡大→難民拡大→ 森林減少→温暖化→気候変動
大調和の神示
【汝ら天地一切のものと和解せよ】との教えのとおりです。
すなわち、
(1)欲望の適切な制御
(2)富の公平な分配
(3)国際平和の維持
が大切である。
私たち一人ひとりにできること、それは(1)の欲望の適切な制御である。
生長の家が進める「自然エネルギー拡大運動」に参画すれば、マンション等太陽光発電の設置が難しい環境に住む人々も地上資源文明への転換に貢献できる。
以上、メモを見ながらまとめてみました。
この講話中後半に今まで参加した講習会では経験しなかった事がありました。
中高年の女性と思われる声で、「それは質問に対する回答か?」という咎める口調の問いかけが、雅宜先生に投げかけられたのです。先生は冷静に、「質問への回答ではなく、講話です」といった内容のことをおっしゃっていました。
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『なぜ自転車に乗り、遊んでいるのですか』・・??? <恵味な日々> 2016年9月 5日 (月) 札幌市に行ってきました
講習会の質問で、三十代の女性から「なぜ自転車に乗り、遊んでいるのですか」というのがありました。
夫は可能な限り通勤に自転車を使っています。 それを遊んでいるように見るのは、かなり偏った見方をしているからと思いますが、家からオフィスまでは上り坂で、とてもきつい行程です。 それを敢えてしているのは、現代社会が便利になり、人が体を使うことが少なくなったため、様々な病気の発症や、体の機能の衰えがあるからです。
人間がこの世に生まれてきたのは、与えられた優秀な肉体をよく鍛えて、自分に与えられた役割を十分に果たすことが大切だとの考え方からというような内容の答えでした。
東京もそうですが、都会はインフラが整備されているので、体を使わなくても何でもできるところがあります。
かといって田舎はどうかと言えば、都会以上に車社会で、こちらも身体を使うことが少ないです。札幌の人たちも、大変ではありますが、雪掻きで多少身体を鍛える機会を持っておられるのではないかと思いました。
意識して、体を使うことの大切さを再認識しました。
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