《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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【論評15/15】 本冊子における総裁の結論、「性自認女性も白鳩会の会員とする」は、白鳩会を壊滅に導く可能性が極めて高い内容を含んでいる。 (15536)
日時:2025年03月10日 (月) 13時51分
名前:勝手に論評家

【論評15/15】 本冊子における総裁の結論、「性自認女性も白鳩会の会員とする」は、白鳩会を壊滅に導く可能性が極めて高い内容を含んでいる。


京子
次郎さん。一つ教えてほしいのだけれど…。

次郎
なに?

京子
以前、「生長の家classics」さんが投稿した15398記事、「『性自認女性も白鳩会の会員とする』。これで白鳩会が壊滅かも…。」
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelo...
のなかで太郎さんが、「これは怖しいことだ。雅宣総裁は白鳩会を壊滅させるつもりか…」と、わけのわからないことを言っていた。

次郎
たしかに言っていた。

京子
そのとき花子さんが太郎さんに、「何が怖しいのか、説明しなさい」と言ったら、太郎さんは「おそろしくて今は言えない。あとで必ず説明する」と言っていた。それなのに太郎さんは今まで何も説明していない。

次郎
うん。説明していない。

京子
次郎さん。太郎さんは何を怖れていたの?

次郎
う~ん。

京子
太郎さん。知っていたら教えて。

次郎
太郎さんは今の法律に詳しいから、総裁が「性自認女性も白鳩会の会員とする」と宣言したことによって、白鳩会壊滅の可能性が出てきたことに気づいた。それで太郎さんは「怖しい~」と叫んだのだよ。

京子
え…?さっぱりわからない。わかりやすく説明してよ。

次郎
まず、あのときに「生長の家classics」さんが引用した本冊子の文章を再度ここに引用するね。

   会員の資格を規定する第四条を改正し、「性自認」を含む女性も、
   白鳩会の会員として受け入れることになりました。
   (本冊子2頁~3頁)


京子
次郎さん。これがどうして怖しいことなの?

次郎
白鳩会を壊滅させる可能性が高いからだ。

京子
どうして、これが白鳩会を壊滅させるの?

次郎
「男性器をもつ性自認女性」も白鳩会の会員になれるようになったからだ。これによって白鳩会の内部で大変なことが頻発する。

京子
どうして白鳩会の内部で大変なことが頻発するの?

次郎
これからは生長の家も神想観も知らない「男性器を持つ自認女性」が白鳩会の集会や練成会に参加して、場合によっては自然女性(生まれた時からの女性)と同じトイレを使い、同じ風呂に入り、同じ部屋で寝ることもありえるからだ。

京子
え…?

次郎
ここで少し話が細かくなるけれども、総裁が言っている「性自認女性」には二つのタイプがある。総裁は気がついていないようだけれども、二つのタイプがあるのだ。

京子
二つのタイプ?

次郎
(ア)生まれた時に男性器を持っていたが、手術によって男性器を除去した自認女性。
(イ)生まれたときに持っていた男性器を今も持っている自認女性。

京子
ふむ…。

次郎
ここから法律の話になるよ。

京子
どうぞ。

次郎
今までは、法律上の性(男性・女性)を変えるためには、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」(以下、「性別特例法」と略記)の第三条第4条の規定によって、「(当該者に)生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること」が必要とされていた。それは、たとえば衆議院のホームページの、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_...
に書いてある。

京子
何だかややこしい…。

次郎
簡単にいうと、自然男性は手術を受けて睾丸を除去し、自然女性は手術を受けて子宮を除去しなければ、法律上の性を変更できないということだ。これを簡単に「第4号手術要件」と言う。

京子
それで…?

次郎
ところが昨年の2023年10月25日、最高裁判所はこの「第4号手術要件」を憲法違反と判断した。これによって、自然男性は睾丸を除去することなく法律上「女」に変わり、自然女性は子宮を除去することなく法律上「男」に変わる道が開けた。そのことは、たとえば日本経済新聞オンライン2023年10月25日 の記事、
「性別変更、生殖不能の手術要件は違憲。最高裁決定」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQ...
に書いてある。

京子
ほう…。

次郎
ところがネ、細かいことをいうと「性別特例法」には、同じ第三条の「第5号外観要件」もある。これは、自然男性は自然女性の「性器に係る部分に近似する外観」を備えていなければ、法律上の性を「女」に変更できない、また、自然女性は自然男性の「性器に係る部分に近似する外観」を備えていなければ、性を「男」に変更できない…ということ。

京子
これもややこしい…。

次郎
下賤にいうと、自然男性はポコ〇ンを切り取らなければならない。自然女性はポコ〇ンを付けなければならない…ということだ。もちろん、これも手術を受けなければ実現できない。

京子
ふむ…。

次郎
ところが上記の最高裁判断は、「第4号手術要件は手術を受けるか、戸籍上の性別変更を断念するかという過酷な二者択一を迫っている」という判断を根拠にして「第4号手術要件」を違憲としたのだ。よって、手術を受けることが必要な「第5号外観要件」も数年内に同じ根拠で憲法違反となる可能性が極めて高い。実際に最高裁の3人の裁判官は、「ただちに性別変更認めるべき」と主張して、「第5号外観要件も違憲」と考えていると思われる意見を出したのだ。

京子
ふ~ん。それでは、手術が必要な要件はその「第4号手術要件」と「第5号外観要件」のほかには無いの?

次郎
ない。いま問題になっている「性別特例法」が提示している手術要件は第三条の第4号と第5号だけだ。

京子
ふむ…。

次郎
このような状況下で、これから数年のうちに「性別特例法」が改正(?)されて、合法的な「男性器を持つ自認女性」が登場する。その自認女性が「生長の家」も「神想観」も知らないまま白鳩会の会員になり、宿泊をともなう研修会などの集会に参加し、場合によっては自然女性と同じトイレを使い、同じ風呂に入り、同じ部屋で寝ることもありえる。

京子
え~。本当?

次郎
合理的に考えれば自然とそうなる。

京子
信じられない!

次郎
ぼくも信じられない。

京子
総裁先生は一体なにを考えているの?

次郎
さあ…。おそらく総裁は、「このような時にも不祥事は発生しない」と考えているのだろう。

京子
ちょっと待ってよ。普通の指導者ならば、「男性器を持つ自認女性だけの白鳩会」を作ったり、あるいは、その会独自の宿泊研修会を開催したりするものじゃない?

次郎
う~ん。…しかし総裁はまったく検討する気がないようだ。

京子
うそ~。信じられない。

次郎
ひょっとすると…。

京子
なに?

次郎
総裁先生は僕たちの不安を払拭するために、そのような「男性器つき自認女性」が宿泊する会場には必ずご自身の美しい奥様やお嬢様たちを派遣なさるのだ。

京子
え…?

次郎
そして、「男性器を持つ自認女性」が美しい総裁の奥様や娘様と同じ部屋に宿泊しても、決して不祥事が発生しない実例を僕たちに何度も見せて下さるのだ。

京子
え~。…。

次郎
総裁が美しい奥様や娘様を派遣してくださるなんて、なんとも有り難い総裁先生の御愛念じゃないか。

京子
次郎さん。あなた何をバカなこと言っているのよ。

次郎
冗談。冗談。

京子
もし女性の宿泊所に「男性器を持つ自認女性」が混じっていたら、一番あぶないのは総裁の奥様やお嬢様ではなく私なのよ。

次郎
ん…?

京子
「男性器を持つ女」が、総裁の奥様やお嬢様よりも美しい私を狙うのは当然でしょう!

次郎
さりげなく話の内容をねじまげて、ずいぶん高慢なことを言っているような…。

京子
あら。ちがうと…?次郎さん。あなた、私を不細工だと言うの?

次郎
そんなこと言っていない。

京子
それなら許してあげる。

次郎
ありがとう。

京子
しかし怖いわね。このままでは白鳩会の集会や宿泊研修会への参加者がゼロになるかもしれない。

次郎
同感だ。…おそらく太郎さんは、それを「怖しい~」と叫んだのだ。

京子
次郎さん。あなた、どうしてくれるのよ!

次郎
そんなこと言われても…。「性自認女性」を白鳩会の会員に含めたのは僕ではない。総裁だ。

京子
総裁は白鳩会が壊滅しても平気なの?

次郎
おそらく平気なのだろう。総裁は自分が組織のトップにいて組織や教義を改造していれば、それで満足する人のようだから、白鳩会が今の青年会のように壊滅しても総裁にとって深刻な打撃にはならないだろう。

京子
信じられない…。「生長の家」って何だったの。これじゃあ泡のようなものじゃない。

次郎
まったくだ。

京子
谷口雅春先生の教えと御努力を泡にしてもよいの?

次郎
よくない。「谷口雅春先生の教えとご努力は水泡に帰した」などと言わせてよいはずがない。そんなこと言わせてなるものか。谷口雅春先生の教えは普通の哲学や宗教とは違う。谷口雅春先生の教えは「信仰」と「科学」を峻別しながらも「科学では説明できない事象」を数多く発生させているのだ。谷口雅春先生の教えは通常の「信仰VS科学」などというパラダイム(理解の枠組)で捉えうるものではない。僕は雅春先生の深遠な教えと尊い御努力を意地でも泡にさせないよ。

京子
あら…。珍しい。ずいぶん頼もしいことを言うじゃない。

次郎
僕はこれでも男だ。人間神の子。無限力だ。

京子
よっ。日本男児。頑張って!!

次郎
まかせておけ。

京子
…ということで、「『”神の子“は性別によらず』に関する論評。全15回」はここまで。これで全部終了とさせていただきます。






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