《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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【論評7/15】 雅宣総裁の主張とその論理を分析すると、「多くの矛盾を含んでいる」という結論に到着する。さらに、総裁の一部の主張は、一般的な「詭弁」の定義に合う内容になっていると論評することができる。3分の3番目 (15512)
日時:2025年02月27日 (木) 12時41分
名前:勝手に論評家

【論評7/15】 雅宣総裁の主張とその論理を分析すると、「多くの矛盾を含んでいる」という結論に到着する。さらに、総裁の一部の主張は、一般的な「詭弁」の定義に合う内容になっていると論評することができる。3分の3番目


次郎
少し長いけれども、総裁の詭弁的体質を表わしている重要な記事なので、なるべく省略せずに引用するネ。

「小閑」2010年11月14日の記事「生長の家と政治的立場」
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue/2010...
   今日は、横浜市港北区の横浜アリーナを会場にして、神奈川教区の生長の家
   講習会が行われた。…講習会の質問の中には、様々な政治問題を取り上げて
   「これについて生長の家の立場を教えてください」と問うものが時々ある。

   …私がここで言いたいのは、生長の家の信仰の原点は、「大調和の神示」が
   説くように、「神の創造になる実相世界には利害の対立は本来ない」という
   ことである。これは、今日の講習会で繰り返し述べたことで、その前提に
   立てば、「政治的対立の一方に与する」ことで何かが解決すると考えること
   は、生長の家の信仰の本道・・・・・・・・・・から逸れているのである。しかし、私が日本国
   民の一人として国政に参加したのと同じ理由で、読者や一般信徒が日本国
   民として特定の政治問題についてどう考えるべきか助言がほしいというの
   であれば、それを全く無視することはかえって責任逃れ・・・・のような気がする。
   そこで、過去にも本欄では、選択的に政治問題にも触れてきたのだった。
   (以上、総裁の記事。赤色と傍点は引用者) 

京子
かなり長い文章ね。

次郎
正確に論を進めないといけないから、長いけれども敢えて引用した。…それで、総裁は最後の部分で、「読者や一般信徒が日本国民として特定の政治問題についてどう考えるべきか助言がほしいというのであれば、それを全く無視することはかえって責任逃れ・・・・のような気がする」と語っているよネ。

京子
語っている。

次郎
まず結論から言うと、①この一文は雅宣総裁が詭弁家であることを明瞭に示している。また、②この記事は、これまでの総裁の「遠慮しいしいの自己矛盾的発言」から「恥も外聞も棄てさった、ああ堂々の自己矛盾連続発言」への転換点になっているのだ。

京子
なぜ、そのように訳がわからないことを断言できるの?

次郎
ひとつずつ説明する。まず、①「この一文が、総裁が詭弁家であることを示している」の説明ネ。…ここから、よく考えてね。

京子
うるさいわね。もったいぶらずに早く言いなさいよ。

次郎
もし本当に総裁が信徒さんから、「日本国民として特定の政治問題(たとえば、一年前2009年の「民主党政権の誕生」)についてどう考えるべきか。助言がほしい」と依頼されたのならば、総裁は依頼した信徒だけ・・・・・・・・に自分の考えを語ればよい。また、依頼した信徒だけ・・・・・・・・に語らなければならないのだ。

京子
どうして?

次郎
総裁は依頼した信徒だけ・・・・・・・・に自分の考えを語ることで充分に責任・・を果たしたからだ。総裁はそれが責任逃れ・・・・になるかのように言っているが、それは間違い(はっきり言って、詭弁)だ。

京子
ふむ…。それでは、なぜ総裁は依頼した信徒だけ・・・・・・・・に語らなければならないの?

次郎
その理由は(ア)と(イ)の二つある。
(ア)総裁自身がこの記事のなかで語っているように、「政治的対立の一方に与することで何かが解決する」と考えることは、生長の家の信仰の本道・・・・・・・・・・から逸れているからだ。だから、信徒からの質問に対して、「民主党のほうがよい」あるいは「自民党のほうがよい」と回答することは、依頼した信徒だけ・・・・・・・・に行わなければならない。その反対に、総裁が、依頼していない信徒たちにも「政治的対立の一方に与すること」を語ることは、その信徒たちを生長の家の信仰の本道・・・・・・・・・・から逸れさせることになる。

京子
ふむ…。

次郎
次に(イ)の理由だ。前回の記事の中で僕は京子さんに確認してもらった。総裁は生長の家がしない「政治活動」として「特定の政党に肩入れ・・・・・・・・・」と、「特定の政党を批判・・・・・・・・」することの二つをあげていた。

京子
たしかに…。

次郎
それならば総裁は、「民主党がよい」とか「自民党がよい」とか、特定の政党に肩入れ・・・・・・・・・することはできない。「自民党はダメ」とか「民主党はダメ」とか、特定の政党を批判・・・・・・・・することもできないからだ。だから、くり返しになるが、総裁は依頼した信徒だけ・・・・・・・・に回答しなければならない。しかも、しぶしぶ回答しなければならない。前もって、「私の意見を聞いても生長の家の信仰の本道・・・・・・・・・・から逸れることになるから、十分に気をつけてくださいよ」と念を押してから回答しなければならない。

京子
ふむ…。

次郎
それなのに総裁は、依頼していない信徒たちにも「特定の政党に肩入れ・・・・・・・・・」する発言を聞かせ、「特定の政党を批判・・・・・・・・」する発言を聞かせてしまった。「小閑」2009年8月31日の記事のタイトルで「民主党政権の誕生を歓迎する」と書いて、不特定多数の読者に読ませてしまった。これは、総裁自身が、生長の家がしないはずの「政治活動」を行ってしまったということだ。…ここまで、ご異存はない?

京子
ない…。

次郎
ここで確認するネ。雅宣総裁は、「回答しないのは責任逃れ・・・・になるから」などという間違い(はっきり言って、詭弁)の理由をでっちあげて、依頼してもいない不特定多数の信徒たち、さらには「生長の家」を知らない人達にまで、自分の主張「自民党よりも民主党がよい」を無理やり聞かせ、読ませて洗脳した。この総裁の態度は、典型的な詭弁家の態度なのだ。

京子
ふむ…。

次郎
京子さまのご理解をいただけたようで、どうもありがとう。…それでは次の話ネ。実は、この記事は、②これまでの総裁の「遠慮しいしいの自己矛盾的発言」から「恥も外聞も棄てさった、ああ堂々の自己矛盾連続発言」への重大な転換点なのだ。

京子
あ…。ここから②の話に入るのね。♪ああ堂々の~自己矛盾連続発言~♪

次郎
ここで歌うなよ。…ぼくが思うに、今回の詭弁的な記事「回答しないのは責任逃れ・・・・になる」が出たときに、この記事を誰も正面から批判しなかったからだ。それで総裁は安心したのだろう、この記事が出たあとは一気に、「民主党がよい」記事が増えた。2012年末に自民党が政権を奪還してからは、「与党に投票しない(こと)」という記事が恥も外聞もなく連発されるようになったのだ。

京子
具体的には?

次郎
今回の詭弁的記事が出てから二年後の2012年12月10日に公開された「唐松」の記事、「二大政党制を育てるために」
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue2/2012...
   私は再び民主党を支持するのである。

「唐松」2016年6月9日の記事、「『日本会議の研究』について (2)」
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue2/2016...
   私の伝えたいメッセージは「今回の参院選では与党に投票しないでほしい」
   ということである。

2016年6月10日の記事、「与党とその候補者を支持しない」
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue2/2016...
   …宗教法人「生長の家」として、特定の政党の支持、不支持を表明したこと
   はここ30年ほどないだろう。


2016年6月17日の記事、「信仰者はウソをつかない」
http://masanobutaniguchi.cocolog-nifty.com/monologue2/2016...
   「ウソを言わない」という私たちの信条からしても…「与党とその候補者を
   支持しない」というメッセージを、皆さんの投票行動で示していただきたい
   のであります…。どうか皆さん、信仰者として「ウソをつかない」生き方を
   守り通してください。

どうだ。京子さん。驚いたか。これが総裁の自己矛盾連続発言だ。すごいだろう。♪ああ堂々の~自己矛盾連続発言~♪

京子
どうしてあなたが歌うのよ。

次郎
これは失礼…。

京子
総裁は、何かが吹っ切れたようね。

次郎
詭弁を多用する谷口雅宣氏は何回でも堂々と自己矛盾を連発できる珍しい人間だ。そのきっかけは、何度も言うように、「回答しないのは責任逃れ・・・・になるから」という詭弁が成功したことにある。

京子
ふむ…。

次郎
そのことを逆にいうと、総裁に「恥も外聞も棄てさった自己矛盾の連発」をさせてしまった原因は「生長の家」の信徒にあるとも言える。生長の家の信徒のなかの一人でも総裁に向かって、「これは詭弁です。このような詭弁をもてあそんではいけません」と言う人がいれば、そのあとの総裁の「恥も外聞も棄てさった自己矛盾の連発」を防ぐことができたかもしれない。

京子
………。

次郎
僕は今ごろ総裁の詭弁的体質への批判を語らねばならない自分の迂闊さに慙愧の念が絶えない。

京子
う~ん。まあ、そのように自分を責めても今さら仕方がないわよ。今からでも言いたいことを言えばよいのよ。

次郎
そうか。言いたいことを言えばよいのか…。それならば、次の記事で言いたいことを言わせてもらおう。

京子
あら。…次郎さん。いなおったわね。

次郎
ぼくは次回の記事で、総裁の関心は「自分が組織の頂点に立ちつづけて、自分の政治嗜好のままに生長の家の組織と教義を改造すること」にしかないのではないか。総裁には、「信者の不幸を癒して、幸福になってもらおう」という宗教家として最低限の関心さえもないのではないか…ということを言わせてもらう。

京子
なんだか知らないけれど、がんばって。




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