《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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事実認識および論理の修正。則天去私氏の場合。その4。 (15057)
日時:2024年03月06日 (水) 01時27分
名前:修繕屋

【1】
『袖珍淸楚装』について (ブログ「則天去私」2024年2月12日)
http://tecnopla1011.blog.jp/archives/88599649.html

     この本について實は私が記載するまでは『生命の實相』という
     認識が本部等に皆目なかった
のです。驚かれる人も多いのですが
     その理由には本の表紙には『生命の實相』という記載がなかった
     のであります。だから『生長の家参拾年史』『生長の家四拾年史』
     『生長の家五拾年史』に記載があるのは「携帶版叢書」
なのです。



(1) 谷口雅春先生は『袖珍淸楚装』を『生命の實相』としておられた

谷口雅春先生の個人雑誌として出版された「行(ぎやう)」の昭和16年4月号は『生命の實相』の広告を出していらっしゃいます。その広告は「携帶版叢書」(別名、袖珍淸楚装)全20冊を「携帯版聖典」と名づけて、「菊判豪華装」、「人造羊皮版」、「戦時廉價版」、「黒布装版」とならべて、『生命の實相』として広告しておられます。この広告内容は同年10月号までの7カ月のあいだ変わっていません。(証拠1。「行」s16.4月号)

したがって則天去私氏が、「(携帶版叢書は)私が記載するまでは『生命の實相』という認識が本部等に皆目なかった」と語っているのは誤りです。少なくとも「皆目なかった」という強調表現は谷口雅春先生の意思に反する言明です。もし則天去私氏が、「反していない」と主張したいのならば、氏は、「昭和16年4月から同年10月までのあいだに谷口雅春先生が本部におられなかったことの証明」を提示することが必要です。しかし、氏はその証明を提示していません。 



(2) 『生長の家三拾年史』は、「『生命の實相』(携帯版叢書)」と記している

この記事の中にあった一文、「『生長の家参拾年史』…に記載があるのは「携帶版叢書」なのです。」も事実に反しています。『生長の家参拾年史』(正確には『生長の家三拾年史』。ここにも則天去私氏の「気分次第の旧漢字使用法」がよく表れている)の420頁は、「『生命の實相』(携帯版叢書)全二十巻」と記しています(証拠2。30年史。)。 

この420頁に書いてある(携帯版叢書)とは『袖珍淸楚装』のことです。なぜならば、この文字の下に「備考」として「實相眞行義」や「實相要約(上下)」などの『袖珍淸楚装』にしか含まれない書名が並んでいるからです 

…ということで、上に引用した則天去私氏のブログ文は、それほど長くもない文章なのに基本的な事実認識に関して二つも間違いを語っているわけです。これで、「則天去私氏の『生命の實相』出版史に関する発言は正確な発言だ」と言えるのでしょうか。



【2】
「谷口雅春先生を学ぶ会」会員(旧破邪顕正)学ぶ会代表へ (ブログ「則天去私」本年2月2日)
http://tecnopla1011.blog.jp/archives/88562425.html

     今回の問題は「章立て変更」です。徳久先生は章変更をしてはいけない
     と書いています。
谷口雅春先生も重要視されています。それを何故
     変更したのか…。

則天去私氏がこのような主張を行うのは氏の自由です。則天去私氏の主張が第三者に利益を与える場合もあります。さらに、氏の主張が新しい真理の発見につながる契機となる場合もあります。しかし、氏が反発しているらしい「生長の家社会事業団」は、

「新編『生命の實相』の正統性と優秀性を説明いたします」
http://www.seichonoie-sj.jp/img/info10_202402.pdf
の8頁(10コマ目)で、

     谷口雅春先生も徳久克己先生も、「最初に総説篇+實相篇』の編成
     を変えてはいけない」などと述べておられない。
もしもお二人が、
     「最初に総説篇+實相篇」の順番を変えることを禁じているのならば、
     携帯版叢書や滿洲篇を作成なさった谷口雅春先生は、谷口雅春先生や
     徳久克己先生の禁を破っていたことになってしまう。

という内容を主張しています。

したがって、「徳久先生は章変更をしてはいけないと書いています」と断言した則天去私氏は、具体的な徳久先生の言葉を提出して、社会事業団の主張が間違っていることを解説しなければなりません。

そうしないと、すべての人が自分の言いたいことだけを言って、自分に対する批判に応えないまま、「私は正しい。私は勝った。」と宣言するような状態になってしまいます。これは「子供の口喧嘩」の状態です。抽象的にいうと、「価値と真実のアナーキー(無政府状態)」です。このような状態に陥ることは何があっても避けなければなりません。

ところが則天去私氏は、このブログ記事のなかで、具体的な徳久先生の言葉を提出していません。雅春先生のお言葉も提出していません。則天去私氏は自分の言いたいことだけを言って、自分への批判に対して正面からの回答・説得を行っていないのです。このような態度は認められません。もし認めたならば、則天去私氏との議論が、上記のように「子供の口喧嘩」、「価値と真実のアナーキー」に陥ってしまいます。もちろん、則天去私氏の『生命の實相』出版史に関する発言も第三者から信用されなくなってしまうでしょう。

それなのに則天去私氏は具体的な徳久先生の言葉も雅春先生のお言葉も提出していません。…そうすると私たちは、一体、則天去私氏の『生命の實相』出版史に関する多くの発言を、どこまで信用することができるのでしょうか。…かなり怪しくなってきたようです。 






事実認識および論理の修正。則天去私氏の場合。その1。
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3725

事実認識および論理の修正。則天去私氏の場合。その2。
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3726

事実認識および論理の修正。則天去私氏の場合。その3。
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3727

事実認識および論理の修正。則天去私氏の場合。その4。
https://bbs6.sekkaku.net/bbs/kaelou/&mode=res&log=3728


証拠1。 (15058)
日時:2024年03月06日 (水) 01時35分
名前:修繕屋

証拠1。「行」s16.4月号



証拠2 (15059)
日時:2024年03月06日 (水) 01時36分
名前:修繕屋

証拠2。30年史





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