《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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教団機関誌・12月号は、事実を隠蔽し、ねじ曲げ、〝親不孝〟を正当化しようとしている! (14956)
日時:2023年12月31日 (日) 12時19分
名前:「谷口雅春先生を学ぶ会」会員


合掌 ありがとうございます。

教団機関誌『生長の家』12月号の61頁に「谷口恵美子・前生長の家白鳩会総裁 ご昇天」と題する記事が掲載されています。

その中に、こういう文章があります。

〈晩年は、高知県で教団とは別の団体の活動に合流されました。〉

この12月号を紹介してくれた教団会員は、「こんなことを書く必要があるのか」と激怒されていました。

また、この12月号を読んで「前々から今の生長の家はおかしいと思ってきましたが、長年、お世話になってきていたので、聖使命会費だけは納めてきました。しかし、今回、恵美子先生が高知におられたことを初めて知り、しかも家族葬で送られたというのを知って、愕然とし、教団を脱会する決意が固まりました。」という信徒さんのお話も耳にしました。

さて、これの何処が問題なのか。

まず、第一に指摘しておきたいのは、こういう記事を書かなくてはならなかった、その事情、背景です。

おそらくは、信徒から「追善供養祭等は行わないのですか?」等の問い合わせがあったのではないのか。

で、教団は、そういうことを行わない理由を説明する必要に迫られた…。

つまり、生長の家教団とは〝別の団体の活動に合流され〟ていたから、たとえ、総裁の実母であろうとも、そういうものを執り行うわけにはいかない、その正当化のために書かざるをえなかったのではないのか。

もっと言うならば、その〝家族葬〟に総裁夫妻が列席していなかったということへの言い訳にもそれが使われた、とも考えられます。

次に指摘しておきたいのは、この文章が事実そのものに背反しているという問題です。

谷口恵美子先生は、教団が八ヶ岳に移転した際、東京・お山にお一人、ぽつんと置いてきぼりにされた…。

それのみならず、親しい人と自由に会うことすらも赦されない、いわば軟禁状態におかれていたのです。

それを見かねた長女の谷口佳世子さまが、高知におられる次女の宮澤壽美さまを頼って、そちらに身を寄せられることになったという話なのです。

で、それが幸いしたからこそ、満100歳の天寿を全うせられることができたとも言われているのです。

確かに、宮澤ご夫妻は、「ときみつる會」という、〝教団とは別の団体の活動〟を展開されてはいます。

しかし、だからと言って、何をもって〝合流された〟と言い切るのか。

谷口恵美子先生が、「ときみつる會」の何らかの役職を担っておられたり、具体的にご講演なさったり、或いはその機関誌『心のかけはし』等にご執筆などなされていたのならまだしも、そういう事実を、私は耳にしたことはありません。

そういうことより、ことの本質を下世話な言い方で赦してもらうならば、長男夫婦が実母の面倒を見ようとしなかったから、やむなく娘さんのところを身を寄せられたというだけの話ではないでしょうか。

たとえ、どんな事情があろうとも、長男夫婦であれば実母の葬儀に参列する、それが人の道というものではないでしょうか。

生長の家と言えば「大調和の神示」、そして〝親孝行の教え〟とも言われてきました。

その教えの〝法燈〟継承者を自認する総裁が、実母の葬儀に参列しない…。

果たして、それで「生長の家」を語る資格があるのか…。

この12月号を読んで、激怒されたり、退会の決意をされた信徒が出て来たとしても何ら不思議はありません。

それにしても、谷口雅春先生・輝子奥様の唯一のお子様のご葬儀がこんなことで本当にいいのでしょうか。

神界の谷口雅春先生がどんな思いでこれをご覧になっておられたかと思うと、本当に胸が塞がるような思いがしてまいります。




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