《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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谷口雅春先生に帰りましょう・伝統板・第二
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代代木の森の 代代長へに(よよぎのもりの よよとこしへに) (14886)
日時:2023年11月04日 (土) 00時26分
名前:立葵

合掌
 谷口惠美子先生の御逝去の報を承り謹んで御冥福を御祈り申し上げます。

 惠美子先生が尊師谷口雅春先生、輝子先生、淸超先生のまします天界にお遷りになられましてお訣れの悲しみのさめやらぬ中ではございましたが、本日(十一月三日。投稿が日附を跨いで四日となつてしまひましたが)、明治神宮の例祭が勅使の參向を仰いで恙無くとり行はれましたことを、四先生もいと高き天界よりみそなはし給ひましたことと拜し奉ります。

 谷口雅春先生の御著書の「はしがき」や「序文」には御執筆當時の日附と「著者識」等の御言葉に添へて、お書きになつた場所やその日附は何の日かといふ御言葉をも拜することがあります。
 その中にはお住まひが明治神宮のお近くであられることを特に御言葉に表してお書き記しになられることも多々おありでした。
 字數にして僅かな御一言ですが、ここに尊師の兩御祭神(明治天皇、昭憲皇太后)ならびに皇室、天皇國日本への限りなき尊崇の念を畏くも拜します。

 二例のみ擧げさせていただきます。
 ◎「藝術としての生長の家 ー序文に代へて ー」の結び
   昭和十年十一月廿二(二十二)日
   明治神宮旁(かたはら)の寓居にて
     著者識
 (『生命の實相』黑布表紙版、新修版、豪華版、愛藏版の各第十二卷、新編第三十七巻)

 ◎昭和十五年十一月二十日刊『人生は心で支配せよ』の「はしがき」の結び
   皇紀二千六百年明治節の佳き日に
      著者識

 占領軍によつて廢止せしめられた四大節(四方拜、紀元節、天長節、明治節)ですが、文化の日となつた明治節には嘗ては宮中にて天皇陛下の御親拜による明治節祭が行はれてゐました。
 明治節祭も廢止を餘儀なくされましたが今日も絶えることなく明治神宮例祭に勅使を御差遣あそばされる大御心を畏み、頌歌「明治節」を謹掲申し上げます。
  再拜

(引用元:明治神宮發行リーフレット「令和五年 明治神宮 秋の大祭」、漢字の字體と假名違は引用元の通り)

明治節
    作詞 堀澤周安
    作曲 杉江 秀
一、
亜細亜の東 日出づる處(ひいづるところ)
聖(ひじり)の君の 現れまして
古き天地(あめつち) とざせる霧を
大御光に 隈なくはらひ
教あまねく 道明らけく
治めたまへる 御代尊(みよたふと)

二、
恵の波は 八洲に餘り(やしまにあまり)
御稜威(みいつ)の風は 海原越えて
神の依(よ)させる 御業(みわざ)を弘め
民の榮行く(さかゆく) 力を展(の)ばし
外(と)つ國國の 史にも著く(ふみにもしるく)
留(とど)めたまへる 御名畏(みなかしこ)

三、
秋の空すみ 菊の香高き
今日のよき日を 皆ことほぎて
定めましける 御憲(みのり)を崇め
諭(さと)しましける 詔勅(みこと)を守り
代代木の森の 代代長へに(よよとこしへに)
仰ぎまつらん 大帝(おほみかど)

国鉄の車にのりておほちちの明治のみ世をおもひみにけり(昭和天皇御製) (14891)
日時:2023年11月06日 (月) 23時37分
名前:立葵

合掌
 上掲の頌歌「明治節」の第一節の後半の詞、
  敎あまねく 道明らけく
  治めたまへる 御代尊(みよたふと)
には、「明」「治」の二字が詠み込まれてゐることに氣が附きました。

 やはり四大節の唱歌「一月一日(いちげついちじつ)」の第二節にも同樣に「明」「治」の二字が詠み込まれてゐます。
  初日の光 明(あきら)けく
  治まる御代の 今朝の空

(大正と改元しましたため、この部分の歌詞は大正二年に改作されました。)
  初日の光 さし出でて
  四方(よも)に輝く 今朝の空

 尊師谷口雅春先生が明治二十六年十一月二十二日に御生誕になられてより間もなく百三十年を迎へます。
 尊師や谷口輝子先生が生を享けて多情多感のお若き日々を生きられた明治の大御代を心の眼を開いて心の耳を澄ませてお偲びいたしたいと希ひます。
 そのよすがは申すまでもなく聖帝と仰ぎまつる明治天皇樣の聖德であり、その御發露としての御製であると思ひます。
 文化の日の、傳へられなくなつた本義である明治節には年々に皇室の彌榮を祈りまつる日として參りたいと思ひます。
  再拜

宮内庁HPより(文字表記は出典の通り)
ホーム>皇室に伝わる文化>歌会始>お題一覧(昭和22年から)>昭和63年歌会始お題「車」

昭和63年歌会始お題「車」
御製(天皇陛下のお歌)

国鉄の車にのりておほちちの明治のみ世をおもひみにけり



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