祓―儀礼と思想 (14812) |
- 日時:2023年06月10日 (土) 18時15分
名前:下総の野人
國學院大學博物館で企画展「祓―儀礼と思想」が開催されています。
本邦における「祓(はらえ)」の歴史、思想などご興味のある方はぜひ観に行ってみて下さい。
詳細は以下 http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_harae.html
遠方の方に朗報です。 ニコニコ美術館でこの企画展のライブ配信があります。 6月13日㈫ 20:00~ https://live.nicovideo.jp/watch/lv341633312
◎博物館HPより
企画展「祓-儀礼と思想-」 会期:令和5(2023)年5月20日(土)~7月9日(日)
神社では現在、祭祀の前には祓(はらえ)(修祓(しゅばつ))が行われ、毎年、六月と十二月には、全国各地で大祓(おおはらえ)が行われます。大祓では、「大祓詞(おおはらえのことば)」を読んだり、人形(ひとがた)で体を撫でたりし、あるいは境内に設置された茅(ちの)輪をくぐることもあります。これらは、何のために行い、またどんな歴史があるのでしょうか。 祓は祭祀とともに神道の中核にある儀礼です。また、神道には教典はありませんが、祓で用いられた詞である「中臣祓(なかとみのはらえ)」「六月晦大祓(みなづきのつごもりのおおはらえ)」「大祓詞」の注釈を通して数多くの神道思想が述べられてきました。一方で、現在の祓やその理解は、古代から同じようになされてきたのではありません。道教・仏教・陰陽道・儒教などと関わりながら、日本の宗教文化として変容し、現在に至っています。このため、祓の儀礼、用具、思想の歴史を読み解いてゆくと、現在の神道がどのように形作られたのか、日本の宗教文化がどのように展開してきたのかを見ることができます。 本展示では、祓の儀礼と思想を國學院大學が所蔵する様々な資料から明らかにしていきます。
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