《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

《シリーズ解体　第６弾》谷口雅宣三代目総裁によって失わしめられたもの　　その６ ― 尊師谷口雅春先生の聖典等、３５点にものぼる御著書の絶版 ― (14607) 日時：2023年02月20日 (月) 17時01分 名前：護法の天使 資料が明かす歴史の真実!! 　聖典の事実上の絶版（重版禁止）を指示した谷口雅宣氏 　三十五点にも及ぶ谷口雅春先生の貴重なご著書（裏面（返信）に写真掲載）を現教団が事実上の 絶版にして、信徒の熱望にもかかわらず拝読できないようにしている事実は、度々(たびたび)紹介 しており、多くの方がご存知かと思います。 この事実上の絶版が、まさに谷口雅宣現総裁の明確な指示により行われたものであることを示す揺 るぎない証拠が明らかとなりました。 左（以下）に掲げた資料がその証拠であり、これは現教団の平成２年４月17日の常任理事会におい て『古事記と現代の預言』および『国のいのち 人のいのち』を事実上の絶版（重版禁止）処分と する決定を下した際、当時、広報・編集部長であった谷口雅宣氏自身の手による提案資料です。 （写真画像の上は原本、下はその浄書。下線編集部） ------------------------------------------------------------------------------------------------------ 　（浄書） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　04/17/90　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集部註：90は西暦、平成２年4月17日のこと） 　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　常任理事会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広報・編集部　谷口雅宣 　　 　　　　　　　　　　　　　日本教文社６月度重版について 　日本教文社から別紙「６月度出版計画案（重版）」が提出され、51点の重版を要望してまいりました。 このうち『古事記と現代の預言』と『国のいのち　人のいのち』については、以下の理由から、現時点での 重版は避けるべきと考え、重版しないことを提案します。 よろしく御審議下さい。 １．『古事記と現代の預言』 　同書は、『古事記』の記述を“言霊”によって解釈しておられる現行唯一の“古事記解釈”の聖典であり、 大変貴重なものと考えますが、大東亜戦争の原因についての記述に、以下のような誤解を招きやすい箇所が あります。 　同書pp．122―142あたりには、「日本民族の人口問題と満州国の問題」というような国際政治上の間題が 取り扱われていますが、ここでは、“満州の利権を守るために参戦した”という当時の日本政府の考え方が 主として記述されています。 しかし、そのような“利権”を国家が「戦争」という手段によって死守することが正しいことか、間違って いるのかという価値判断があまり明確に書かれていないため、通読すると「日本の満州進出は正しかった」 という印象を受けます。 ２．『国のいのち　人のいのち』 　同書は、昭和52年が初版。当時、生政連が推進していた憲法改正運動の只中で発行されたもので、諸処に 時期的に古くなっている時事的な記述や、「生長の家の帝国憲法復元論」など政治的な評論が見られるため、 現時点での重版は不適当と考えます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以 上 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 　 なぜ、谷口雅宣氏はこのような背教・忘恩の提案を強行したのか？　 その背景について、『「生長の家」教団の平成30年史』によると、谷口雅宣氏は事あるごとに「谷口雅春先生は 一度ならず失敗した」、「『生命の實相』に書かれていることにも間違いがある」、「聖典を字句通りに解釈す るのは〝原理主義〟である」などと述べて、谷口雅春先生の聖典を信徒が純粋に拝読し信仰しようとする姿勢を 牽制してきたことが詳述されています。 　そして昭和61年以降数年間にわたり、内容上の問題があるという理由で、谷口雅春先生の聖典のうち、重版を 停止する聖典がリストアップされ、次々と重版保留（事実上の絶版）とされる事態が出現するに至りました。 (続きます) 注目投票をする(109)

《シリーズ解体　第６弾》谷口雅宣三代目総裁によって失わしめられたもの　　その６ ― 尊師谷口雅春先生の聖典等、３５点にものぼる御著書の絶版 ― (承前) (14608) 日時：2023年02月21日 (火) 16時44分 名前：護法の天使 絶版扱いとなる異常な基準 　では、どのような聖典を雅宣氏は絶版にしていったのでしょうか。 前述の『「生長の家」教団の平成30年史』によると ①「大東亜戦争は白色人種の植民地支配から有色人種を解放し、独立をもたらした戦いであった」旨が説かれている聖典。 （谷口雅宣氏の言う「大東亜戦争は侵略戦争である」との主張に反する聖典（『神ひとに語り給ふ』等） ②真理国家日本の実相顕現や憲法問題、政治問題（特に生長の家政治連合）に関わる文章がある聖典。 （『私の日本憲法論』等） ③谷口雅春先生の尊いご事績（生長の家の歴史）が書かれている聖典。 （「生長の家の年史」や『明窓淨机』等） ④谷口雅宣氏に異を唱え、自分の立場を脅かす人物が登場する聖典。 （現ときみつる会代表の宮澤潔氏が紹介されている『奇蹟を生ずる実相哲学』（下）等） 　などが絶版の基準になったと述べられています。 　又このほか、谷口雅春先生の多くの聖典が「品切れ」状態で購入できなくなっています。 　〝出版させない権利〟として著作権を行使 　皆様の中には、ここに掲げた聖典に救われ、人生の指針を見い出された方も大勢いらっしゃることでしょう。 でも現在その聖典を持っておられない方や信徒として新しい方は、自由に拝読することさえできないのです。 　雅宣氏は、意に沿わない聖典を絶版にしただけではありません。 平成４年７月15日の日本教文社取締役会において、「今後、一切の谷口雅春先生の新刊聖典は発行しない」との決定を下しました。 　こうして雅宣氏は、著作権を〝出版する権利〟としてではなく〝出版させない権利〟として行使することによって聖典を抹殺し、谷口雅春先生を排斥しているのです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------- 「内容上の理由による」として谷口雅宣氏が絶版にした３５点の聖典等 古事記と現代の預言 神ひとに語り給ふ神示講義　教の卷 神の真義とその理解 住吉大神顕斎の意義 碧嚴録解釋前篇・後篇 實相研鑽〔第一集〕 實相研鑽〔第三集〕 若人のための78章 霊性の目覚め （谷口雅春著作集第6卷） 第二青年の書 人生の秘訣365章 奇蹟を生ずる実相哲学下 實相と現象　（谷口雅春著作集第4卷） 人生を前進する　（新選谷口雅春法話集9） 私の日本憲法論 我ら日本人として　（新選谷口雅春選集8） 聖なる理想•国家•国民 国のいのち人のいのち 美しき日本の再建 日本を築くもの　（新選谷口雅春選集14） 占領憲法下の日本 続占領憲法下の日本 占領憲法下の政治批判 明窓淨机草創篇　昭和5年～昭和12年 明窓浄机発展篇　昭和13年～昭和15年 明窓淨机飛躍篇　昭和16年～昭和19年 明窓浄机戦後篇　昭和20年～昭和28年 明窓淨机新生篇　昭和29年～昭和31年 明窓浄机修練篇　昭和32年～昭和34年4月 生長の家三十年史 生長の家四十年史 生長の家五十年史 新編聖光録 白鳩愛唱歌集<母と子のうた> 魂のふるさと——字治 このほか「品切れ」表示で購入できない谷口雅春先生の聖典等 人間性の解剖 新女性読本 放送人生読本 あなたの愛児 　　　（以上、新選谷口雅春選集） 親鸞の本心 恋愛・結婚・母性 健全の真理 愛と光との生活 母・妻・娘の本 　　　（以上、新選谷口雅春法話集） 幸福の哲学 　　　（以上、谷口雅春著作集） 女は愛の太陽だ こどもの祈り 新・人間性の解剖 神癒のための集中講義 ジュニア希望の祈り 生命の教育 大聖師御講義『続々甘露の法雨』 奇蹟の手帳 （以上は令和４年10月14日現在の世界聖典普及協会のホームページで確認出来たものだけであり、『實相研鑽第二集』等、聖典名そのものがホームページに掲載されていないものも多数存在します）