《シリーズ解体 第5弾》谷口雅宣三代目総裁によって失わしめられたもの その5 ― 大東亜戦争の意義の否定・英霊に捧げる祝詞(のりと)の改竄(かいざん) (承前) (14606) |
- 日時:2023年02月17日 (金) 08時25分
名前:護法の天使
谷口雅春先生の祝詞に救われた英霊とその遺族
『聖霊天降る宇治』には、この月次祭で救われた奈良県の女性Aさんの体験が紹介されています。
Aさんのお父様は、彼女が生後六カ月で出征し、二歳の時に戦死されます。
小学四年生の時にお母様も亡くなり、叔母様に育てられる中で生長の家にふれ、精霊招魂神社の月次祭に参列したのです。
祝詞の一節「よくこの任務を果して 今や南方アジヤ諸民族は……殆んど全部をしてその独立と自由とを恢復せしめたり……決して大東亜戦争は無駄の戦争に非ず また汝たちの戦死も決して犬死にてはあらざりしなり」とのお言葉を拝聴したとき、着物を着て赤ちゃんを抱いているお父様の姿が現れたといいます。
その二日後Aさんは、自動車同士が衝突する大きな交通事故に遭ったのですが、飛ばされた瞬間誰かに抱きかかえられた感じがし、
「〝父が抱き上げてくれたのだ! お父ちゃんありがとう。お父ちゃんが守って下さったんですね……〟 泣けて泣けて仕方がありませんでした」
と、お父様の守護によって怪我一つなく奇蹟的に救われたのです。
更に、南方の激戦地からのお父様の手紙も見つかり、その中に書かれていた自分の名前を見た時、父の心に自分の存在がある事と母の苦労を知り、心の底から父母に感謝できたと綴られています。
祝詞を改竄した雅宣氏
このように、谷口雅春先生の真心こもった祝詞によって、いかに多くの英霊とその遺族が救われてきたことでしょう。この祝詞の深い、尊い意義について、岡田幹彦氏(日本政策研究センター主任研究員)は、上記(以下)のように解説しておられます。
その尊い祝詞を、かねてより『理想世界』誌上に〝大東亜戦争侵略論〟を展開してきた雅宣氏は、平成3年8月19日の「精霊招魂神社大祭」において、驚くべき内容に祝詞を改竄し、谷口雅春先生と英霊のお心を踏みにじったのです。(前ページ上段の祝詞の対比参照)
違いは一目瞭然。祝詞の核心ともいうべき大東亜戦争における日本の使命〝大東亜民族の解放〟にあたる箇所を削除し、〝大東亜戦争侵略論〟的な文言がつけ加えられています。
英霊の怒り、嘆き、悲しみ ― 突風が吹き荒れた大祭
この改竄された祝詞が先の「精霊招魂神社大祭」において神前に捧げられたときのこと、突然猛烈な突風が吹き荒れ、木々は葉をゆらしマイクの音も一時途切れる、大変なお祭りになりました。
皆さまはご存知ですか。
まさにその突風は、大東亜戦争の意義を貶(おとし)められた英霊の怒り、嘆き、悲しみの御声だったに違いありません。
信徒の皆様には、精霊招魂神社を建立された谷口雅春先生のお心をお偲び申し上げるとともに、冒頭に掲げた谷口雅春先生の祝詞を繰り返し拝読いただき、多くの方々に大東亜戦争の真の意義をお伝えください。
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「尽忠の精霊に告ぐる詞」の意義について
日本政策研究センター主任研究員 岡田 幹彦
雅宣氏が尊師の祝詞の核心を全面的に削除したことは、この祝詞の生命を殺したものであり、大東亜戦争の重大なる意義を真向から否定したものにほかなりません。
雅宣氏が削除したところにつきのべてみましょう。
まず尊師は、大東亜戦争はその目的である「大東亜民族の解放」を実現したとのべられ、「戦争目的を達したる戦争はまことに勝利といふほかはなきなり」と断ぜられています。
現在、世界の独立国は約二百、そのうち非西洋諸国は百十余り。
これらほとんどの国は第二次世界大戦後に独立しました。
それが出来たのは日本が「大東亜戦争の緒戦に於て連戦連勝南方に殺到して南方諸民族のホープとなり」、アメリカ、イギリス、オランダの長年の植民地支配を完膚なきまでに打ち破り、「有色民族も〝神の子〟なれば決して白色民族の奴隷たる状態に安んずべきに非ずとの精神を自覚せしめ」た結果であります。
民族の存亡をかけた日本のこの一大蹶起がなかったならば、アジア・アフリカの有色民族は半永久的に白色民族の奴隷・召使のままであったでしょう。
それゆえにこそ尊師は、この大東亜戦争を戦い抜いた護国の忠霊・靖国の英霊・尽忠の精霊に対し奉り、精霊招魂神社を建立、その御霊をお祭りせられて、
「汝(いまし)たち日本国民は この人類進化の一周期に方(あた)り ……よくこの任務を果して 今や南方アジヤ諸民族は勿論(もちろん)アフり力の諸民族の殆んど全部をしてその独立と自由とを恢復せしめたり
まことにこれ汝たちの勇戦奮闘の功績にして決して大東亜戦争は無駄の戦争に非ず
また汝たちの戦死も決して犬死にてはあらざりしなり
貴下たちはよく大東亜民族を解放し
更に進んではすべての人類解放の尊き天使としての任務を果したるなり」
と尽忠の精霊のこの上なき大功を讃えられたのです。
このお言葉あってはじめて護国の忠霊はあの世で心を靖んじて瞑目できるのです。
雅宣氏はこの肝腎(かんじん)要(かなめ)の祝詞の核心を抹殺したのですから、その祝詞は魂なき抜け殻であり、かつ護国の英霊に対する冒瀆そのものであります。
加うるに彼は「民族の独立を求むる余りに 他国や他民族との不和衝突を引き起す」と妄言を吐き、大東亜戦争をアメリカ・イギリス・オランダ等との「不和衝突」と断罪し、この戦争の植民地解放・民族独立という重大な意義と尊い使命を全く否定しました。
彼は大東亜戦争を侵略戦争と弾劾する東京裁判史観に骨の髄から侵された大和魂を喪失した心のけがれた悲しむべき非国民と言わねばなりません。
あの世で尊師がいかにお嘆きのことでしょう。
大東亜戦争こそは「すべての人類は平等に神の子なりとの理想」を実現した世界史最大の偉業、人類至大の貢献であり、この聖業に純忠至誠を捧げた護国の忠霊こそ「人類解放の尊き天使」であります。
天皇国日本に叛逆(はんぎゃく)し、護国の忠霊を侮辱し、尊師の御教えに泥を塗る不忠不孝の背教の徒たる雅宣氏は自ら犯した罪業がいかに深いかを知るべきです。
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