《シリーズ解体 第4弾》谷口雅宣三代目総裁によって失わしめられたもの その4 ― 生長の家総本山・龍宮住吉本宮建立目的の解体 ― (承前) (14604) |
- 日時:2023年02月14日 (火) 10時32分
名前:護法の天使
「日本国家を千万年安泰にする霊的礎を築くために建立する住吉本宮であって、吾々個人が御利益を貰うために拝むとかいう、そんなお宮ではないのです。
端的にいえば、鎮護国家を目的とするお宮であって住吉大神の御出御をお願いするための社である。
それが〝龍宮住吉本宮〟である」(『生長の家』誌昭和50年9月号)
この尊師の御心を受けて「鎮護国家特別誓願」が行われてきたのですが、雅宣氏はこれを骨抜きにし、「鎮護国家」を削除するため、誓願の文言を全く異なるものに変えてしまったのです。
【正しい誓願券】
○鎮護国家 特別誓願
「私は鎮護国家・日本国実相顕現を誓願し人類光明化運動に邁進致します」
【現在の改竄(かいざん)された誓願券】
○世界平和実現のための特別誓願
「私は神・自然・人間の大調和による宇宙浄化・世界平和を誓願致します」
「鎮護国家」を否定し、「日本国実相顕現」も「人類光明化運動」も削除すれば、もはや本来の誓願券ではありません。
そのうえ元号まで削除し書式を横書きに変えるという徹底ぶりです。
ご祭神を変更し神示祭も廃止 大日本神国観も宇宙浄化の祈りもおこなわれなくなる
「鎮護国家」を否定した雅宣氏は、さらにご祭神の変更という驚くべき決定をします。
平成26年11月21日の龍宮住吉本宮秋季大祭において、龍宮住吉本宮の主たるご祭神を「住吉大神」から「造化の三神」に変更して、令和2年4月7日には全国の教化部及び信徒に対しご祭神変更の指示通達を出しました。
これによって現教団は、谷口雅春先生が立教された生長の家とは全く異なる宗教に変わったのです。
このご祭神が変更された平成26年、総本山では次々に改悪的変更が行われました。
『「生長の家」教団の平成30年史』には次のように記載されています。
○平成26年3月1日 総本山での「立教記念式典」において「實相」額が白い幕で隠され、出龍宮顕斎殿が土足履きにされる。
又「国旗」「聖旗」は掲げられず、「国歌斉唱」のない前代未聞の式典となる。
○4月3日「神武天皇陵遥拝式」後の「大日本神国観」が廃され、「基本的神想観」に変更される。
そして5月以降「神示祭」がなくなる。
○9月27日「生長の家」にとってはとりわけ大切な「大調和の神示祭」がなくなる。
手水舎の「鎮護国家」が消され、「世界平和」に書き換えられる。
○11月21日「ご祭神」が変更となる。
あわせて「宇宙浄化の祈り」もなくなる。
つづいて翌平成27年には、聖使命感謝奉納祭の祝詞からも「住吉大神」が外されるのです。
総本山を形骸化し貶(おとし)めるその変質はとどまるところを知らず
総本山の変質はまだまだあります。
○団体参拝練成会の変質
「生長の家大神」であり〝鎮護国家の神〟である住吉大神への敬神を深める「団体参拝練成会」は、平成20年、4泊5日から3泊4日に短縮され、参加者も組織会員に限定されました。
又プログラムから「谷口雅春先生御講義ビデオ」も削除され、平成23年には「大日本神国観」が消されました。
○「住吉大神」の神霊符の下附中止
現教団は、「住吉大神」に加えて「造化の三神」を勧請したと説明していますが、これが真実ならば「住吉大神」の神霊符は下附されてしかるべきです。ところが実際は、信徒に「住吉大神」をお祀りさせないため下附を中止しているのです。
○奥津城ヒルクライム(登坂遊技)
立教記念日等に、総本山の境内地を自転車で走り回る遊技が行われるようになりました。しかも谷口雅春先生、谷口輝子先生の御霊鎮まり給う神聖な奥津城を遊技のゴールにするという冒瀆です。
谷口雅春先生が畢生の大事業として建立された総本山・龍宮住吉本宮は今、谷口雅宣氏によってこのように貶められているのです。
信徒の皆さんはどうお考えになりますか。
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