秘話ー「大日本神国観」はこうして護られた!(機関紙第3面) (14404) |
- 日時:2022年07月03日 (日) 11時05分
名前:護法の天使
「大日本神国観」の由来と占領軍の弾圧
神想観は、尊師谷口雅春先生が住吉大神より直接授けられた行法ですが、その中でも、「大日本神国観」は宇宙の大生命と天皇国日本の神聖な実相と自己の生命とが一体であることを観じ礼拝する最終段階の神想観であり、全ての神想観を完成すると教えられています。
この「大日本神国観」は昭和16年1月号の『生長の家』誌6日の法語で、祈りの核心的言葉を発表され、全国の信徒に新年より一斉に行ずるよう薦められ、さらに翌年4月号の同誌で「大日本神国観」の名称が発表されたものです。
ところが、大東亜戦争後、連合国占領軍総司令部(GHQ)は日本弱体化政策を推し進め、谷口雅春先生に国家再建の言論を発表することを禁止する〝執筆追放〟の弾圧を下しました。その結果「大日本神国観」の発表も実行も不能状態となっていたのです。
革命の危機と「大日本神国観」の復活
昭和41年、時あたかも左翼全学連が全国の大学を日本革命の砦(とりで)とするため一斉に学園紛争を引き起こしていた時代でしたが、生長の家本部の神癒祈願部長に就任した有留弘泰講師は、これまでの個人等の救いの祈願は継続するとともに、日本並びに世界各国、更には宇宙に対する神癒祈願のために「大日本神国観」の復活を嘆願される手紙を谷口雅春先生に出されます。
この熱誠溢れる手紙をご覧になった尊師は、同年3月号の『生長の家』誌「明窓浄机」欄に有留講師の手紙と「大日本神国観」の全文を発表されたのです。
そして同年5月1日、尊師は正式に「大日本神国観」を刊行されるとともに深い神慮に基づきその著作権の全部を生長の家社会事業団に託されました。(昭和63年、国の著作権登録原簿に登録)
この「大日本神国観」著作権ご譲渡の日に、奇(く)しくも生長の家学生会全国総連合(生学連)が結成され、生学連の同志達は、革命の危機から祖国を救い再建する学園正常化に起ち上がることとなったのです。
教団による「大日本神国観」の実質廃止と、正統継承のたたかい
平成21年、谷口雅宣総裁の現教団と日本教文社は、「大日本神国観」等が収録された〝一切経〟の発行差止を要求する訴訟を起こし、更にその後、現教団は総本山練成会や各地の練成会等での「大日本神国観」実修を実質廃止しました。
これに対し生長の家社会事業団は全力をあげて対応、最高裁判所においてこの訴訟の完全勝訴を勝ち取るとともに、全国で開催した「生長の家教義研修講座」等において「大日本神国観」を厳修し、その正統な継承のために邁進しております。
(「大日本神国観」厳修の会場では奇蹟的な救いの体験や護国の英霊の霊光と思われる奇瑞が生じております。下の写真は「生長の家教義研修講座」における「大日本神国観」実修中に撮影したものです。)
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