〝愛国者はもっと大同団結して国を護る運動を起すべき〟(『生長の家』誌・昭和37年6月号「明窓浄机」より)に思うこと (14394) |
- 日時:2022年06月22日 (水) 09時11分
名前:破邪顕正
尊師・谷口雅春先生は、常に日本国のことを考えておられたということを改めて感じます。
だからこそ、尊師は「日本を守る会」の結成にも先頭に立って、ご尽力なされたのだと思うのです。
表題のご文章をご紹介いたします。
《…今や日本国は建国以来の危急の時に直面しているのであって愛国者はもっと大同団結して国を護る運動を起すべき時であると思う。愛国者は概ね、その精神が純粋でありすぎるから、瑣末の主張や見解の相異にも協調することができず小党小団体が乱立しているのに対して,左翼人は…足並をそろえて、行く行くは天皇制廃止、日本全国の共産化に向って前進しつつあるのである。この事を思うと、もっと愛国団体が一つに団結して統一的な運動態勢をととのえたいと願わずにはいられないのである。》
これを拝読して思うのは、常に大事なことは〝危急の時に直面している〟という状況認識を持ち得ているか、どうか…。
尊師は、一貫して〝共産化〟への危惧の念をお持ちでした。
だからこそ、それを前にして、どうして愛国者は仲間内の争いに拘っているのかとお嘆きだったのだと思います。
それを今日の問題に照らせば、私たちが何より危惧すべきは、果たして、このまま現教団に委せていて尊師の教えが護られるのかどうか、それに尽きましょう。
現総裁が教団の実権を握って以来、どういう教団になってきたか。
尊師の教えはどんどん消し去られ、愛国思想も悉く封印されてしまってきたではありませんか。
その危機感を共有しえていたら、とても仲間・同志を批判することなどできる筈はありません…。
だって、それをしたら喜ぶのは、現教団の支援者たちだけだからです…。
どうして、それが判らないのか。
〝その精神が純粋でありすぎるから、瑣末の主張や見解の相異にも協調することができず〟
この尊師のお言葉をぜひ、噛みしめるべきだと思う次第です。
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