《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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「女は弱し、されど母は強し」という言葉は、「守るべきもの」をもつことの大切さを訴えているのではないでしょうか… (14198)
日時:2022年03月11日 (金) 15時56分
名前:破邪顕正


「女は弱し、されど母は強し」という言葉は、普段は男性よりも弱く見える女性でも、母親になると強くなる…。

それは子供を守るという、「守るべきもの」をもっているから…。

果たして、戦後日本は、肉体生命を超えても守る、そういう「守るべきもの」をもっているのでしょうか。

今、私たちが、ウクライナでまざまざと見せつけられているのは、ウクライナにはそれがあるという、この事実ではないでしょうか。

私はボクシングファンなのですが、世界ヘビー級3団体統一王者のオレクサンドル・ウシクの言葉には、感激いたしました。

「国はベルトより重要」

米放送局「CNN」がこう報じています。

〈ウシクの防衛隊入りは世界のボクシングファンに驚きを与えた。ウシクのほか、首都キエフの市長で元WBO&WBC世界ヘビー級王者のビタリ・クリチコ氏、その弟で元同級3団体統一王者のウラジミール・クリチコ氏の英雄兄弟を筆頭に、パウンド・フォー・パウンドの現役選手ワシル・ロマチェンコも母国を守るために銃を手にしている。

 ウシクは「人を撃ちたくないし、誰かを殺したいわけではない」などとキエフの地下壕で語ったという。ロシアの侵攻が始まってすぐ、ウシクはマネージャーとともに英国・ロンドンから帰国。空路で戻る予定だったが、空港閉鎖の影響で一旦ポーランドのワルシャワに飛び、500マイル(約804キロ)を車を運転して故郷に戻り、キエフに入った。

「感傷的に聞こえるかもしれないが、私の魂は神とともにある。私の体と誇りは母国と家族とともに。恐れは全くない。ただ困惑するだけだ。こんなことが果たして21世紀であり得るのか?と」

 ロシア侵攻から6日が経過し、母国で安全な場所はどこにもないと現役世界王者は悟ったと報じられている。「爆撃音がクレイジーだ。彼らは私の親友が屋上でロケット弾で撃たれたマリプールの街を爆撃した。ゲームではない」と語っているウシクは、9月には元3団体統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国)との再戦が予定されていたと記事では伝えている。

 またロマチェンコも6月のオーストラリアでのジョージ・カンボソス戦に向けて準備を進めているとしている記事では「当然のことだが、ボクシングは(今の)彼らの念頭にない」と指摘。ウシクは「リングにいつ戻れるのか全く分からない。国と誇りとはチャンピオンベルトよりもずっと重要なんだ」とも語っている。〉

世界チャンピオンという名誉、それよりも「国と誇り」の方が更に重要だという、この愛国心。

それは、戦後日本が一貫して無視し、小馬鹿にしてきた価値観ではなかったでしょうか。

そのツケが今、〝立憲共産党〟への逆風となって立ち現れていると私は見ています。


朝日新聞系列の「AERA」に、こんな記事が出て来るとは… (14204)
日時:2022年03月13日 (日) 14時32分
名前:破邪顕正


表題は、〝日本で上がる「ウクライナは白旗あげたらいい」の声に戦場ジャーナリストが現地から激怒した理由〟と題する記事です。

その重要箇所を引きます。

…………………………………………

■腹の底から怒りを覚え

――その青年には7歳と3歳の子どもがいる。あなたも銃を持って戦争に行くのかと問いかけると、「行きたい」と答えた。

佐藤:でも、これまでに戦ったことのない青年です。恐怖について聞くと、「そりゃ怖い」と。「でも、自分が死ぬよりも怖いのは、この国が消滅すること」「だから戦う」と言った。

 日本のどこかの評論家だかで、「ウクライナは白旗をあげたらいい」と言った人がいるんでしょう。大馬鹿者ですよ。だったらウクライナに来て、みんなにそう言いなさいと思う。

 自分の国、文化や歴史がなくなるんですよ。安全圏で何もわかっていない、命を懸けたこともない人がこれから命を懸けようとしている人たちに向かって言える言葉じゃない。

 この国はロシアに踏みにじられてきました。ソ連崩壊でようやく独立国家になったのに、またそのときに戻ってしまう。そうならないために血を流すことを彼らは厭わない。ゼレンスキーも含め、名もない人たちの気概がこの国を勇気づけているんです。

 なのに、「10年後にはプーチンが死んでいるだろうから、その後、国に帰ったらいい」なんて馬鹿なことを言っている。このままだと、10年でこの国はなくなるんです。腹の底から怒りを覚えます。

………………………………………………

こういうのを〝平和ボケ〟というのでしょうね。

〝亡国〟ということがどんなことを意味するのか、想像すらできない…。

そこに戦後日本の悲劇がある…。

「悲劇」を通り越すと「喜劇」になる、という言葉を思い出しました。

「おめでたいにもほどがある」という意味での喜劇なのです。

結局、ウクライナのことは他人事でしかないのです。

対岸の火事ぐらいにしか思っていない。

もしかすると、ウクライナは、明日の台湾、或いは尖閣諸島となるかもしれないという想像力が働かないのです。

いい加減、目を覚まさないといけない…。

そんな気がしてなりません。


本田宗一郎が嘆いたことが、今、現実のものとなっている… (14229)
日時:2022年03月26日 (土) 11時39分
名前:破邪顕正


表題は、『得手に帆あげて』(本田宗一郎著)にある文章を読んで痛感したことです。

<いつだったか、あるテレビ番組で「もし、外国の侵略を受けたら、あなたはどうするか」という応答が放送された。その中で、ある著名な評論家が、さも得意気に答えた。
「ガンジーのように、無抵抗主義でいく」
 また、別の評論家がこう答えた。
「私は、逃げる」
 私は、この二人の発言を聞いて、腰の抜ける程ビックリした。これに同意する人もあると聞いて、今度はガックリしてしまった。…
 武力侵略に対して「無抵抗主義」というのは、簡単に言えば「生きる権利」を捨てることと同じである。
 また「逃げる」にいたっては、返す言葉もない。一体どこへ、どうやって逃げるというのだ。ボートにでも乗って、湖の対岸にでも漕ぎつけば、そこに、平和で安全な、人としての誇りを持って生きられるユートピアが、待ち受けているとでも思っているのか。…〉

今回のウクライナの惨状でも、所謂〝命乞い=降伏主義〟を平然と言い募る論者がいました…。

どうして、こういうことが大手を振って罷り通るのか。

結局、戦後は、それが〝常識=正論〟と見なされてきたからにほかなりません。

しかし、今回のウクライナ情勢が、これまでの〝常識〟をガラッと変えてくれたように感じます。

例えば、〝降伏〟論者の一人であった(「あった」と過去形にしたのは、ここにきて急に掌返しをして、その論を取り下げたようなので…)、橋下・元大阪府知事に対するコメントに、それが如実にあらわれています。

〈橋下最大の間違いは、「自分が一歩引けば、相手は必ずそれに応えてくれるはず」といった、自分の価値観こそが普遍的であるという思い込みを元に主張している点。今でこそ多くの日本人がすでに理解している通り、日本の周辺には「一歩引けば、さらに一歩迫ってくる」国が多い。プーチンのこれまでの言動を見ると、ウクライナが1つ譲歩をしかけると、条件を2つ3つ追加してくる。意図的に侵略戦争が終わらないように仕組んでいるのは明白であり、交渉や譲歩によって停戦に至る可能性は、ほぼない。橋下の思考が、将棋で言うところの3手先4手先まで全く詠んでいないのには本当に驚いた。この人が政治の場から降りて、本当によかったと思う。〉

これまでの日本の〝常識〟は世界では通用しない…。

それをまざまざと見せつけられたからこそのコメントではないでしょうか。

それともう一つ、私が感じているのは、今回のことで〝国連信仰〟も終焉したのではないのか、ということです。

国連をあてにしていても何ら力を発揮しえない…。

常任理事国に、ロシア・中国が入っている限り、国連そのものが機能しない…。

それが証拠に、北朝鮮は、平然と核開発を行っているではありませんか。

その増強ぶりを、誰も止められはしないのです。

現実が「占領憲法」を裏切っているということてず。

だったら、現実に憲法を合わせるしかないではありませんか。

そのうねりを巻き起こして、何としても「占領憲法」に一矢報いなければならないと痛切に感じている次第です。




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