《谷口雅春先生に帰りましょう・第二》

 

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〝「第9条」で日本が戦争を放棄しても、戦争が日本を放棄してくれるわけではない〟ウクライナの現状は、戦後日本の〝国体〟「第9条」の欺瞞性をまざまざと見せつけている… (14190)
日時:2022年03月09日 (水) 10時56分
名前:破邪顕正


「第9条」は「平和憲法」でも何でもない、単なる「無防備・無抵抗憲法」であることが、今や満天下に晒されています。

「いざとなったら、逃げればいい」

「中国の言う通りにしていたら、それで助かるんだからそれでいいじゃないか」

かつては、こんなセリフが大手を振って罷り通っていました。

しかし、今や、ウクライナの「愛国心」が、そういうセリフを吹き飛ばしています。

〈プーチンはこれほどの抵抗を予想してなかった。踏みとどまるウクライナ軍と国民は、プーチンの終わりの始まりだ!俺たちがやるしかないだろ〉

〈俺はポーランドに住んでるんだけど、多くの人がここでの暮らしを捨てて、参加するためにウクライナに帰ったよ。誰も彼らに強制なんてしてないぞ。〉

〈国を守るために参加することを望むウクライナ人男性の列。敬意と称賛しかないわ。オランダ人として、その愛国心に嫉妬させられるよ。頑張れ!〉

ウクライナの現状が、戦後日本を支えてきた「平和主義」が今や〝平和幻想〟でしかなかったことをまざまざと見せつけています。

以前、今、話題のウクライナ出身の政治学者、ナザレンコ・アンドリーさんのことについて投稿したことがあります。

ここに再掲して、「占領憲法」の改正が急務を要することを訴えていきたいと思います。

………………………………………………

今、ネットで、ナザレンコ・アンドリーさんのスピーチが話題となっています! (10937)
日時:2019年05月06日 (月) 17時10分
名前:破邪顕正


ネットを検索していると、そのときのスピーチが視聴できますので、ぜひ、御覧いただき、憲法改正に向けてのうねりを巻き起こすことにお役立ていただければと思います。

以下、筆録したものをご紹介します。

〈ご紹介に預かりました、ナザレンコ・アンドリーと申します。

私は5年前、ウクライナから参りまして、おそらく憲法改正の議論が最も活発していた時期を日本で過ごしました。

なので、「平和」と「戦争」という言葉を何度も耳にしました。

数年前、ロシアに侵略され、一部の領土を奪われ、今なお交戦が続いているせいで毎日毎日、新しい犠牲者が出ているウクライナの出身者だからこそ、どうしてもその議論に関心が向きます。

護憲の方々が軽々しく脅し文句として使っている「戦争」という言葉は、私の祖国の現状だからです。

そしてその改憲に反対している方々の主張は、ウクライナが犯した過ちと非常に似ているので、強い危機感を覚えました。

簡単に言えば、自称平和主義者は何と言っていますかというと、軍隊を無くして隣国にとって脅威にならなければ攻められないと。

どんな争いでも、平和を訴え、話し合いすれば解決できると。

集団自衛権を認めたら他国の争いに巻き込まれるから危険だと。

では、ウクライナは侵略される前までにずっと取ってきた政策と比較してみましょう。

1991年、ソ連から独立した時に、ウクライナにはたくさんの核兵器と100万人の軍隊がありました。

しかし、維持費がかかるし、隣国に警戒されてしまうし、危険なので、ウクライナは全ての核兵器を譲りました。

代わりにブダペスト協定書という国際条約を結び、自国の防衛を他国に委ねてしまいました。

そして100万人の軍隊を20万人に、つまり5分の1に軍縮しました。

しかも、大国の対立に巻き込まれないように、NATOのような軍事同盟にも一切加盟しませんでした。

日本共産党の考える平和主義はまさにこれではないでしょうか。

こんな政策は素晴らしいと考えている方を、是非、ウクライナの前線に連れて行きたいです。

戦火で燃え尽きた村の廃墟、ミサイルが落ちている中で学校の地下に隠れている子供、20歳までさえ生きられなかった戦没者のお墓を見せて聞きたいです。

貴方が望んでいる日本の未来はこれなのか?

戦争は言葉によって止められるものなら、その言葉を教えてくださいよ!

安全な日本にいる時だけは戦争のことばかり話しているのに、どうして実際の戦地に一度も平和の精神を伝えに来たことないのですか?

抑止力を無くして平和を得た国はないでしょう。

そして抑止力というのは物理的な物だけではありません。

もし国民投票の際、何千万人もの日本人は投票所にきて、「改憲賛成」に票を入れたら、「我々は外国によって強制的に押し付けられた法律を認めない。

自分の国を自分で治めるのだ。

自衛隊はこの日本を守っているように我々も自衛隊に協力し自衛隊員の権利を守る」という意味になります。

そういう強い意志を示すことこそは最大の抑止力になると思います。

一方では、憲法が改正されていない状況を隣国はどう受け止めるのでしょうか?

日本人って、武力をもって攻撃したら、いつまでも押し付けられたルールに大人しく従うんだ。

日本の領土を奪っても、国民を拉致しても、ミサイルを飛ばしても、国際条約を破っても、何度も領海侵犯しても全く動こうとしないんだ。

日本の国会に決断力がなくて、どんな危機に直面しても行動を取らず、中身の薄い議論を続けるばかりなんだ。

こういう風に思われてしまうことこそ、戦争を招かざるを得ない実態だと思います。

「そんなの被害妄想」だと考え、隣国に侵略されることは非現実的だと考えている方もいるでしょうが、ウクライナ人だって2014年までずっと同じ風に考えてきたわけです。

しかし、今、その平和ぼけしていた時期を振り返ってみると、戦争が一切起きないと考えさせることも敵の戦術の一つであったとわかりました。

ところで、日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民」という言葉が出てきますね。

私も、どんな国でも一般市民の大半は平和を愛すると信じたいです。

しかし、日本の隣国の中で、権力者が国民の願いを聞いてくれる国なんてあるのでしょうか?

北朝鮮にしても中国にしてもロシアにしても、独裁国家ばかりではないですか。

その国々の国民はいくら平和を愛したって、権力者が戦争しろと命令したらNOと言えないですよ。

で、日本の野党の方々は同じ日本語を喋って同じ日本人である有権者をさえ説得できないのに、どうして全く違う国民性を持った外国人を戦争しないよう説得できると思っているのか、全くわかりません。

そして議論が必要と何度も言いながらも、議論から逃げる姿勢も不思議でなりません。

国際情勢が深刻化する中で、国家の生存に関わる憲法改正問題を、これ以上先送りしていられないと思います。

日本には今、歴史的なチャンスがあります。

そのチャンスを掴むか台無しにしてしまうかによって、子孫は、良くも悪くも、どのように今の日本人を評価するか決まります。

「令和」と名付けられた新しい時代に、日本はやっと大和精神に基づく法令によって統治されるようになると信じています。

そして日本は自立し、国際社会の対等な一員になることは、日本のためにも世界のためにもなるはずです。

ご清聴ありがとうございました。〉

この話を聞いて、思い出したのが、田中美知太郎の言葉です。

これもまた、自称〝平和主義者〟への頂門の一針となる名言であると私は思っています。

〈…平和というものは、われわれが平和の歌を歌っていれば、それで守られるというようなものではない。

いわゆる平和憲法だけで平和が保証されるなら、ついでに台風の襲来も、憲法で禁止しておいた方がよかったかも知れない。…〉



「教え子を再び戦場に送るな」「青年よ再び銃を取るな」(日教組、昭和26年1月の中央委員会での採択)という戦後日本を支配した価値観が、ウクライナの現実が根底から崩されようとしている… (14193)
日時:2022年03月10日 (木) 10時33分
名前:破邪顕正


「世界の常識は日本の非常識、日本の常識は世界の非常識」

よく言われたことです。

表記に記した言葉は、まさしく戦後日本を支配してきた考え方〝常識〟であったと言っていいでしょう。

しかし、今や、ウクライナによって、如何にそれが世界の実状からかけ離れた〝平和ボケ〟によるものなのか、否応なく見せつけてくれています。

まさしく、ウクライナは戦後日本の〝鏡〟、そこに映し出された姿は〝異形〟そのもの。

とりわけ、ウクライナの今を伝えるこの記事が、それを雄弁に物語っています。

〈ウクライナの女性兵士らの姿に反響…3万人超の女性が戦闘に参加、銃を持つ高齢女性の姿も

 ウクライナ国の公式インスタグラムが9日までに更新され、女性兵士らの写真が公開され反響を呼んでいる。

 同アカウントは8日、「地上で戦う女性たち。31757人の女性が今日まで奉仕し、ウクライナ軍の15、6%を占めています。さらに多くの人が銃を手にし、領土防衛部隊に参加しています」と戦闘服を着た女性兵士の姿をアップ。なかには、私服姿で銃を持つ高齢女性の姿もある。

 そして「ウクライナの強い声となった女性たち。彼女たちの中には、プロのジャーナリストやブロガーもいれば、ロシアとウクライナの戦争について自らの体験から真実を語ろうとする人たちもいる。緊急時に真っ先に駆けつける女性たち―衛生兵、救助隊員、消防隊員。後方で命をかけて戦う女性たち―国際監視員、人権活動家、心理学者、縫製職人。家族の世話をする女性たち。子どもたちの安全を確保するために長距離を移動する女性たち。国内だけでなく、海外でもボランティア活動を行い、困っている人たちを支援する女性たち。ウクライナに対する決意と強い愛に感謝します」と記された。

 この投稿に「どうか、いつも安全で、愛と平和を勝ち得てください」「リスペクト」「この世界で民主主義を守ってくれてありがとう」などの声が寄せられ、10万超の「いいね!」が押されている。〉

何故、こんなにも「いいね!」が数多く押されているのか。

何故、逃げずに戦う姿を「リスペクト」するのか。

戦後日本が、見て見ぬフリしてきたものが、ここにあるからではないでしょうか。

ウクライナは、今、戦後日本の左傾化を担い続けた「日教組」への見事な〝反面教師〟となっているように思えてなりません。


在日ウクライナ人のツイッターから「国のために戦うことを理解しない日本人」ということが拡散しています… (14206)
日時:2022年03月14日 (月) 09時25分
名前:破邪顕正


「なぜ、国なんか捨てて家族と一緒に逃げないのか」

「命の方が大事なのだから、国のために戦う必要はない」

「ロシア軍に勝てるわけがない。無駄な犠牲を払うより、さったと無条件降伏したほうがいい」

こういう日本人の一部のツイッターに対して、在日ウクライナ人が激しく反発しています。

〈家族を愛し、ウクライナの人々を愛し、国を愛しているから、それらを守るためにロシア軍と戦うのであって、それは当たり前のことだ。むしろ、彼らは、なぜ日本人がそんな当たり前のことに疑問を投げかけ、批判するのか理解できない。彼らからすればこうだ。逃げれば命は助かるだろう。だが、2度と自分達の街には帰ってこられない。帰ってこられても、自分が住んでいた家には別の人間が住んでいて、街には違う人々がいるかもしれない。国の姿もすっかり変わってしまっているかもしれない。なぜ、こんなことが日本人にはわからないのか。日本人には国を愛し、それを守るために戦わなければならないという意識はないのか。〉

ウクライナ人にとって〝当たり前〟のことが、どうして日本では〝当たり前〟ではないのか。

結局、戦後日本の、所謂「護憲=平和教育」というものが、それほどおかしかったということです。

今、ロシアのウクライナ侵略によって、そのことが白日の下に晒されていっているように思います。

所詮、それは〝厭戦教育〟に過ぎないのであって、厳しい世界の現実の前では、実に脆いものであった…。

そんなものは「机上の空論」、青臭い「書生論」であって、何の説得力も持ち得ない…。

敗北主義、降伏主義では、世界から顰蹙を買うばかり…。

そのことを今、心ある国民は気づきつつあるのではないでしょうか。

そして、それを最も肌で感じているのが〝立憲共産党〟ではないかと私は思っています。



戦後日本の「無抵抗・降伏主義」の〝非道さ〟が外国の人達から、どんどん暴かれていっています… (14211)
日時:2022年03月15日 (火) 10時29分
名前:破邪顕正

こういう記事が目に止まりました。

〈ロシア軍の侵攻から祖国を守ろうとするウクライナに対し、日本の影響力のある著名人から、ロシアへの「降伏」や「妥協」を求める発信が見られる。これにロシアの隣国、ジョージア出身で慶応義塾大学SFC研究所上席所員のダヴィド・ゴギナシュヴィリ氏(38)が異を唱えている。

「ウクライナ兵は士気が非常に高い。そうしたなかで、降伏や妥協を求めるのはおかしい。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領にも失礼だ。未来への希望も失われてしまう。軽々しく言うべきではない」

ダヴィド氏はこう語った。

母国ジョージアには親露分離派地域があり、ダヴィド氏が留学生として来日した2008年、ロシア軍の「自国民保護」を口実にした侵攻を受けた。今回のウクライナ侵攻も「断じて許せない」という。

ウクライナの徹底抗戦が続くタイミングで、日本で降伏を迫るような発信が出てきたことには、「倫理上も、合理性の観点からも間違い」という。まず、「倫理上」の解説をする。

「事実上、侵略者のロシアを支持、容認することになる。降伏後も確実にロシアの抑圧でウクライナの被害は続く。その責任は『ロシアに折れろ』と呼びかけた人も共有することになる。倫理上、非常にまずい発信だ」

では、「合理的」にはどうか。

「仮に降伏して戦争は終わっても、今度はロシアの支配下での治安の悪化などで、戦闘中をはるかに上回る犠牲者が出る。ウクライナの降伏は、近隣諸国にも計り知れないほどの大打撃だ。ロシアは次にモルドバなどを狙い、同じことを繰り返す。ロシアと同様、好き勝手にやる国が出て、国際秩序は成り立たなくなる。合理的ではない」

前出のゼレンスキー大統領は8日、英議会でのオンライン演説で、「どんな犠牲を払っても自国を守るために決して降伏しない」と語っている。

ダヴィド氏は「確かに、言論の自由はあるだろうが、ウクライナの大統領が決意を示すなか、『ロシアに降伏しろ』という発信は理解できない。ロシアのプロパガンダ(政治宣伝)にはだまされてはならない。ウクライナが敗北すれば民主主義が危機にひんする。いまはロシアを止めるため妥協せず、団結するときだ」と強調した〉

戦後日本は、とにかく「戦争はいけない」その一点張りの〝平和教育〟に終始してきたように思います。

それは本当に〝平和教育〟に値するものなのか。

それが今、根本から問い直されているように思います。

だって、これに従えば、侵略者の思う壺に嵌まってしまうからです。

侵略者をくい止めるための〝抵抗=防衛戦争〟もいけないということになれば、これほど侵略者にとって好都合なものはないでしょう。

ナチス・ヒットラーを増長させたのは、チェンバレンの〝宥和政策〟が根本因であるというが今や歴史の定説です。

その背景には、当時のヨーロッパを覆った〝厭戦思想〟がありました。

何故、家の戸締まりが必要なのか。

泥棒に侵入しようという悪意を誘発させないためであるとは、よく言われることです。

〝厭戦思想〟が深刻な問題を投げかけているのは、それが侵略者の悪意を誘発する引き金となりかねないからです。

今回のロシア侵略によって、心ある国民が目覚めつつあることに心から期待を寄せたいと思います。



ウクライナと(ソ連)ロシアとの関係を知る上で参考になると思い取り上げました (14213)
日時:2022年03月15日 (火) 20時25分
名前:コスモス


 https://www.facebook.com/makoto.naruke/posts/4892280460809031

 成毛 眞
 

 命よりも大事なものはないのだから、ウクライナは降伏するべきだというような発言をしているTVコメンテーターたちがいるらしい。お気楽なことだなあと思う。


 彼らはホロモドールとその後のウクライナについて何の知識もなく、映像を見て延髄反応をしているのだろう。共感不安に陥っているのかもしれない。知っていてもせいぜい映画を観た程度であろうか。手元にある『悲しみの収穫』を読み直してみた。


 1933年ころ、スターリンのソ連は穀物の収奪だけでなく、ウクライナ民族主義を潰すためにウクライナ人を徹底的に虐げた。結果的に1450万人死亡、ウクライナは人口の20%以上もソ連に殺された。


 これをホロモドールという。もう90年も昔の話なのだから、歴史上の事件でしかないと思われるかもしれない。


 ウクライナ民族主義はその後も屈することはなかった。1944年からのソ連再占領下においてもパルチザンは続いた。数千人が銃殺になり、それ以上の人たちが強制収容所に入れられた。それでもまだ太平洋戦争とおなじく歴史上の事件でしかないと思われるかもしれない。


 しかし、1956年以降もウクライナ民族主義者組織(OUN)の55,000人も囚われて刑に服していた。その後のウクライナの歴史はテレビでも解説されているだろう。


 ともあれ、そんなことも知らずにウクライナに対して降伏しろというTVコメンテーターたちのなんという無知と傲慢。呆れるばかりである。


 要するにウクライナの人々は、いったんソ連≒プーチン独裁ロシアの統治下に入ってしまうと、戦争以上の地獄に堕ちるということを知っているのだ。


 今回の戦争での市民の死者数は1万人を超えるかもしれないが、ロシアに支配されるとその何十倍も殺される可能性があるのだ。


 少なくとも西ウクライナはロシアと兄弟どころではなく、歴史的な一方的被害者でしかない。


 本書は1986年に出版され、2007年に邦訳された。ボクが読んだもの2007年だった。その後フランク・ディケーターが『毛沢東の大飢饉』を書いている。こちらも凄まじい。


 本書は638ページの大部である。しかし、訳者あとがきが非常に良く本編をまとめているので、もし図書館で借りることができたら、ぜひそこから読んでほしい。この訳者あとがきだけでもネット上で公開できたら、日本人の現代ウクライナ理解は深まるであろう。


 ちなみに本書の定価は5000円であったが、いまマーケットプレースでは3万円である。このたぐいの本は出版されたときに買っておくべきなのだ。知はTVの中ではなく本の中にある。そして情報はネットの中にある。


ーーーーーーーーーー
 ウクライナとロシアの戦争が、「9条信仰信者」達を目覚させてくれることを祈ります。

 ロシアの苦戦は、中国の台湾進攻に大きな影響を与えたのではないかと思っています。

 天皇陛下を戴く日本は、皇祖皇宗の御徳に護られていると思い改めて深く皇恩に感謝申し上げました。


ロシアの侵略によって、国民の意識が変わり始めたことを感じてきています… (14215)
日時:2022年03月16日 (水) 09時11分
名前:破邪顕正


こういう記事が目に止まりました。

〈2022年3月14日に放送されたラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤さんとウクライナ人のオクサーナ・ピスクノーワさんが口論する形になる場面があった。

■「ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか?」

 番組では、日本在住で通訳をしているウクライナ人のオクサーナさんと電話を繋ぎ、ロシア軍のウクライナ侵攻に対する思いを聞いた。

 オクサーナさんには、ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っているとした。

 テリーさんは、

「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから、さらに攻撃をするってことは民間人の死者がどんどん増えていくってことが現実になっていく時、私はそれは一番いけないことだと思うんですよね。(命を落とすことをいとわないという考え方は)避けたい」

との考えを示した。その上で「この戦争は5年10年20年と続きます。ですから今は、国民は一度安全な場所に移動してもう一度立て直す、という考え方はどうなんでしょうか」と問いかけた。

 オクサーナさんは、

「テリーさんのおっしゃっていることがよく分からないんです。避難できる人はしています。別に、ちっちゃい子供やお年寄りが戦っているわけではないです。避難できた人は避難できています。できない地域もありますけど。ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか? 何の抵抗もしないで。まるでウクライナが戦争を続けたくて続けているような言い方にしか聞こえないんです」

と憤った。〉

これに対するリスナーの意見が目を引きます。

○テリー世代は降伏しなかった日本が愚かって洗脳された世代だから

○降伏してもプーチンが許すと思ってるの?

○平和ボケとしか言いようがない

○降伏しても命が助かる保証なんて全然ないんだけど…

○テリー伊藤がプーチンを止めたら信じるけど今のままじゃ説得力皆無だ

○残虐な侵略者に易々と隷従しろと?

○日本の芸能界ってマジで世界の異物だな

戦後日本の「平和主義」というのは、日本の国内のみでしか通用しない価値観ではなかったか…。

そのことを、心ある国民は感じ取ってきているように思います。

この意識の変化を、ぜひ「占領憲法」解体へと結びつけていきたい…。

「占領憲法」が制定されて70余年。

「占領」されたときに押しつけられた憲法を、今なお後生大事に守っているというところが、そもそも〝異常〟なことなのです。

その〝異常〟さに、目覚めるところから、憲法改正に向けた道が開かれていくことを大いに期待したいと思います。


「ウクライナ侵略とそれを口実にした9条破壊、改憲は許さない」(九条の会事務局の声明)への反論のコメントに、世論の変化がありありと… (14231)
日時:2022年03月27日 (日) 18時06分
名前:破邪顕正


表題の記事が、3月27日(日)付けの「しんぶん赤旗」に掲載されているようです。

「9条の会」とは、日本共産党の息が掛かった組織であることが、これでよくわかります。

この声明によれば、「9条で国は守れるのか」、「力のみを信奉する相手には力でしか対抗できない」(国家基本問題研究所「意見広告」)にどうも危機感を抱いたようなのです。

では、何を言っているか。

主なポイントを掲げます。

〈衆参両院で開催された憲法審査会においても、自民党や維新の会の議員は口々に、「力による現状変更の脅威」を口実に、緊急事態条項の創設など改憲案の審議の必要性を主張しています。

 しかし、今回のウクライナ侵略が明らかにしたのは、軍事力と軍事同盟の強化は軍事対決・挑発を激化させ国際社会を分断させるだけで、平和の実現に寄与するどころか戦争と武力行使に帰結する、という事実に他なりません。いま、自民党や改憲勢力が「台湾有事」を口実に強行しようとしている日米軍事同盟強化と改憲の道では、日本とアジアの平和を実現することはできません。9条を持つ日本政府の責務は、国際社会の分断を修復し、ロシアの侵略に反対し、アジアの紛争を武力によらないで解決する枠組みを作るために各国に働きかけることです。断じて、改憲、9条破壊を許してはなりません。…

 改憲、9条破壊NO!の声と行動を強め、来たるべき参院選では、市民の力で改憲勢力3分の2を阻みましょう。〉

それに対する、反論コメントを見ていて、世論の変化をまざまざと感じています。

例えば…

〈近隣に独裁的な核保有国があるだけでも危ないのに
日本は3国もの軍事国家に囲まれている
異常に危険な状態なのだからお隣の大韓憲法みたいな標準的な憲法を見習って
一般的な憲法に改憲すべきってのはどこもおかしな話では無いやろ?
ついでにいえば緊急事態条項なんてのは
普通の国に普通にあるとされている国家緊急権であって
大韓憲法にも当たり前にある〉

〈9条では何も守れないってみんな気付いたんだよ〉

〈9条信者「武力を捨てれば他国は攻めてこない!」
  ↓
攻めてきましたけど?
  ↓
9条信者「なら降伏すればいい!」〉

結局、9条信者とは、〝命乞いの降伏主義者〟であると同義だということです。

何故、ウクライナに支援の輪が広がっているのか。

〝命乞いの降伏主義者〟であることを拒否しているからではないのですか。

戦争終結に向けて、国際世論を味方につけるには、やはりウクライナが見せている徹底抗戦の姿勢しかないのだと思うものであります。




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